第65回富士登山競走山頂コース出場も八合目タイムアウトでした。
前回は、勘違いで五合目リタイアでしたが、今回は八合目通過を目指しての参戦ですが、一度も富士山練習しておらず、スピード、スタミナ、登攀力の強化しないでの参戦でした。
(ジムに行っていないので坂道練習不足なので・・・)
3時に千葉を出発しました。2時間あまりで到着するも、駐車場の場所がわからず、昨年と同じ場所に向かう途中に、誘導に導かれて、下吉田第二小学校に無事駐車。
3時間睡眠での富士吉田入りだったので、45分ほど仮眠しました。
砂が靴に入らないようにするためのショートスパッツがやはり見当たらず、ウエアは快晴仕様で臨みます。
今日のシューズは3号機、ノースフェースです。富士山の砂でボロボロになると引退するかもしれません。
スタートラインには有力選手です。今年は有力な外国人選手も参戦のようです。ニュージーランドのジョナサン・ワイアット選手もその一人ですが、どの選手かはわかりません。
私のスタート位置はブロックC、つまりは最後方からです。もっと前からスタートしたいところですが、実績が無い以上やむを得ないですね。
このあとスタートして、富士吉田市役所から数百メートル走って、直角に左折すると、ゴールが見えます。そう、富士山が正面に見えるのです。いつも思うのは、20km先のゴールが見えるレースって、世界でも唯一なのではないかと。ひたすらきつくなる上り坂を登り続けます。
スタートしてから2時間経過して、五合目直前で、大渋滞です。最後抜ける部分がゆっくりで一人しか通過できないためです。ここで恐らく五分くらいはロスしたと思います。この辺りの選手は、山頂までギリギリのペースなので、焦れますね。
なんとか五合目の関門を2時間15分ちょっとで通過して、いよいよ山頂コースに向かいます。
八合目関門手前ですが、制限時間4時間を6分過ぎています。と、ミニーマウス柄のランナーは、UTMFにも、おんたけウルトラにいました。私と同じくらいのレベルでしょうか。
雲よりはるかに高い八合目です。快晴で序盤暑かったですね。ここらは涼しい風で気持ちよいですが。
八合目でリタイアとなったランナー達。皆さん関門通過できず、疲労も困憊で元気ないですね。
標高3400mの本八合目です。山頂まで残り標高差376m。ここからが高度障害も出てきて、キツイのですがね。
その富士山山頂です。もはやゴールを目指すランナーの姿を見えません。
バスに向かう前方に3位のピンクの札をかけている女性ランナーがいました。バッグのゼッケン番号から五合目コースでしょうか?いずれにせよ3位おめでとうございます。
山頂コースと五合目コースのランナー入り混じってバスに乗り込みます。
バスは補助席フル活用の満員で麓に下りてゆきます。車内はかなり汗臭いです。五合目でもらった昼食のおにぎり3つを食べて、そのまま爆睡してしまいました。
富士諏訪の森山公園に到着です。今年と来年は富士吉田市役所が工事中なので閉会式会場はここに変わったようです。そのまま駐車場に向かうシャトルバスに乗り込みます。
右足の靴に入っていた富士山の砂です。靴3号機も引退するほど傷みませんでした。来年も一緒に出走しますかね。
道の駅と間違えて農業振興会館の駐車場に入ってしまいましたが、地元農家の仮設販売所がありました。美味しそうな桃とぶどうを買って帰りました。
苦手な上りと高度を考えると八合目には4時間半はかかると思っていただけに、まったくの練習不足で4時間7分での到着は自分としてはかなり嬉しい結果でした。(標高3200mくらいまでは、平均以上のペースで登れたと思います。そこから先は明らかにペースダウンしたので、たぶん高度障害(高山病)になったためだと思いますが、直前に富士山で練習すればそれも乗り越えられるかも)
次が八合目を突破したいですね。
追記:どこが疲労したかって、とにかく心臓が疲れた感じです。段々きつくなる上り、しかもどんどん空気が薄くなる。脚とか腰とかより、酸素を取り込むために心臓と肺が疲れましたね。
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