« 薬師岳【日本百名山50】 | トップページ | OSJ八ヶ岳ス-パートレイル100マイルレースの結果報告 »

2012年10月31日 (水)

【映画】籠の中の乙女

Kago
一切外の世界との接触を絶ち、家の中だけで子どもたちを育てる家族の姿を通じて、極限状態にある人間の心理を描いたシュールなドラマ。カンヌ国際映画祭"ある視点"部門でグランプリを受賞し、アカデミー賞では外国語映画賞部門にノミネートされた。出演は「パパにさよならできるまで」のクリストス・ステルギオグル。

【作品データ】
原題 KYNODONTAS
製作年 2009年
製作国 ギリシャ
配給 彩プロ
上映時間 96分

【スタッフ】
監督 ヨルゴス・ランティモス
脚本 ヨルゴス・ランティモス 、 エフティミス・フィリプ
製作総指揮 イラクリス・マヴロイディス
製作 ヨルゴス・ツルヤニス
製作補 アティナ・ツァンガリ
撮影 ティミオス・バカタキス
美術 エリ・パパゲオルガコプル
録音 レアンドロス・ドゥニス
編集 ヨルゴス・マヴロプサリディス
衣裳デザイン エリ・パパゲオルガコプル

【キャスト】
父 クリストス・ステルギオグル
母 ミシェル・ヴァレイ
娘(姉) アンゲリキ・パプーリァ
娘(妹) マリア・ツォニ
息子 クリストス・パサリス
クリスティーナ アナ・カレジドゥ

【感想】
現代を描く難しさに直面してしまったのか?オリジナルさに拘るクリエイターの行き着く先は、こんな前衛映画となって現れたといったところか。
日本では、不可思議な世界をファンタジーに傾斜するが、リアリティに拘る欧米は、ありえない世界を現実として描くのだろう。
下界と接しなければ、人間というのは、いとも簡単に社会性が欠如する。まあ、それは容易に想像が出来るのだが、シュールというには、受け入れがたい自分に少し満足した。
エンディングの唐突感は、金返せ!とみなが言うレベルなだけに、逆に天晴れかも(笑)

追記:映画鑑賞していたのは、私を含め男性3人。そのうち。一人は知り合いだった。そんな出来事もこの映画に負けず劣らず現実離れしていましたね。

« 薬師岳【日本百名山50】 | トップページ | OSJ八ヶ岳ス-パートレイル100マイルレースの結果報告 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【映画】籠の中の乙女:

« 薬師岳【日本百名山50】 | トップページ | OSJ八ヶ岳ス-パートレイル100マイルレースの結果報告 »

★誘惑サイト★


リンク

2023年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

●広告サイト●


記事画像

  • ブログ記事画像
無料ブログはココログ

◆お願いサイト◆