「これは一介のサラリーマンがマスコミやネットの情報を基に世界情勢を考察しようとする無謀な試み。
そのわずかで偏った情報と私の中にある限られた歴史認識からの帰納(歴史は繰り返す)によって導き出した仮説は真実に近づけるのか?(かずさん)」
あと2か月ちょっとで、私を含む多数の日本人が大好きなオリンピックが始まります。
場所はロシアのソチというところで、2014年2月7日から開催されます。
今回は女子フィギュアスケートの浅田真央ちゃんの金メダルに期待大ですね。
そんな中、ソチ五輪に批判的な映画をロシア政府が1億円で上映中止にしようとした事件が最近報じられましたが、私が心配しているのはソチ五輪の次の五輪、2018年の冬オリンピックがどうなるかということなのです。
その2018年の冬のオリンピックは大韓民国(韓国)の平昌(ピョンチャン)と決まっています。
なんだか名前もかわいくて、しかも日本から近くて立地的には良さそうなのですが、実は大きな問題をはらんでいるのです。
その問題とは、当地での全競技開催がどうやら絶望的であるらしいということなのです。
その主な要因は以下のとおり
1 雪不足(平昌の年間積雪量はわずか26cmとか)
2 施設整備困難
(1)アルペン競技開催困難(特に滑降のコース設定は標高差不足で絶望的)
(2)ボブスレー・リュージュ施設なし
(3)宿泊及び輸送力の不足(高速鉄道建設白紙を政府が発表済み)
これらの問題が潜在的に存在することは2011年の開催都市決定時にすでに分かっていた話であるのに、なぜ他の立候補都市のフランス(アヌシー)やドイツ(ミュンヘン・ガーミッシュ)に競り勝てたのか?
過去の同種の事例から推測すると、IOC委員を強力に口説き落とした(買収)としか解釈することは不可能であろう。
その際に、潜在的な問題の解決策としては、冬季オリンピック開催実績のある日本の協力によって解決できるというような説明がなされ、それをIOC委員は善意に解釈して、開催決定の後押しになったと私は推察する。それは次の記事に繋がるのだろう。
【参考記事】
日韓が五輪成功へ全面協力 18年冬季と20年夏季 両国会長が会談 2013.9.10 11:26 産経ニュース
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長と韓国オリンピック委員会(KOC)の金正幸会長は東京五輪決定翌日の9日、ブエノスアイレスで会談し、韓国で開催される2018年平昌冬季五輪と20年東京夏季五輪の成功に向け、全面的に協力することで合意した。
日韓関係が冷え込む中、東京の五輪招致成功を機に新たな動きが生まれる可能性もある。日本には過去2度の冬季五輪を開催したノウハウがある一方、韓国は昨夏のロンドン五輪で日本の倍近い金メダル13個を獲得するなど近年は競技力で勝っている。両者は選手の交流も促進させる。(以上、引用)
スポーツで日韓が協力することは良いことだと思うが、サッカーでの韓国側の反日の振る舞いなどを考えると、この韓国(KOC)から日本(JOC)への協力の呼び掛けは何か魂胆があると思わざるを得ない。日本のノウハウに期待しているということなのであろうが、肝心の韓国政府や国民からはそんな期待があるような感じはしない。
いや、韓国は日本に協力をお願いする気はさらさらなさそうだ。(オリンピック関係者を除き)。むしろ、日本政府が何度呼びかけても日韓首脳会談をする気はないし、東京オリンピック招致の際には、原発の危険性を世界に訴えて、東京を追い落とそうとしたくらいだし。
とすれば、比較的良好だった以前の日韓関係ならともかく、今の日本は韓国に協力する雰囲気も出てこない。
さらに調べてみると、平昌オリンピックの公式サイトHPに掲載している世界地図にはまるで日本が存在して無いかのように、隠されて表示されているのである。

朝鮮半島を大きくした結果、日本が見えなくなったということなのだろうが、普通の感覚なら国を隠されるような描き方にその国民が不愉快になるであろうことは想像がつくはずだし、普通はそうまでして自らを目立たそうと思わない。万に一つでもこれが意図的でないなら、直ちに修正するなり配慮してしかるべきなのではないか?(ちょっと怒り!)
注:なお朝鮮半島全体を大きくしているがこれは、大韓民国領土は憲法において朝鮮半島全体と明記してあるからだと思われる。副次的に南北共催的な意味合いも持たせているものと思いますが・・・。
ちなみに本記事を書き始めたときには、どうすれば平昌でオリンピックが開催できるのかとの思いだったが、世界地図から日本を消去することを何とも思わない人々に対し、人間形成が不十分な私としては、韓国を快く助けようという気がどうしても起きませんね。
という私的な怒りは置いておいて、2018年の冬のオリンピックはどうなるんだろうか?
結論は、結果的に2018年冬季と2020年夏季の連続日本開催となる。たぶん、そうなるでしょう。
【歴史予想】
財政事情を理由に韓国はオリンピックの施設整備を遅々として進めない中、2015年末ついにIOCが平昌オリンピックでの全競技開催に不安を覚え、日本に水面下でアルペン競技などの実施可能性を打診。
それに対し、日本は運営の難しい競技の実施を可能と回答し、IOCと国際スキー連盟は韓国の返上を待つが一向に返上しないので、一部競技開催は困難と判断し、それらの日本での開催を韓国に要請。韓国は表面上は日本での一部競技の開催に反対しつつ、自国選手の活躍が期待できず、運営も難しいスキー競技などを日本で開催してもオリンピック憲章上、共催扱いとならないことを確認してIOCに返上回答し、日本に譲る。
オリンピック開催に先立つ聖火リレーでは共催でないからと日本には立ち寄らず、逆に竹島(韓国名「独島」)には立ち寄って、韓国領であるかのごとく振る舞って世界に大々的にアピール。
終了後は、韓国で初めて開催された平昌オリンピックは大成功と韓国は発表。
韓国で開催できなかった競技はIOCの要請に応じて日本が快く引き受けて実施するも、オリンピックの大会名称に日本の名は残らず、日本で開催した競技の運営が世界から賞賛されれば、日本は韓国で出来る競技を横取りしたと反日材料になり、逆に万一、競技運営に失敗(死亡事故の多いアルペン競技やリュージュでの事故など)でもすればここぞとばかりに日本を非難するだろう。
私の歴史予想はこんな感じです。(というか誰でも想像できる予想ですね(笑))
それでも日本は世界のために韓国での開催できない競技を引き受けるべきであろう。
誰が見ても損な役割を引き受ける、それこそが日本国であり、日本国民の真骨頂である。
さて、みなさま、いかがでしょうか?
皆様の応援が励みになります。
ポチッとお願いします。<m(__)m>
↓

にほんブログ村
【追記】日本人てホントに損しています。
↓俊夫くんのけなげさに涙が出て、本当に複雑な気持ちになるお話はこちら
僕は死んで当然の日本人です。
【追記2】(2014/07/22)
いよいよ韓国・平昌冬季五輪返上か?
世界情勢は、ウクライナでのマレーシア航空機撃墜やイスラエル・パレスチナ紛争の激化が大きな問題となっているのだが、その陰で衝撃的な辞意表明がなされた。
「韓国・平昌冬季五輪の組織委会長が辞意表明」
【追記3】(2014/11/21)
IOCの責任回避の魂胆丸見えの救済策(共催容認)が動き出しましたね。
最近のコメント