UTMF完走記05(A7こどもの国~A8西富士中学校)
UTMFとは「ウルトラトレイル・マウントフジ」の略称。 富士山の周りを48時間以内に1周する日本初の100マイルレース(距離156km、累積標高差8,530m)
10:02 中間点のA7こどもの国76km地点を出発します。実はこのとき、師匠はここの仮眠所で寝ていたそうです。そうとは知らず、師匠に追いつくつもりで、出発したのでした。
10:21 STYの大集団に抜かれますが、UTMFの私に対し、ファイト!頑張ってください!お疲れ様です。などエールを送ってくれて抜いてくれます。
10:21 振り向くと続々とSTY軍団がいます。一緒に駆けて進みます。
10:39 下り基調の林道で、日影も多く走りやすいです。(ただし富士山はまったく見えません)
11:53 送電線下の直線上のトレイルをひたすらアップダウンし始めます。
12:49 送電線下を1時間以上登ったり降りたり、炎天下の中、熱中症気味で進みます。その先に北山の給水所がありました。
12:58 ウォーターステーションの北山です。水とトイレと空き地だけです。トイレは長い長い行列でした。諦めて先に進みます。
13:04 送電線下をひたすら直線に進みますが、川床みたいなところに降りてはまた登るという繰り返しです。
14:11 途中、トイレ休憩して、復活できましたが、炎天下の送電線トレイルはまだまだ続きます。膝が曲がらなくなったランナーには地獄の責め苦のようです。私は、膝は大丈夫なので下りは平気なのですが、登りで脚が上がらなくなってきました。この後の天子山地はとても登れそうもありません。リタイアした言い訳を頭の中で考えながら進んでいました。
15:09 川を渡りますが、川床が不思議な工作物で固められています。土石流を防止するためでしょうか?
15:12 もうすぐ西富士中学校、日陰のトレイルを進みます。
15:29 15時29分54秒の表示、スタートから24時間半です。ここでリタイアするつもりでしたので、到着は嬉しかったです。
15:30 久しぶりのエイドですし、天子山地手前の重要な休憩地点のため、選手が多いです。
15:30 富士宮やきそばをいただきました。食欲があるのが、私の強みですね。
15:32 その他にも、スモークソーセージと手作りクッキーが美味しかったです。
この後、体育館に作られた仮眠所で一眠りします。メールをチェックすると、師匠を追い越して先着したことに気が付きましたので、ステージ前で仮眠していることをメールし、先に眠りました。リタイアについては、とりあえず寝た後で考えることにします。
途中、一回目が覚めて、隣を見ると師匠が寝ていたので、また眠りました。
18時過ぎに、師匠に起こされました。私は、今の状態では天子山地での安全が確保できそうにないと思われるのでリタイアしたい旨告げた。
すると、師匠は
「かずさんが進まないなら、一人で天子山地を超える自信が無いからリタイアする」と言う。
そんな理由でリタイアして欲しくないので、とりあえず天子山地に向かうことにする。
膝は大丈夫なので、登りができなくなっっても、下りるのはなんとかなるだろうから戻れるだろう、という計算の上でだ。
出発準備をして、ドクターチェックに向かった。
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