松代城(まつしろじょう:長野県)【日本百名城26】
城 名:松代城、海津城
種 類:平城
築城年:1560年ころ
築城者:武田信玄
城 主:武田氏、織田氏、上杉氏、田丸氏、森氏、松平氏、酒井氏、真田氏
遺 構:石垣、土塁、堀
天守閣:消失(復興なし)
復 元:本丸太鼓門、太鼓門前橋、北不明門、二の丸土塁
文化財:国の史跡
所在地:長野県長野市松代町松代44
電 話:026-278-2801(真田宝物館)
スタンプ設置場所:松代城管理棟外
【ひと言】
真田氏の江戸時代の居城がなぜ百名城かと思って訪ねてみたら、元は川中島の戦いの舞台となった海津城でした。(信玄の重臣高坂昌信の居城で、第4次川中島の戦いの主戦場)
千曲川近くに位置する平城で、今は廃線となった長野電鉄屋代線の松代駅前という信じられないロケーションに静かな佇まいな保つお城でした。天守閣を復興していないことが返って好感です。
松代観光地図です。無料の市営駐車場が城跡の裏手、地図の左下にあります。
駐車場からは北側入口から城跡に入ります。途中、海津団地という住宅街をとおり抜けていきます。
現在の風景です。左奥のぎざぎざが戸隠山で、後ろの尖がった山容は高妻山だと思います。
松代城の復元図です。平城ながら千曲川近くの水源を利用した見事な水堀で防御力の高そうな城です。
追記:海津団地を通った時に珍しい名前の家を見つけました。「栗林」です。硫黄島で玉砕した栗林中将と同じ苗字です。それで思い出したのですが、大学1年の時の寮で同室だったのが理学部の「栗林くん」でした。栗林中将とは遠い縁戚といっていたし、松代に家がありました。ひょっとして?と思いましたが、さすがにピンポンは出来ませんでした。まだ、元気にしているでしょうか?大学でいつでも会えると思って、住所も聞かないまま互いに卒業してしまいました。
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