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2012年7月 1日 (日)

【書評】皇族のひとりごと 三笠宮寛仁/著

Tomohito1
 寛仁親王薨去の報に、いまさらであるが、かの人の著作を読んでみた。

 皇族が本を出す、この方以外はなし得ていない事から、今となっては貴重な本である。

 現在の天皇制について語るほど詳しくは無いが、日本の歴史における天皇家の関わりについては、本職の学者には敵わないけれど、一緒に飲んだり遊んだりする仲間の中では、おそらくは抜きん出て、語れるだろう。なので、寛仁親王が一般社会に向けて発せられた天皇制に関するもの言いは、私にとっては不要であるが、多くの人には、天皇制理解において大いに役に立ったことであろう。

 ところで本著では、そんな堅い話は実は少なくて、親王の破天荒な生き様、もの言いが素直に綴られていて、実に楽しい随筆になっている。

 大酒のみの親王なので、当然酒の話は多く、ガールフレンドの話、そしてエロ本なんて言葉も出ているのだから、本著が出版された35年前の時代世相から言っても、相当な物議をかもしたことは想像に難くない。

 本著では、当時独身であった寛仁親王自身が自分の恋愛感やオンナの好みの話をしているのであるが、実際に結婚してどうだったんだろうか?この本を出してしばらくして結婚されたが、親王の奥様は、後の総理大臣、麻生元総理大臣の実の妹さんである。

補足:寛仁親王は「ヒゲの殿下」と呼ばれ、大正天皇のお孫さんである。つまり、今上天皇(現在の天皇陛下)の従兄弟に当たる方である。皇位継承権も持っておられたが、お子様二人はともに女性であり、三笠宮と呼ばれる宮家も、残念ながら早晩終わることとなるだろう。天皇家にとってますます厳しい状況である。

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