UTMF完走記04(A4すばしり~A5御殿場口~A6水ヶ塚公園~A7こどもの国)
UTMFとは「ウルトラトレイル・マウントフジ」の略称。 富士山の周りを48時間以内に1周する日本初の100マイルレース(距離156km、累積標高差8,530m)
53km地点のA4すばしりからの記録です。
午前4時にすばしりエイドは閉鎖になるとかで、3時45分に起こされました。
仕方なく、トイレとかに行って、まだ暗い午前4時にすばしりを出ました。
(実はこのとき、関門時間のことを忘れていて、目覚ましどおりに起きていれば制限時間アウトになっていました。しかも、直前での関門時間の1時間延長があってのギリギリでした。)
04:01 富士あざみラインの先に、富士が浮かび上がっていました。ウルトラトレイル・マウントフジらしいですね。
04:19 わずか20分でずいぶん夜が明けました。このまま富士山登りたい気になりますね。
04:36 やっと長い直線道路が終わり、自衛隊の東富士演習場に入ります。
04:36 演習場の道はこんな感じです。きっと戦車が走っているのでしょう。
04:59 若い女性ランナーに抜かれました。頑張っていますね。
05:09 前後に人がいないエアーポケットが出来ました。これは、ひょっとすると関門時間が危ないのでは?ザックを降ろして地図を見たら、関門時間を書いた紙は置いてきたようで、わかりません。なので、ともかく、関門時間まで1時間を切った前提で先を急ぐこと、つまり走ることにしました。これにより、写真はお休みし、何人も選手を抜いていきました。さっきの若い女性ランナーも抜きました。
05:44 前方の選手に追いつこうと追っていると富士が面前に見えました。スタッフはあと1km切ったと言いますが、時間制限時間内にエイドにつけるかまだ予断を許しません。
05:49 エイド前の最後の厳しい上りにスタッフが精一杯の声援を送ってくれます。元気は出ますが、この登り坂を走る気にはなれません。(笑)
05:50 制限時間10分前にA5富士山御殿場口太郎坊61km地点に到着です。
エイドのテントの後ろに富士山。もうすっかり夜が明けました。
05:53 ここでは、名物が食べられるはずですが、すでにエイド閉鎖直前でパンぐらいしか残っていませんでした。6時にエイドが閉鎖なので、追い立てられるように直ちに出発します。
06:52 富士山スカイラインの緩やかな登りを歩きます。6時30分ころ大会関係車両が脇を通過したとき、「次の関門の制限時間まで30分、急いでください」とアドバイスをもらう。あと1時間半はあると思って、ゆっくり歩いていたが、走るしかなくなった。そんなランの中、残り2kmの表示有り。
06:55 A6水ヶ塚公園67km地点に到着。またなんとか間に合いました。
誰もゆっくりとは待っていないエイドです。水餃子が食べられるはずでしたが、もうありませんでした。ここでは、スタッフからアミノ酸スティックを持っていくように奨められ、受け取ります。
06:57 エイド閉鎖直前で追い立てられるように出発します。
06:57 水ヶ塚公園からの望む富士山です。 しばらくは富士山を背にして、南下することになりますので、しばしの見納めです。
06:59 関門制限時間残り1分で関門に向かう選手と遭遇します。声掛けして、立ち止まって間に合うか見ていると、残り数秒でエイドに到着していました。なんだかホッとして、私は先に向かいます。
07:05 ゲレンデを駆け下ります。しかしこのゲレンデ、荒れていました。夜なら、穴ぼこで足挫いていたかも。
07:40 高校生か大学生くらいのスタッフと遭遇。たぶん山岳部でしょう。少し話をします。昨夜は寒くて、冬山でしたとのこと。労うと、写真撮りますと申し出てくれました。
07:43 森の中のトレイルにも迷わないように白いビニールの目印がしてあります。
07:46 脚に疲労がきているランナーは道を譲ってくれます。(彼とは天子山地で一緒になりました。)
この後、別荘地の脇を通ったり、アップダウンのあるトレイルを進みました。珍しく1時間半近くも写真がありません。疲れていたのでしょうね。
09:07 林道に出たら選手とすれ違います。A7エイドからの選手です。エール交換しながら進みます。
09:08 A7こどもの国の入口に到着です。すれ違う選手から、エイドは遥か先との情報あり。まじで遥か先でした。
09:13 久しぶりに富士山が見えます。思えばこれが2日目の19日に見た最後の富士山でした。
09:16 中間地点にあたるA7こどもの国に到着です。こどもの国のゲートから長いこと長いこと。
10:02 ドロップバッグを受け取り、防寒具2枚と食料のカロリーメイト、ドリンク剤を追加。シューズはモントレイルマゾヒストGTXからハードロックに履き替えました。そうそう、筋肉疲労の回復に有効なエアーサロンパスもザックに入れます。この休憩中に2回も脚に拭きかけ、気分一新できました。
お結びを2ついただき、師匠からのメールを確認しているとSTYのスタートの号砲が聞こえました。出発準備も出来たので、彼らの流れに乗ってリタイアポイントの西富士中学校で寝るため、出発することにします。
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