【テレビ】NHKスペシャル「コンピューター革命 最速×最強の頭脳誕生」
世界最速の計算能力を誇るスーパーコンピューター「京」と人間の言葉を理解し、全米クイズ王を破った世界最強の人工知能「ワトソン」が社会を変える可能性に迫る。(番組案内抜粋)
深夜、帰宅ランを終え、風呂から上がってテレビをつけると、放送されていた番組に釘付けになった。(再放送でした)
私の過去の経歴であるが、大学の法学部を卒業して、就職したのは実はコンピューター会社だった。SE(システムエンジニア)になりたくて、選択したのであるが、コンピュータ初心者から約6年間、それはそれは一生懸命勉強した。
なので、コンピュータの基礎理論については、普通の人より、知っているつもりだ。(スマホは操作できないけど(笑))
それは20年以上前のことなのであるが、そのとき思ったのは、人間が持つ驚異的な学習能力は、コンピュータでは再現するのは難しいと思ったことだ。
その時のコンピューターはプログラム内蔵方式、つまり人間が考えたプログラムの中でしか動かせなかったから、学習して進化する人間を超えることは難しいと思ったのだ。
そんなことを思っていたことすら忘れて、過ごしてきたが、先ほどこの番組を見て、この20数年間のコンピュータの進化に驚いた。
コンピューターはとうとう人間の言葉を理解し、人間界の最強クイズ王との口頭クイズに勝利したというのだ。言葉を理解し、最適の答えができるとは、記憶喪失や間違いを起こす人間は、やがてコンピューターをサポートするだけの存在になるしかないのか?
現実には、すでに金融の世界では、実際に取引をしているのは人工知能を搭載した大型コンピュータが主になっているということに驚いた。過去のデータを全て知っているコンピューターと限られた経験則と直感だけの人間のデイトレーダーでは、もはやコンピューターの一人勝ちだろう。
そういうネガティブな話になりがちだが、人の病気の診断が圧倒的に早く正確になり、治療の精度が格段進歩し、人間の生命維持に寄与することは個人的に大きな期待が持てる。
さらに、ある人間の行動、発言をあまなく登録すれば、コンピューターはその人格を完璧にコピーできるという仮説の研究も進められているらしい。何十年後かに、未来の子孫は自分の祖先と話が出来ることになるらしい。コンピューターは人間の人格を再現できる。つまり人間は、バーチャルに生き続けられる。(それがその人の人生ではないのであるが・・・)
うーん、夢だと思っていた未来が直ぐそこまで来ているんですね。
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