« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

2012年8月

2012年8月31日 (金)

【書評】ひとりで死んでも孤独じゃない 「自立死」先進国アメリカ 矢部武/著

歳をとって衰えても、子どもの自立を妨げるような生き方はしたくないと少しかっこよいくらいに思っていたが、本著の舞台である「自立死」先進国アメリカの人々の生き様には到底及ばない。

アメリカは一人で生きることを前提とした社会で、それは新大陸発見以来の開拓精神そのもののアメリカの伝統なのであろう。

なので、個人的に自立し続けたいと思う程度の私の覚悟程度では、将来、ぐらつくことは間違いない。(それは日本的な、家族中心の考え方で良いことでもあるのですが。)

その個人主義であるアメリカに見習うことがあるとすれば、自立した孤独死を迎えられる社会システムであろう。

高齢者が社会と隔絶されることの無い社会。特別養護老人ホームが終の棲家として整備された結果、日本では高齢者が社会と隔絶されつつあると思うのは、言いすぎだろうか・・・。

東洋的な家族主義が失われつつある今日、先進事例の1つとして、意識しないといけないことかもしれない。

2012年8月30日 (木)

【映画】ブラック・ブレッド

【映画】ブラック・ブレッド
 背景となるスペイン内戦の話はよくわからないが、内戦は同じ民族が敵同士になるから、内戦後の憎しみの連鎖を断ち切り難いものなのだろう。そしてそんな時代に生きた子どもたちは怪物になるしかなかったのだろう。

【解説】
スペイン内戦後の小さな村を舞台に、ひとりの少年がある事件を契機に恐ろしい決断を下すことになる姿を描いたミステリードラマ。カタルーニャ地方の小さな村の森の中で、少年アンドレウは親子の死体を発見する。死の直前に「ピトルリウア」と謎の言葉をつぶやく女性の姿を目撃したアンドレウは、内戦によって心に深い傷を負った大人たちがひた隠す真実に否応なしに巻き込まれ、生きていくためにある決断を下す。スペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞で、作品賞をはじめ9部門を受賞。2011年スペイン映画界の話題をさらった。

【スタッフ】
監督 アグスティ・ビリャロンガ
原作 エミリ・タシドール
脚本 アグスティ・ビリャロンガ
撮影 アントニオ・リエストラ

【キャスト】
アンドレウ フラセスク・クルメ
フロレンシア ノラ・ナバス
ファリオル ロジェール・カサマジョール
ヌリア マリナ・コマス
町長 セルジ・ロペス

【作品データ】
原題 Pa negre
製作年 2010年
製作国 スペイン・フランス合作
配給 アルシネテラン
上映時間 113分

【ひと言】
世の不条理を描くに、戦争ほどリアリティのある時代背景は無いであろう。それが内戦による場合、その不条理さは、同じ民族自ら傷つけてきたものだから、その痛みは倍増するだろう。
そしてその痛みによる世の中の歪みの影響をもっとも強く受けるのは、まぎれもなく子どもたちであろう。
子どもたちは子どもなりに、その歪みの中で、育っていく。
それにより、子どもたちが子供らしさを失っていったとしても、それはほとんど大人の責任だ。

この映画では、大人の卑劣さや鈍感さが徐々に明らかにされる。子どもたちは絶望の淵に落とされながらも懸命にそれを乗り越えようとしていく。乗り越えた先は怪物のようなかわいくない子どもになってしまうのだが、そんな子どもにしてしまったのは大人のせいであり、大人の身としては観ているのも辛いながらも、その辛さこそが明るい希望でもあるのだ。

それにしても最近、子どもに教えられる内容の映画が増えてきたような気がするのは気のせいだろうか?

ネタバレ
 主人公アンドレウの友達とその父親を殺したのは、彼が敬愛してやまない父親だった。父親は、清廉潔白でなく、数々の悪事を内戦後に生き残るため有力者の手先として実行していた。母親もそれは仕方がないと思っていた。最後にその両親の思いを受けて、有力者の養子となったが、彼に遇いに来た実の母親について、「ただの使用人」と答え、持ってきたお土産を見捨てることが、彼なりの復讐なのだった。

2012年8月29日 (水)

【映画】星の旅人たち

【映画】星の旅人たち

 旅行でなく、旅。それこそが人生の醍醐味の一つだと思っていたが、それ以上の意味がこの映画にはあった。

【解説】
俳優・監督としても活躍するエミリオ・エステベスが、実父マーティン・シーンを主演に迎え、息子を亡くした初老の男の聖地巡礼の旅を描いたヒューマンドラマ。アメリカ人の眼科医トムは、ひとり息子のダニエルが、スペイン北部ガリシア地方の聖地「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」を巡る旅の途上で不慮の死を遂げたとの報せを受ける。妻の死後、疎遠になっていた息子が何を思って聖地巡礼の旅に出たのかを知るため、トムは亡き息子の足跡をたどる。エステベスが息子ダニエルに扮し、「THE WAR 戦場の記憶」(1996)以来となる実父シーンとの親子役での共演が実現。

【スタッフ】
監督 エミリオ・エステベス
製作 エミリオ・エステベス
   フリオ・フェルナンデス
   デビッド・アレクザニアン
脚本 エミリオ・エステベス
撮影 フアン・ミゲル・アスピロス
美術 ビクトル・モレロ
衣装 タチアナ・ヘルナンデス
編集 ラウル・ダバロス
音楽 タイラー・ベイツ

【キャスト】
トム マーティン・シーン
ダニエル エミリオ・エステベス
サラ デボラ・カーラ・アンガー
ヨスト ヨリック・バン・バーヘニンゲン
ジャック ジェームズ・ネスビット

【作品データ】
原題 The Way
製作年 2010年
製作国 アメリカ・スペイン合作
配給 アルバトロス・フィルム
上映時間 128分

【ひと言】
動機は息子の死という悲しいものなのであるが、世界遺産サンティアゴ・デ・コンポステーラへの旅は、800キロにおよぶ徒歩巡礼であり、それはまさに内省を伴う、旅そのものである。
現代人においては、旅は旅行になって、家族や仲間との安全な遊びになってしまっているようであるが、人生と旅は一対のものであると古今東西の共通的な認識であることからすると、旅によって自らを見つめなおすという内省の部分についても当然に描かれるべきであり、それが本作では極めて自然に描かれている。
そして、すでに十分に年老いたマーティン・シーンにはまさにうってつけの役どころだった。

この映画での旅は聖地巡礼であり、旅人は同じ方向に歩くことになり、それは何度も顔を合わせることであり、それだけで仲間意識は当然に生れ、それでも性格的に合う合わないは当然にあって、そんな両者がうまく距離をとれない場合は、それが軋轢を生むし、フィットすれば同じ旅するもの同志の類まれなる一体感を感じることが出来るのだ。これまで放浪の旅に憧れ、何度かそれに近いことをしてきた自分には、ものすごくリアルに感じられるシーンがこの映画には随所にあった。(私の場合は、お互いの旅にエールを送れるような関係程度なのではあるが)

父は亡き息子の旅道具を使うことで息子を感じ、旅の中で疎遠だった息子とも久しぶりに対話をすることができたに違いない。
旅とは人生のやり直しすら導ける素晴らしく素敵なものであることを、これまでおそらく旅をしなかった父も感じることができ、息子との絆を再確認して、未来に進む力が湧いて来たように見えた。

この映画を観ながら、自分もこんな旅がしたいのだと、改めて強く思うことができた。
映画の中で旅はてーまとしてありふれているのだが、本作品は、自分にとっての理想的な旅が描かれていた。それはこれまで無いことだ。私にとって大事にしたい映画の1つとなった。

追記:そして、世界中を旅するためにも、共通言語である英語をもっと勉強しておかないとと思いました。まずはスピードラーニングを毎日聴くぞ!

ネタバレ
 残念ながら、特にありません(笑)

2012年8月28日 (火)

U―20女子W杯準決勝、またも日本は韓国と対戦です。

Tanaka
 女子サッカーは、ロンドン五輪のなでしこの活躍に続いて、ヤングなでしこも絶好調で、日本で開催中のU―20女子W杯予選リーグを2勝1分とし、A組1位で決勝トーナメントに進出しました。次の準々決勝は30日(木)午後7時半キックオフです。(テレビ中継はフジテレビ系列です。)
 その準々決勝の相手は韓国。10年U―17W杯決勝でPK戦の末、敗れた因縁の相手だ。(下段参照)
 竹島問題は関係ないと云いつつも、向こうはそう思っていないでしょうから、それもひっくるめて、2年前に世界一を阻まれた宿敵を下し、優勝目指して頑張ってほしいですね。
(上の写真は3試合で4得点挙げている田中陽子選手。左右両方の脚でFKを決めたポスト宮間選手ですね。)

◆U―17女子W杯トリニダード・トバゴ大会決勝韓国戦(10年9月25日)京川、横山、猶本、田中陽、浜田らが先発。前半6分に先制されるが、5分後にCKのこぼれ球を猶本が押し込んで1―1。同17分に田中陽の追加点で逆転に成功するが、ロスタイムに直接FKを決められて2―2で前半を終了。後半12分に再び勝ち越したが、同34分に追い付かれて3―3のまま延長戦に突入。120分でも決着がつかず、PK戦4―5で敗れた。

2012年8月27日 (月)

椹島(さわらじま)への林道ラン

Imgp0908先日、南アルプスに出かけて、山に登らず、二週連続の林道ランしてきたのでご報告します。

百名山のうちの2つである赤石岳と悪沢岳(東岳など荒川三山)を縦走しての日帰り登山のためには、乗り越えなければならない前提があります。一般車両の立ち入りが禁止されている畑薙第一ダム脇の沼平ゲートから椹島(さわらじま)までの約18kmの林道をどう攻略するかです。

東海フォレストの送迎バスがもっとも楽で、ほとんどの人は何の疑問も無く乗っていると思われますが、山小屋に泊まる人しか利用できません。それ以外の人、主にテント泊の人は歩いて進むことになります。いずれにせよ、ここのこのシステムでは私の日帰り登山とは相容れません。なので自力で進む必要があります。

ネットで検索してみると、林道を自転車で進むのが有力な手段のようですが、私は自転車を持っていません。かつて景品で当てた折りたたみ自転車はフリーマーケットで1万円で売ってしまいましたし(笑)

というわけで素直に走って向かうことにしたのですが、では何時に出発するのか?
3時過ぎに出発して日帰り登山を実現された猛者が居られますが、私の力ではとてもその時間では無事の帰還はおぼつかないと思われます。

なので午前1時の真夜中に出発しようとしたのですが、夜中に到着直後に見た熊看板に戦意消失。午前6時の遅い出発になりました。これでは、日帰り登山は不可能です。次回に向けての偵察をかねて、椹島(さわらじま)への林道ランに切り替えました。

Imgp0815沼平ゲートです。一般車両通行止めです。Imgp0816この通行止めの看板にビビって午前1時スタートを止めました。この熊の看板、真夜中に見たら怖かったんです。 静岡市役所やりますね。Imgp081705:57沼平ゲートを通過し、ここからスタートです。 Imgp0818すぐに関係者の車両がゲートを通過して来ました。 Imgp0821登山者を乗せたバスも通り始めました。 Imgp0822東海フォレストの看板です。右下の位置図の現在地が一番下ですね。 Imgp0823_2関係車両の許可証です。 Imgp082506:38電柱に沼平から1km毎位で距離表示があります。Imgp0826 Imgp0829中ノ宿つり橋です。ここには多くのつり橋がありました。 Imgp0832樹林限界を超えて樹林の無い山頂部が見えました。ひょっとして悪沢岳?あとで調べてみます。 Imgp0833 赤石ダムです。Imgp0835 赤石湖は緑色です。Imgp083708:02聖岳登山口です。Imgp0841また1台バスが通過しました。未舗装路で砂塵がものすごいです。 Imgp0842沼平ゲートから16km地点です。 Imgp0844 南アルプスライブカメラと書いてあります。赤石岳を写しているようです。(たぶん牛首峠辺りだと思います。)Imgp0845 カメラが先端についています。Imgp0846 そのカメラの方向を見ると、山頂部が見えました。Imgp0847_2拡大すると、赤石岳の山頂部が見えました。ここからしか赤石岳は見えませんでした。 Imgp0848 赤石岳登山口です。Imgp0850 沼平の車の中で出発準備していたら2台のバイクの登山者が通過していました。彼らの自転車だと思われます。Imgp0851_208:28到着です。所要時間2時間35分でした。上りは疲れない程度に走り、ほとんど歩きました。距離は16.5kmくらいと思われます。

さわら島ロッジの記事はこちらです。

1時間半ほど、ゆったりくつろいで、林道ランで帰路に着きました。帰りは下り基調ということもあり2時間で着きました。これで沼平ゲートからさわら島へのルートがわかりました。熊鈴を付けて、慎重に進めば、深夜の出発も大丈夫そうです。次は、ビビらずにできそうです。

番外編
Imgp0909快調に帰路走っていると、路上に何かが・・・

Imgp0910へびです。そういえば、マムシ注意って書いてあった。マムシですかね?おそるおそるへび前方を通過しました。この後、1分くらいすると後ろから軽トラックが私を抜かしていきました。ということはこの蛇、タイヤに轢かれたのかな?

最後に畑薙第一ダム脇にある沼平ゲートまでのアプローチですが、これまた大変です。
ここらは静岡県の静岡市なのですが、東名高速の清水ICから一般道を90kmも進む山奥です。
しかもこの山道の最後の60kmは、コンビニ一軒も無く、大部分が離合できない狭い曲がりくねった道でした。オクシズ(奥静岡)と呼ばれるだけのことはあります。

2時間はゆうにかかります。普通に2時間半ですね。ナビでは3時間表示でした。

追記:2年後に南アルプス(赤石岳・悪沢岳)日帰り登山を実現しました。

2012年8月26日 (日)

椹島ロッヂ

Imgp0853南アルプス国立公園南部の登山基地である椹島(さわらじま)にあるお洒落なロッヂです。
先日の林道ランで立ち寄りましたのでご報告します。

場所ですが、静岡市の北、最深部です。「オクシズ」と呼ばれる中の最奥にあります。
Imgp0843この地図の最南端からマイカーは入れません。さわら島までこの辺りの山小屋宿泊者の送迎のバスが出ています。

さわら島は、島というだけあって、山奥ながら非常に大きな平らな場所です。かつては林業の中心地として800人あまりがここに住み込みで働いていたそうです。今は、南アルプス南部の登山基地として、きれいに整備されています。

Imgp0851 林道から大井川の河原に下ります。

Imgp0854左の建物が公衆トイレ、水洗です。奥が椹島ロッヂです。

Imgp0855Imgp0856とってもお洒落なロッジです。

お腹がすいたので朝食をいただくことにしました。トーストセット(650円)です。Imgp0861

席から見える風景
Imgp0863前方

Imgp0864後方には自家製果実酒がおいてありました。

外でも食べられますが、すでに陽が高く暑いので止めました。

Imgp0865その外から見たロッジ

前面には広大な芝生の広場とテントサイト(幕営地)があります。Imgp0869

あとで調べてみると、なんと市営、つまり静岡市が運営していました。びっくりです。

テントサイト(幕営地)もきれいで平らな広々とした芝生で、しかもお風呂まであるという快適さです。
逆にいうとアルペン気分がありません(笑)

すでに登山に出発してしまったのか人気の少ない8月の土曜朝9時でした。

水辺の広場という看板があったので河原に下りましたが、まだ何もありませんでした。
Imgp0870Imgp0873 Imgp0874

防水カメラで水中を写してみます。Imgp0876見事な清流ですね。 (撮影PENTAX WG-1)

Imgp0868 南アルプス白簱史朗写真館もあり、家族でゆっくり過ごすのも良いかも。

このあと、荒川三山と赤石岳登山を終え、バス待ちの先輩登山者と話をしました。
娘夫婦が稲毛海岸にいるとか、北海道の斜里岳の登山道脇にヒグマの巣があって、最初にそこを通り人は必ずヒグマに会うとか、熊撃退スプレーは北海道では必需品であるとか、山離婚(登山ばかりして離婚すること)の話とかしました。

あれもこれも、沼平ゲートにあったド迫力の熊看板にビビッたことによる効用でした。

椹島ロッヂの公式サイトはこちら

2012年8月24日 (金)

【書評】「お手本の国」のウソ 田口理穂ほか/著

歴史的に見て、日本は先駆的な取り組みをおこない成功した外国の真似をするのが極めて得意な国柄な気がする。そんな日本が現代においてお手本とする国の実情をその国に在住する日本人がその実体(本著では「ウソ」と呼んでいる)を明らかにしてくれるのが本著である。

メニューは以下の7つ
 フランスの少子化対策
 フィンランドの教育
 イギリスの二大政党政治
 アメリカの陪審裁判
 ニュージーランドの自然保護
 ドイツの戦争責任
 ギリシアの観光政策

1つ言えることは、どの国も試行錯誤しつつ、したたかに政策実行しているということだ。
日本が表面的に単純に真似してもなかなか効果は出ないことが良くわかりました。

ま、それでも日本は自国にあった形に修正しつつ、やり遂げてくれるでしょう。って、ちょっと楽観過ぎますかね。

2012年8月19日 (日)

仙丈ケ岳【日本百名山78】

Imgp8923
標高3033m 長野県・山梨県 ↑双児山からみた仙丈ヶ岳

頂上部に3つのカールを抱えるたおやかな峰。カールの広さを「千畳」としてこの名がある。山稜は南ア有数の高山植物群生地。(日本百名山地図帳より引用)

2012/08/19 日帰り 山頂往復17km+北沢峠-広河原ランニング10.2km 
05:08 芦安市営駐車場
05:30 芦安バス出発
06:25 広河原バス着
06:50 広河原バス発車
07:15 北沢峠バス着
07:16 北沢峠登山口
08:05 大滝ノ頭
08:38 小仙丈ヶ岳2855m
09:17 仙丈ケ岳3033m
09:27 下山開始
09:38 仙丈小屋
09:59 馬の背ヒュッテ
11:04 大平小屋
11:16 北沢峠
12:22 広河原着
12:32 広河原タクシー出発
13:15 芦安市営駐車場着

【ひと言】天候今ひとつなれど、今年初のアルプス行。ガスっていて展望無しも、人生初の雷鳥との遭遇。予想外の雪渓歩き。そして北沢峠から広河原までのランニング下山。思い出深い山行となりました。

Imgp0654 Imgp0655 Imgp0656 Imgp0657 Imgp0658 Imgp0659 Imgp0660 Imgp0661 Imgp0662 Imgp0663 Imgp0664 Imgp0665 Imgp0666 Imgp0667 Imgp0668 Imgp0668_2 Imgp0669 Imgp0670 Imgp0671 Imgp0672 Imgp0673 Imgp0674 Imgp0675 Imgp0676 Imgp0677 Imgp0678 Imgp0679 Imgp0680 Imgp0681 Imgp0682 Imgp0683 Imgp0684 Imgp0685 Imgp0686 Imgp0687 Imgp0688 Imgp0689 Imgp0690 Imgp0691 Imgp0692 Imgp0693 Imgp0694 Imgp0695 Imgp0696 Imgp0697 Imgp0698 Imgp0699 Imgp0700 Imgp0701 Imgp0702 Imgp0703 Imgp0704 Imgp0705 Imgp0706 Imgp0707 Imgp0708 Imgp0709 Imgp0711_2 Imgp0711_3 Imgp0713 Imgp0714 Imgp0715 Imgp0716 Imgp0717 Imgp0718 Imgp0718_2 Imgp0719 Imgp0720 Imgp0721 Imgp0722 Imgp0723 Imgp0724 Imgp0725 Imgp0726 Imgp0727 Imgp0728 Imgp0729 Imgp0730 Imgp0731 Imgp0732 Imgp0733 Imgp0734 Imgp0735 Imgp0736 Imgp0737 Imgp0738 Imgp0739 Imgp0740 Imgp0741 Imgp0742 Imgp0743 Imgp0744 Imgp0745 Imgp0746 Imgp0747 Imgp0749 Imgp0750_2 Imgp0751 Imgp0752 Imgp0753 Imgp0754 Imgp0755 Imgp0756 Imgp0757 Imgp0758 Imgp0759

2012年8月18日 (土)

【書評】絶望の国の幸福な若者たち 古市憲寿/著

Zetsu
まずタイトルが秀逸なルポルタージュだ。
絶望の国に、幸福な若者がいるとは、摩訶不思議なおとぎ話のようだ。

そしてこのタイトルだけで、日本のことを書いているのだと簡単に推測できるのだが、それ自体、よくよく考えてみると、私を含め何とも能天気な日本の幸せな中高年なのでもある。

以下、本文からの引用である。

確かに「恋人がいない」とは笑って話せるけど、「友人がいない」とはなかなか笑って話せない。しかし現代日本には、恋人や友人に依存しない形で、承認欲求を満たしてくれる資源が無数に用意されている。しかも、結果的にそれは広義の「友人」を増やすツールにもなる。

どんなに悪い労働環境で働いても、どんな不安を抱いていたとしても、仲間のいるコミュニティに戻ればいいのだ。経済的な不満も、未来を感じる不安も、様々な形で提供されるコミュニティが癒してくれる。
それこそが若者が反乱を起こさない理由の一つでもあるのだけれど、他に選択肢がないんだから仕方ない。

「お金持ち」を目指そうと思ったら、ゴールはほぼ永遠にやってこない。この資本主義社会で買えないものはほとんどないからだ。そういった「ナンバーワン」を目指すレースから早々と降りてしまうのは、省エネで幸せになる方法でもある。(引用は以上)

どうやら現代の若者は「将来の貧困より、今の承認(友だちごっこ)の方が重要」らしい。
インターネットが普及したことで、承認されないことを、機会の少なさのせいにできなくなったことを考えると、インターネットなしで生きられない現代の若者がそこにあるのだろう。
そういう意味では、上から目線というより、少し長く生きている人生の先輩として、同情を禁じ得ない。

筆者はかなり若い若者である。
本著の分析の明快さ、文章の上手さから、著者の明晰さが溢れている。
今後の彼の活躍に期待したいですね。

さて、我が家のことですが、承認欲求を満たす便利なツールを父親から与えられていないうちの息子たちは、どうなんだろうか?
選択肢がない以上、リアルに学校の友達と遊ぶしかなく、現にそうしているようなので、それはそれで良いと思うことにする。(笑)

2012年8月17日 (金)

竹島問題に思う

Takeshima
ブログに政治的なことは書かない信条を曲げてまで、今回は書いてみる。

実はこの件でものすごく腹が立っている。腹が立つのは自分自身に対してだ。

どういうことかというと、歴史をこよなく愛し、国際政治に興味を持つ私が、韓国政府、韓国の大統領、韓国のマスコミの発言や論調に対し、耳を塞ぎたくなって、目をそむけたくなっているのだ。

結構好奇心の強い私ですらこういう状態なのであるから、巷の多くの人は、もう、どうでもよくなっているのではないかと・・・。

このどうでもいい感って、私もあるので、共感できるのですが、果たしてこれで問題が沈静化するのでしょうか?

「つまり、今回の竹島問題で譲歩して、われわれに明るい未来があるのでしょうか?」

答えは明るくなりそうも無いですよね。たぶん、譲歩の結果、彼らの要求はさらにエスカレートするでしょう。

これまでと同じように竹島問題から逃げても、彼らはさらなるゴリ押しをしてくるのが目に浮かびます。

さすれば、われわれはどうすれば良いのか?

嫌ではありますが、耳を塞がず、関心を持って、時の政府が逃げ腰にならないように、世論としてしっかりと支えるほかないのでしょう。とてつもなく面倒な話ですが、対馬も領土と主張している国に対して、譲歩によって得られるものは、何も無いのですから・・・。

あー、書いてて虚しすぎますね。でも、それしか明るい未来はありそうもない。
ほんと、無くなって欲しいね。(笑)

追記:
嫌われたくないという日本人の特性を知っていて韓国や中国は言いたい放題なのかもしれない。
 そういう高等さがあれば、対処のしようもありますが、実際どうなんでしょうか?
 かつての敵国アメリカがよくわからない日本を徹底研究したように、われわれも韓国や中国を研究しないといけない気がします。
 つまり日本はその努力と忍耐から逃げてちゃダメでしょう!

追記2:
 韓国を知るべく14年前に現在の事態を予測していたかのような著作に出会えました。
 その本の名は「韓国は一個の哲学である
 参考まで我が書評にリンクを張りましたので、興味のある方はご覧下さい。

2012年8月12日 (日)

ロンドン五輪 日本選手メダリスト一覧

Imgp0641

1位 メダル 7個

 ボクシング 男子ミドル75kg級 村田 諒太Imgp0647

 体操・体操競技 男子個人総合 内村 航平Imgp0648

 レスリング 女子フリースタイル48kg級 小原 日登美Imgp0643

 レスリング 女子フリースタイル63kg級 伊調 馨Imgp0645

 レスリング 女子フリースタイル55kg級 吉田 沙保里Imgp0644

 レスリング 男子フリースタイル66kg級 米満 達弘Imgp0616

 柔道 女子57kg級 松本 薫Imgp0646

2位 メダル 14個

 水泳・競泳 女子200m平泳ぎ 鈴木 聡美Imgp0617

 水泳・競泳 男子200m背泳ぎ 入江 陵介Imgp0635

 水泳・競泳 男子4×100mメドレーリレー 入江 陵介、北島 康介、松田 丈志、藤井 拓郎Imgp0636

 サッカー 女子 鮫島 彩 、岩清水 梓 、熊谷 紗希 、近賀 ゆかり 、宮間 あや 、阪口 夢穂 、川澄 奈穂美 、大野 忍 、田中 明日菜 、福元 美穂 、安藤 梢 、高瀬 愛実 、矢野 喬子 、澤 穂希 、海堀 あゆみ 、大儀見 優季 、丸山 桂里奈 、岩渕 真奈

 体操・体操競技 男子団体 加藤 凌平、田中 和仁、田中 佑典、内村 航平、山室 光史

 体操・体操競技 男子種目別ゆか 内村 航平

 ウエイトリフティング 女子48kg級 三宅 宏実Imgp0637

 卓球 女子団体 石川 佳純、福原 愛、平野 早矢香Imgp0642

 フェンシング 男子フルーレ団体 太田 雄貴、千田 健太、三宅 諒、淡路 卓Imgp0638

 柔道 男子60kg級 平岡 拓晃

 柔道 男子73kg級 中矢 力

 柔道 女子78kg超級 杉本 美香

 バドミントン 女子ダブルス 藤井 瑞希、垣岩 令佳Imgp0639

 アーチェリー 男子個人総合 古川 高晴Imgp0631

3位 メダル 17個

 陸上競技 男子ハンマー投 室伏 広治Imgp0640

 水泳・競泳 男子400m個人メドレー 萩野 公介

 水泳・競泳 女子100m背泳ぎ 寺川 綾

 水泳・競泳 男子100m背泳ぎ 入江 陵介

 水泳・競泳 女子100m平泳ぎ 鈴木 聡美

 水泳・競泳 男子200mバタフライ 松田 丈志

 水泳・競泳 男子200m平泳ぎ 立石 諒

 水泳・競泳 女子200mバタフライ 星 奈津美

 水泳・競泳 女子4×100mメドレーリレー 寺川 綾、鈴木 聡美、加藤 ゆか、上田 春佳Imgp0649

 水泳・競泳 ボクシング 男子バンタム56kg級 清水 聡

 バレーボール 女子 中道 瞳、竹下 佳江、井上 香織、大友 愛、佐野 優子、山口 舞、,荒木 絵里香、木村 沙織、新鍋 理沙、江畑 幸子、狩野 舞子、迫田 さおり

 レスリング 男子グレコローマン60kg級 松本 隆太郎

 レスリング 男子フリースタイル55kg級 湯元 進一Imgp0633

 柔道 男子66kg級 海老沼 匡

 柔道 男子90kg級 西山 将士

 柔道 女子63kg級 上野 順恵

 アーチェリー 女子団体 早川 漣、蟹江 美貴、川中 香緖里Imgp0632

【ひと言】
 日本のロンドンオリンピックでのメダル総数は38個で、2004年のアテネ五輪の37個を抜いて史上最多となりました。
 (ちなみにアテネの時は金16個でした。)

 日本選手の活躍は日本の誇りですし、日本に元気与えてくれましたね。

 さてと、祭りは終わりました。

 こちらも日常に戻りますかね。(笑)

2012年8月11日 (土)

サッカー日本男子、韓国に完敗、メダルならず

韓国は後半12分にもカウンターで1点追加。結局2対0で試合終了。
(後半42分の吉田選手のヘディングゴールが大津選手のキーパーチャージで認められず幻のゴールもありました。)

韓国のカウンター2発に、日本の弱さも出て、韓国に完敗しました。

韓国はサッカーで初の銅メダル。アジア同士の3位決定戦にアジアのレベルの高さを証明できました。

アジア予選で韓国と同じ組だったら、五輪に出場できなかったかも、ぐらいの違いがありましたね。

五輪では、守備が安定し、カウンター攻撃の精度も上がり、先制逃げ切りで快進撃を続けてきましたが、逆に先制されて相手が守備重視になると、それを突破するだけの攻撃力は無いことが、明らかでしたね。

次に活かしましょう!

ロンドン五輪 男子サッカー3位決定戦 前半終了

日本対韓国の3位決定戦、韓国1点リードで前半終了です。

日本は良い攻撃が続きながらも、点が取れず、攻めていた時に韓国にボールを奪われて、パク・チオン選手にボールがわたり、一人で抜け出して、ディフェンダー4人をかいくぐってのシュートでした。それが前半38分。Imgp0590 Imgp0591 Imgp0592

いつもながら韓国選手のフィジカルとメンタルの強さは目を見張りますね。目の前で自分の方に蹴られても、前を向いたまま逃げない。(日本選手は、背中を見せることが多い。)

それが逆に、前半で韓国はイエローカード3枚もらってもいますが・・・。(日本は1枚)

日本の攻撃は多彩なので、後半に期待です。
(グランドが荒れているので、日本のパスサッカー向きでないのが気になりますが・・・)

2012年8月 7日 (火)

【テレビ】激走!富士山一周156キロ~ウルトラトレイル・マウントフジ~再放送決定!

NHK BS1でUTMFの特集番組の再放送が決定していました。

8月13日(金)午後7時からです。

ロンドンオリンピック終了直後ですね。

ちらっと私が映ったシーンはこちら↓

http://run-run-kazu.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-203a.html

もう一回見ようっと!(笑)

なでしこジャパン、五輪決勝進出、悲願のメダル獲得です!

後半、日本が2点目を取ってからは、フランスが怒涛の攻撃!

後半72分に日本のパスミスからサイドをえぐられてのセンタリングからのシュートで1点返され、後半78分にペナルティエリアで阪口選手がファールでペナルティーキックを与えて絶体絶命のピンチ。

これをフランスの選手がゴール右端で外して、フランス絶叫、日本は安堵!

その後もフランス怒涛の攻撃で、シュートは後半だけで20本以上打たれ、サンドバック状態。

キーパー福元選手のスーパーセーブ連発で、ロスタイムだけでの危ないシーン連発でしたが、凌ぎきって勝利しました。

これで、決勝進出、メダルは金か銀で決定です。

あー、それにしても疲れた疲れた。

なでしこジャパン、五輪準決勝前半で先制です。

ロンドン五輪女子サッカー準決勝の日本対フランス観戦中です。

前半31分、日本の最初のシュートが嬉しい先制ゴールとなりました。

宮間選手の正確なフリーキックがちょうどキーパーとディフェンダーの間に飛んで、キーパーが前に出るも捕り損ねて、こぼれたところを大儀見選手が押し込んでのゴールでした。(私が見たところ大儀見選手の脚には当たらず、フランスのオウンゴールの気がしましたが・・・。)

P8073592P8073636P8073640 P8073655

そして後半早々に、宮間選手のフリーキックに阪口選手のヘディングでのシュートがゴールネットを揺らして2点目とりました。

もはや、なでしこの勝利は間違いないですね。

2012年8月 6日 (月)

ロンドン五輪 女子マラソン見ながら眠ってしまいました。

連日のオリンピックテレビ観戦に疲れが出たのか、日曜のゴールデンタイムにテレビ放映と絶好の視聴条件が整った日本期待の女子マラソンでしたが、25km過ぎから記憶がありません。

眠ってしまったようです(笑)

4時間ほどして(午前2時)起こされて、テレビをつけると、32km過ぎの女子マラソンが映っています。

結果を知らないので、そのまま見ることにします。

画面上では、ケニア3選手、エチオピア1選手、ロシア1選手が飛び出して先頭集団が5人に絞られつつありました。

眠る前に先頭集団にいた日本人選手(尾崎選手、木崎選手、重友選手)は、上位争いには加わっていないようです。

そのうち世界女王でもあるケニアのキプラガト選手がまず遅れ始め、先頭集団が4人となりました。オリンピックではよくある終盤での4人の先頭集団ですが、このうちひとりは4位、メダル無しという過酷な結果が待っています。

結局、ゴールまで見てしまいました。優勝タイムは2時間23分7秒。シドニー五輪の高橋尚子選手の五輪記録をを破ってのゴールでした。

結果は、1位金メダルはエチオピアのゲラナ選手、2位銀メダルはケニアのジェプトゥー選手、3位銅メダルはロシアのペトロワ選手、無念の4位はケニアのケイタニ選手でした。

マラソン王国のケニアは、またしてもオリンピックでの金メダル獲得は出来ませんでした。
ひとつのジンクスと化していますね。

日本選手は、トップと4分遅れの16位に木崎選手、19位に尾崎選手、79位に重友選手でした。
マスコミ的には「マラソン、日本女子惨敗」となるでしょうかねえ。

私的には、悪条件の中、よく頑張ったと思います。3選手、お疲れ様でした。

シドニー、アテネ五輪で高橋尚子選手と野口みづき選手が金メダルを取った頃は、両選手とも2時間20分を切る、タイム的にも彼女らは世界最高の選手の一人でしたからね。

今回の3選手は、持ちタイム的には2時間23分台。今回の五輪コースはカーブが多いことから、スピードが自ずと変化させられ、結局消耗しやすく、日本選手向きではなかったようですね。

日本の男子マラソンは、タイム的には世界との差が大きすぎます。藤原新選手が日本人最高で2時間8分台。30年前、世界記録に迫っていた日本男子(宗兄弟や瀬古選手)の記録と大して違いがありません。それでも期待してみてしまうのが、オリンピック。日本選手の劇走に期待です。

2012年8月 5日 (日)

花火の写真その2

千葉市美浜区で開催された2012幕張ビーチ花火フェスタ(千葉市民花火大会)の写真その2です。

P8043198P8043207 P8043212_2 P8043213 P8043248チーバくんの花火です。見た目ではきれいに見えましたが、写真だと今ひとつですが、お許しください。 P8043259 P8043260 P8043265 P8043266 P8043282 P8043293 P8043312 P8043212

素人の普通のデジカメなのでなかなかうまく撮れていませんが、お許しください。
その1より色が出ているのはカメラが違うせいだと思います。

P8043320
P8043339P8043340P8043351 P8043357 P8043363 P8043369 P8043375 P8043378 P8043395 P8043396 P8043407 P8043409 P8043413 P8043421 P8043422 P8043423 P8043424 P8043425 P8043426 P8043427 P8043428 P8043429 P8043430 P8043431 P8043433 P8043434 P8043435 P8043436 P8043465 P8043466 P8043519 P8043576 P8043579 P8043584

揺れる船上からの写真でしたが、洋上からならではの海面の反射がきれいな写真がお気に入りです。

花火の写真

千葉市美浜区で開催された2012幕張ビーチ花火フェスタ(千葉市民花火大会)の写真です。

水上花火は初めて見ましたが、海上からは迫力あるとともに、海面の反射がとてもきれいでした。

Imgp0445Imgp0450 Imgp0449 Imgp0453_2Imgp0451

QVCマリンフィールドの前での連続打ち上げ花火はまぶしく綺麗です。

Imgp0447Imgp0448Imgp0460

打ち上げ花火スターマインはもちろん綺麗で情緒があります。

Imgp0454Imgp0455Imgp0456Imgp0457Imgp0458Imgp0459Imgp0461

Imgp0462

Imgp0463_2

Imgp0464

変わった花火はこちらです。

Imgp0446    

2012年8月 4日 (土)

2012幕張ビーチ花火フェスタ(千葉市民花火大会)8月4日いよいよ打ち上げです。

第34回となる千葉市民花火大会がいよいよ本日8月4日(土)19:30開始です。(終了は20:30)

開催当初は、稲毛海岸、その後、昨年まで千葉中央港で開催され、今年から幕張ビーチにて開催です。会場周辺図↓Map

JR京葉線海浜幕張駅からビーチまで徒歩15分くらいでしょうか?
スペース的にも余裕があり、ホテルや飲食店も十分な幕張メッセ、QVCマリンフィールド周辺での開催は、花火大会の更なる発展・進化が期待できます。

今回の目玉は、3つ
1 幕張の浜200mの沖合いで、幅600mにわたり打ち上げる水上花火
2 花火と音楽をシンクロさせる音楽花火
3 花火の打ち上げ総数を12000発に増加(前回8000発)

http://www.city.chiba.jp/keizainosei/keizai/kanko/hanabi_festa.html?tpt

今回、幕張で初の開催、多少の混乱もあるでしょうが、何がどうなるか?いろいろと楽しみです。

私ですか?
海上から花火大会を観戦させていただきます。

なでしこ、準決勝進出です!

五輪 日本女子サッカー、なでしこジャパン、準々決勝ブラジルに2対0で勝利し、準決勝進出ベスト4です。

いやあ、さすがサッカー王国ブラジル、スピード、テクニック、フィジカル共になでしこを圧倒していました。

怒涛の攻撃でしたが、日本は組織的な守備で、凌ぎに凌ぎました。

素晴らしいです、なでしこの粘りと冷静さは。

得点は、いずれもカウンター気味でした。

最初は、前半ブラジルの攻撃に耐えてのリスタートのボールに大儀見選手がフリーで抜け出して、ゴール左隅に冷静に流し込んでの1点目。

2点目は後半72分、カウンターで大儀見選手にパスが出て、それをフリーの大野選手にパスして、大野選手が切り返して、ループ気味のバーに当てての見事なシュートでした。

いやあ、ブラジル選手の圧倒的な力が、結局、点に結びつかない。なでしこらしい、見事な試合でした。

準決勝は、フランスですが、勝利し、決勝でアメリカを下しての金メダルだ!

2012年8月 3日 (金)

ロンドン五輪 男子テニス 錦織圭 92年ぶりの準決勝進出なるか?

日本代表の錦織圭(にしこりけい)選手が男子テニス準々決勝をアルゼンチン代表のデル・ポトロ選手と競り合っています。

いい勝負しているので見たいところですが、連日の深夜までのテレビ観戦で疲労しているので、もう寝ます。

ちょっと苦しい展開ですが、ユニクロパワーで逆転して、準決勝に進出してくれるでしょう!
それにしても眠い(笑)

2012年8月 2日 (木)

QVCマリンフィールドで野球観戦中

QVCマリンスタジアムで野球観戦中
QVCマリンスタジアムで野球観戦中
QVCマリンスタジアムで野球観戦中
二階内野席最上段からロッテ対日本ハム戦を観戦しています。

二階席上段からの眺めは壮観です。東京湾とその向こうに富士山まで夕焼けの中に見えます。

それに風が集まるらしくかなり涼しいです。

花火は半分くらいしか見えそうにないですが(笑)
追記:花火は風向きが悪く中止でした。残念!

北島選手、3連覇ならず

競泳男子200メートル平泳ぎ決勝見ちゃいました。日本選手は2名出ていました。

北島康介選手は最後にかわされて、4位でした。オリンピックでの3連覇はなりませんでした。

立石諒選手は、最後の最後に北島選手を追い抜いて3位、銅メダルを獲得しました。

レース直後の北島選手のインタビューでは、なんだか安堵したような表情でしたね。

全力を出し切っての満足なレースだったのでしょう。お疲れ様でした。

内村航平選手、体操個人総合で金メダルです。

内村航平選手が最終種目の床を見事な演技の15点台で終えました。

これで内村選手は全6種目すべて15点以上でした。そんな選手はほかに誰一人いません。

まだ、他の選手が演技中ですが、金メダルは事実上確定しました。

田中和仁選手は5種目終了時で2位で、内村選手に続くメダルが期待されましたが、最終種目があん馬で落下し、一気に、メダル圏内から転落しました。実に残念でした。

それでも、団体では冴えなかった内村選手が個人総合では圧巻の強さ。噂に違わぬ史上最強の体操選手で史上もっとも美しい体操を見せてくれましたね。

追記(最終結果)
P8023090  1位金メダルは日本人28年ぶりの個人総合金メダリストとなった内村航平選手、2位銀メダルは、ドイツのニューエン選手、3位銅メダルは、アメリカのリーバ選手が最終演技で追い上げて、メダルを取りました。田中和仁選手は最終的に6位入賞でした。最後2種目の床とあん馬のミスが無ければという悔しい結果でしたが、種目別の平行棒に期待しましょう!

ロンドン五輪 体操 個人総合決勝3種目終了で内村選手1位です。

日本からは内村航平選手と田中和仁選手の2名出ています。

団体で圧倒的な1位だった中国の選手は一人もいません。理由は不明です。

ライバルはアメリカの2選手、リーバ選手とオロスコ選手、ドイツのハンビュヘン選手、ニューエン選手、イギリスのトーマス選手、パービス選手あたりでしょうか。

体操の個人総合は、床、あん馬、吊り輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目の合計点で争います。

4組に分かれて演技するので、点の出やすい種目とそうでない種目があるので、途中経過の順位は単純に比較できませんが、半分の3種目を終えて、日本は1位と2位です。

1位が内村選手、2位が田中選手です。田中選手は、団体のとき、負傷した山室選手の代役出場でこの位置ですから、頑張って欲しいですね。

内村選手はもっとも苦手なあん馬を終えての圧倒的な1位になっているので、金メダルはほぼ確実な情勢だと思われます。

後半もこのまま頑張って欲しいですね。

追記:裏で男子サッカーを見ながら、そしてこの後の、北島の200メートル平泳ぎの決勝も期待と、忙しいオリンピック観戦中です。明日の眠いな(笑)

2012年8月 1日 (水)

【書評】まちがっている エラーの心理学、誤りのパラドックス キャスリン・シュルツ/著

Machigai
仕事でよく誤りをしてしまう私なので、間違いとは何か?知りたくて借りた本です。

科学的な分析はされているものの、実のところ哲学的な本です。
そもそも、「間違い」とは主観的な認識であるということのようです。

ちなみに「間違っている」瞬間は無い。
在るのは「正しい」と思っている状態か「間違っていた」と思う状態しかないからである。

「間違っているかもしれない」という「正しい」と思っている状態からいろいろな情報を自らが分析して一気に「間違っていた」という「正しい」状態になるのある。

確かにそのとおりだと思う。

そしてこの「正しい」と「間違っていた」は、実のところ、個人の「知識」と「信念」が混在しているから判別が難しくなるのだ。
例えば、今では「地球が動いている」というのは、まさに偉い人が見つけた「知識」を我われが信じている(「信念」)からだ。
我われが持ちがちな間違った知識、すなわち迷信とは、結局、ただの「信念」に他ならない。
そしてそれを「間違っていた」と認識しない限り、本人にとっては「正しい」ままなのである。
まさに「間違い」とは、主観的な認識である。

そしてどうして我われが間違えてしまうのか?
それは帰納に偏りがあるからなのだ。
つまり、自分が信じたい知識や現象のみを事実として我われは受け入れる、つまり帰納を偏らせて、それを「正しい」ものと認識するらしい。
うーん、確かに確かにそのとおりだ。

また、人間の記憶は自己に都合の良い記憶に置き換えられる。これを「フラッシュバルブ記憶」というらしい。確かに古い記憶は自分に都合の良いように捻じ曲がっている。古い友人らと話すとよくそう思いますが、それは双方が都合の良いように記憶が変わっているからお互い様か(笑)

哲学系の翻訳ものなので、ちょっと読みづらいものの、なかなかためになりました。
(半分しか読みませんでしたが、返却期間が来たので返しました(笑))

« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

★誘惑サイト★


リンク

2023年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

●広告サイト●


記事画像

  • ブログ記事画像
無料ブログはココログ

◆お願いサイト◆