【映画】ソハの地下水道
【解説】
第2次大戦時、ナチスが支配するポーランドでユダヤ人を地下水道にかくまっていた男の実話をもとに映画化したドラマ。監督は、「太陽と月に背いて」「僕を愛したふたつの国 ヨーロッパ ヨーロッパ」などで知られるポーランド人女性監督アニエスカ・ホランド。1943年3月、ナチス占領下のポーランド。地下水道で働くソハは、迷路のように入り組んだ地下に盗品を隠しながら日々をしのいでいた。そんなある日、ゲットーからトンネルを掘って逃げてきたユダヤ人たちを見つけたソハは、最初は金目当てで彼らをかくまうが、次第に気持ちを通わせていき……。2012年・第84回アカデミー外国語映画賞ノミネート。
【スタッフ】
監督アニエスカ・ホランド
脚本アニエスカ・ホランドデビッド・F・シャムーン
撮影ヨランタ・ディレフスカ
美術アーウィン・プリブ
【キャスト】
ロベルト・ビェンツキェビチ レオポルド・ソハ
ベンノ・フユルマン ムンデク・マルグリエス
アグニェシュカ・グロホウスカ クララ・ケラー
マリア・シュラーダー パウリナ・ヒゲル
ヘルベルト・クナウプ イグナツィ・ヒゲル
キンガ・プライス バンダ・ソハ
【作品データ】
原題 In Darkness
製作年 2011年
製作国 ドイツ・ポーランド合作
配給 アルバトロス・フィルム、クロックワークス
【ひと言】
常々言っているが、戦争の不条理さをリアルに描けるのは映像であり、映画が最高の舞台だと思っている。その中でも、ホロコースト(虐殺)は、究極の題材となるのであるが、あまりに重く苦しく、観るのに気合がいる題材でもある。ネットで本作品はホロコーストものであるがユニークなストーリーであり、アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品ということで観たのであるが、やはり重く苦しい場面が多々有り、疲れきってしまった。それでも、主人公ソハのぶっきらぼう振りとその奥さんの影ながらの献身振りが観ていて気持ちが良い。
追記:ナチスドイツのユダヤ人虐殺は今なお映画にされている。戦争は残虐そのものであるが、今なお断罪され続けるドイツの人はどう思っているのだろうか?中国や韓国では、同じように日本軍の残虐さが描かれ続けているのだろうか?
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