
大会名:鋸山アドベンチャーフェスタ・第3回鋸山トレイルランレース
開催日:2012年12月8日(土)・9日(日)
開催場所:千葉県鋸南町、富津市(鋸山周辺の山岳・丘陵エリア)
種目1:トレイルランレース28kmコース 500名
種目2:トレイルランレース14kmコース 300名
制限時間:28kmコース 6時間30分 14kmコース 4時間
スタート地点:保田中学校
アクセス:電車 JR内房線保田駅下車徒歩10分
車 駐車場有り、館山道路IC至近

28kmコースに参加し、結果は4時間29分43秒で無事完走しました。
ランニングのお師匠様は、3時間45分でした。さすがです。
帰路は強風で、内房線は風で一部不通となり、遅延と代替バス輸送で3時間かかって帰りました。
ポイント
1 強風でスタート15分遅れ。(電車も遅れ、東京湾アクアラインも通行止め)
2 水不携帯作戦
3 師匠と最後尾スタート
4 前代未聞の大集団でのコースミス(半分以上)
5 鋸山大渋滞
6 14kmの部の選手とコースバッティング
7 衝撃の10km地点
8 非日本的な採石場の風景
9 後半の追い込み
10 駅まで猛ダッシュ!

内房線で向かいます。木更津を過ぎるとガラガラになりました。

向かいに座ってる他人のお二人、ともに参加者でした。右のお兄さんは、ランナーの格好ですが、左のきれいなお姉さんは、ブーツにマフラー、コートと休日デートに向かうようにも見えますが、胸に抱えているものが、トレラン専用のザックなので、バレてしまいます。

暴風で東京湾フェリーも運休、列車も超徐行で進みます。
車窓から見える東京湾も派手に白波が立っていますね。

20分遅れの8時50分に内房線保田駅到着。背後に見えるギザギザの稜線を持つのが今日の舞台、鋸山(のこぎりやま)です。駅のトイレに寄って、師匠と待ち合わせて、会場に向かいます。

会場は保田小学校です。受付は列車到着後なので長蛇の列です。バスが遅れているらしくスタートが15分延期となる旨、放送がありました。少し余裕が出来ました。

体育館で着替えます。

荷物を預けます。外は寒いので、師匠と話をしながら体育館で待ちます。

スタート5分前となったのでスタートラインのある校庭に出ます。

スタートは当然最後尾です。師匠の話ですと、序盤は道路が広いので、抜かせるとのことで、そのとおりでした。アナウンスどおり定刻15分遅れの9時45分にスタート。我われがスタートゲートを通過したのはちょうど1分経過した時点でした。

広い市街地の道路を進みます。

鋸山が、見えてきました。右側から登って、最高地点標高330mを通過し、ちょうど中ほどから浜金谷側に降りるコースです。観光地である日本寺(白い建造物のあるところ)の方までは行きません。

上りに入ってきました。

鬱蒼とした樹林の林道を登ります。(まだ走れます)

採石場(跡?)の池を右側から巻いて進みます。

採石場をだいぶ登ったところで、突然前方から大逆走が始まりました。集団でのコースミスです。ほぼ全滅したと思われます。私は10分くらいは損しました。過去2回参加している師匠はおかしいな?と思いつつ前に付いていったら間違っていたとのことです。初参加の私にはどうすることもできませんわ・・・。

江戸時代から石を運んでいたと言う車力道を登ります。

鋸山の登山口手前の第1エイドは大渋滞です。集団コースミスの結果、早い人と遅い人の差がいったんチャラになったからだと思われます。

登山口入口から大渋滞です。

まだまだ渋滞が続きます。この後も、鋸山の稜線上は、ずっと渋滞でした。

木階段もこの状態です。

5km通過です。45分経過していました。集団コースミスに大渋滞で仕方ないですね。

きつい傾斜が続きます。

鋸山最高地点標高330m通過です。応援者とハイタッチで通過しました。

鋸山から北側を望めました。

しばし舗装路を進みます。渋滞がウソのようにまばらになりました。

金谷川の支流の沢を上っていきます。足元がぬかるんで走り辛いところでした。

50mほどの隋道がありました。トンネル内は真っ暗で足元見えず怖かったです。(走りながら入口を撮ったのですが、揺れと暗さで手ぶれ補正でも補えないひどい手ブレですいません。)

またまた渋滞発生。ロープ必須の難所なので仕方ないですね。

14kmのランナーとすれ違いが生じました。ここは広いのですが、この手前はシングルトラックでのすれ違いで大変でした。

走行中は第2エイドステーションだと思っていましたが、地図見直すと第1ステーションのようです。1周して戻ってきたってことだったようです。水を不携帯の私にとっては助かりました。このあと10km地点の表示がありました。2時間15分かかっているのに、まだ10km地点という事実に衝撃を受けました。2時半発の電車に乗るの無理ジャン。

またまた渋滞発生。今度は激下りです。

10km地点からわずか27分後で15km地点の表示出現です。この山道でありえないですね。恐らく10km地点の位置が間違っていると思われます。

山道を降りるとのどかな里山でした。

12時36分。白狐峠に向かう山道に入ります。師匠は12時ちょうどに通過したそうです。

第2エイドステーションです。コーラを2杯いただきました。うれしい給水です。電車の時間に間に合わすべく、すぐに出立しました。

小さな小川を何度か渡渉します。

坂を上ります。坂の向こうに雲が見ました。気分は「坂の上の雲」です。
ちなみに白狐峠でした。

ほら、坂の上の雲でしょ!

白狐峠からの眺め。どうやら採石場に入ったようです。ここから不思議な景色が続きます。

岩肌むき出しの山にすすきにランナーです。以下、非日本的な風景が続きます。






最後の写真の切通しは地形的に強風が集まる最悪の状況となっており、まさに倒れこむように前かがみでないと進めないほど厳しいところでした。(前方のランナー達の姿がそれです。眼も開けられないながらも写真撮っている私です(笑))

集団コースアウトした道を正しく進みます。つまり復路だったのです。そして25km地点表示が出てきました。時刻は13時56分なので、電車に間に合うかもしれないと計算しました。このあと、全力疾走したので写真は有りません。この手前を含めラスト5kmは一人も抜かれませんでした。駅に向かう師匠とはゴール手前、小学校前の道路ですれ違いました。

保田小学校に到着です。このあとフィニッシュラインをめがけ、カメラを右手にラストスパートです。
記録は4時間29分40秒だと思います。そう掲示されていましたから。ゴール脇の記録証発行テントに30人くらい並んでいたので、それには並ばずに体育館に向かいます。内房線の電車の時間まで残り14分です。

女子の表彰式していました。体育館に入って、荷物を受け取って、着替えもゼッケンもはずさず、そのままダッシュで保田駅に向かいます。

ゴールに向かう選手を右手に選手より速いスピードで大きなザックを背負って保田駅に向かいます。師匠は先に向かっています。

JR内房線保田駅に14時28分に到着です。間に合いました、が、強風で電車は結局35分遅れで到着しました。しかも、この先の上総湊駅と佐貫駅間が不通でした。

上総湊駅から代替輸送のバスに乗り換えます。わずか2台で全員余裕で乗れました。しかもほとんどがランナーでした。

佐貫駅で約30分待って出発となりました。師匠と楽しい会話であっという間に時間が経ちました。

記録証です。葉書くらいで小さいです。

参加賞のエコバックです。まあ、Tシャツより良いですかね。師匠の話だと、第1回のときは地元の野菜だったそうです。不評だったとのことです。
さて、明日は筑波山登山だ!脚の筋肉痛がちょっぴり不安です。ラスト4km大爆走したもので(笑)
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