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2012年9月10日 (月)

【書評】ルーズヴェルト・ゲーム 池井戸潤/著

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最近、ノンフィクションの読書が続いていたので、先輩からずいぶん前に借りた小説を読んでみた。

ルーズヴェルト・ゲームとは、かの有名なアメリカのルーズヴェルト大統領が野球で最も面白いスコアと言ったのが8対7というのが起源の固有名詞らしい。

中堅メーカー「青島製作所」は創業者の野球好きもあり、社会人野球の名門であったが、最近の業績悪化と連動するように野球の成績も落ちてきた。監督と主力選手がライバルの会社に移籍、会社のリストラや主力銀行からの資金調達、ライバル企業からの買収等の動きの中で、会社の経営再建と引き替えに野球部の廃部が決まった。
その最後の試合が、因縁あるライバル企業との対戦となった。

組織の結束力とは、本業のみでは成し得ないことがあることは、社会人である私にも良くわかる。それが本著のように野球であるかどうかは、組織の文化、社風によると思うが、いずれにせよ、本業以外の何かであることは確かだと思う。

私が昔いた会社は、新興企業であり、結束力強化の意味もあったのだと思うが、まだ企業チームが強くなかったアメリカンフットボールに力を入れていたのを良く覚えている。チームは優勝したことはなかったが、我らのチームという思いを抱いたのもよく覚えている。(株主総会のときに、前列のガード要員として借り出されていた点も、大いに会社の役に立っていたと思う(笑))

本著の中では、ライバル企業のやり方が社業も野球の両方とも意地悪く汚くて、ゆえに素直に感情移入できるのが、ありがたい。そして最後に、気持ちよく、憎たらしい相手をやっつけてくれる。実社会ではなかなかこんなにうまくはいかないだろうが、読後の爽快感は、気持ちよいものだった。

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