今日は、年に一度の楽しみである外秩父七峰縦走ハイキングの日だ。しかしながら絶好のハイキング日和とはならず、天気予報どおり、底冷えのする寒さに加え、午前中は曇り、午後から雨でした。 2017 2018
さて、このハイキング大会ですが、ハイキングと銘打っていますが、かなりヘビーなコースになっています。
七つの山を縦走する約42kmのコースをハイキングするものなのです。

上図:ハイキングコースマップ
今年は、昨年の出遅れを教訓に、2時に起床し、千葉の自宅を3時に出発、4時30分、早めに寄居に到着。駅近くの駐車場に停められた。(昨年は駐車できず、道の駅花園に駐車。ゴール後、駐車場まで4キロくらい歩いて戻り、泣きました。)車内で出発準備。ハイドレーションパックのストッパーを忘れて水を入れられないので、ペットボトル3本をザックに入れて、スタート地点となる小川町に寄居駅からの始発で向かいました。
始発もハイキング参加者で超満員です。
おかげで受付の列は前から200人目くらいに並べたのではないか。始発以降の列車の到着で受付の列の最後尾はあっという間に、何百メートルになり、大会の相変わらずの盛況ぶりにびっくりです。
朝食を調達していなかったので、出張ファミリーマートが列まで販売に来てくれたので、30円引きで、おにぎり2つを購入。列に並んで立ったまま朝食した。
6時5分くらいから、受付が開始され、あっという間に受付完了、チェックシートを受け取り出発。今回は電車に乗って竹沢駅に向かわず、そのまま出発した。
すぐに先頭集団に並び、山道に入ったところで、私を含めての3人でのデットヒートになった。
と別のルートから1名が先行していった。少しショートカットしてきたのかもしれない。
石倉山手前の鎖場もまったく渋滞にならず、通過した。
すぐに最初のチェックポイントである官ノ倉山に到着。
ここで、2km距離の短い東武竹沢駅からスタートした参加者と合流。小川町スタート組みでは恐らく3番手なれど、一気に何十番目かに後退。
すぐに激下りで、一般道路に下りる。途中、何度もさくらの花びらのきれいな道があった。
竹沢駅スタート組みをここで何十人とパス。小川町駅からスタートで先行している選手は200m先くらいを先行。
和紙の里に到着。今年は早すぎてまだ準備中の趣。写真だけ撮って、先を急ぐ。
やがて長い上りとなる林道を進む。ここで小川町駅スタートで先行する2人をパスする。
その後も竹沢駅スタート組みを何人かパス。前にも後ろにもハイカーの姿が見えない。
桃源郷かとおもうようなのどかな山里の萩平を通過。何度通っても、心和む風景だ。今年は桜の開花が遅く、桜まで見られた。
林道から笠山の上りに入ったところで、
小川町駅スタートの赤い服装の方に抜き返される。プチデットヒートになる。何度か抜きつ抜かれつで進む。笠山峠からまた長い登りになる。
ここで先行する赤い選手を再度捉える。スタートして約18km、累積標高差1000mを超えたあたりで、先行する赤い選手を何度目かとなるパスした。少し苦しげな感じで、私が苦手な登りで抜いたのだが、これが彼を見た最後となった。(このあとは誰にも抜かれなかった。)
前に人がいなくなり堂平山、剣ヶ峰のトレイルを快調に飛ばす。 
白石峠からは、2年目での完歩を目指す、昨年時間切れとなった地点にバスでコース途中から参加するハイカーと一緒になる。それでもまだ9時台ということで、ハイカーもまばらで適度にパスさせてもらう。
10時ちょうどに旧定峰峠を通過。
最後の大物、第五峰となる大霧山をちょうど10時半前に通過して、
ゴール目標時間を12時から12時半に変更。
2007年に初めてこのハイキング大会に参加したときは、ヘロヘロになって、大霧山の先26.7km地点の粥新田峠で時間切れで終わりました。そんなことを考えているとこの峠で少し迷う。(時間切れ時の林道下りと本コースが少し重なり、登ってくるハイカーがいたもので)
秩父高原牧場で牧場産のソフトクリームを購入。先を急ぐので食べながら進む。例年ならアイスが溶けてコーンの下から垂れて手を汚してしまうのだが、今日は寒いので下から垂れなかった。
二本木峠を11時通過。12時半のゴールに向け、ペースは順調。
第6峰の皇鈴山(みすずやま)
第7峰の登谷山をパスして、
あとは下りだけ。残り10km、なんとかなるだろう。
最後2つのチェックポイントのそれぞれのスタッフの方から、「早いですね。2番目ですよ」と声を掛けてもらった。1番手はほんの少し先行しているとのこと。順位の出る大会でなく順番は意識していなかったが、知ってしまうとちょっと頑張りたくなった。

ここからは写真もあまり撮らずに先を急いだ。
それでも名水、日本水(やまとみず)でのどを潤して、
ラストスパート。
例年のゴール会場である鉢形城跡を通り過ぎて、寄居駅近くのゴールに向かう。(いつもより1kmはゴールが遠くなったと思う。)

12時24分にゴール。結局、誰一人抜かれなかったが、最後の10kmで特に速そうなハイカーを抜かした記憶がないので結局2着(非公式)だったのだろう。知ってしまっただけにちょっと悔しい。
ゴールしているのは、コース途中からの方を含めまだ数人しか到着していない感じ。完歩賞は帽子かタオル。帽子はかぶらないので、タオルをもらう。去年と同じなのがちょっと残念。
駐車場で着替え始めたら、雨が落ちてきた。冷たい雨は心配だが、私に道を譲ってくれた優しい多くのハイカーの方々の更なる奮闘とこの素晴らしい大会を運営してくれている大会スタッフの厚情への感謝と安全への祈りを捧げつつ、千葉に向かった。午後3時無事帰宅。
お土産は、メルヘンチックで印象的なピンクの建物に、地元の人が大挙して賑わっている花園ローズガーデンなるお菓子の館にした。いろいろあるのだが勝手が分からず、名物っぽいバウムクーヘンを買った。

勝手がわからず少しだけ買って帰ったら、美味しいのにケチるなと怒られた。
グルメでないのが弱点だ。(笑)
追記1:完歩タイムは以下のとおり
2008 2011 2012
05:33 06:56 06:05 受付
--:-- --:-- 06:06 小川町駅
06:11 07:15 --:-- 竹沢駅(写真1)
06:50 08:22 06:55 官ノ倉山CP
07:13 08:51 07:15 和紙の里
--:-- 09:41 07:59 萩平
08:43 10:35 08:36 笠山CP
09:11 11:11 08:59 堂平山CP
09:18 11:18 09:05 剣ヶ峰CP
09:24 11:27 09:13 白石峠
09:52 12:05 09:46 定峰峠
10:13 --:-- 10:00 旧定峰峠
10:39 12:48 10:21 大霧山CP
10:57 --:-- 10:33 粥新田峠
11:08 13:12 10:45 秩父高原牧場
11:27 13:30 11:00 二本木峠
11:43 13:46 11:13 皇鈴山
11:57 13:58 11:25 登谷山
12:06 14:09 11:34 名水
12:59 14:57 12:24 ゴール
追記2:参加賞は軍手でした。帰って開いてみると東武鉄道らしい洒落た軍手だった。
手のひらにゴムの滑り止めが付いているのですが、線路模様になっていました。
これはなかなか良い軍手ですね。東武鉄道さん、ありがとう!
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