房総丘陵トレイルランの結果報告
この大会は県内初のトレラン大会ということで4回全てにエントリーしている大会です。(第2回は悪天候で未出走)
今回からスタート地点がゴールと同じ清澄寺に変更となった。それに伴いカテゴリーが二つに分かれた。30kmと18kmの二つだ。
6時20分に自宅出発し、うぐいすライン、養老渓谷ラインを通って、7時40分に現地に到着。 清澄寺の駐車場に無料で停められました。
すぐに境内にある受付に進む(徒歩5分くらい)。
まだ準備しているて感じで、スタッフの動きを見ていると昔を思い出します。
チーム★秋の道のランニングの師匠は本日、体調不良で欠席らしい。まあ、一人でがんばります。
一度、駐車場まで戻り、身体を休めます。少し雨がぱらついているのが気になりますが、なるようにしかなりません。(その後、止みました。)
ベイFMを聴いていると、最近仕事で絡みのある人のインタビューが放送されていて、ちょっとびっくりしました。(業界関係者なので驚くこともないのですが・・・)
おにぎりを二つほおばりながら、受付でもらったパンフを眺めて、今日の戦略を練る。戦略と言っても、主に服装と携行する物をどれにするかである。
服は、寒そうなので、1枚多めに着込むことにした。下はランニングジャージにしたかったが、持ってくるのを忘れたので、いつものサポートタイツにランパンとした。
靴は、どろどろな山道なので、モントレイルのマウンテンマゾヒストGTXです。
エイドが2箇所あり、給水できるので、今日は実験的にウエストポーチをレースで試してみる。モンベルのクロスランナーポーチMである。スパルタスロンを想定しての携行だ。
携行する物は、防水デジカメ、ドリンクゼリー1つ、塩キャラメル10個、ヤッケ代わりのビニール袋、車のキー、千円札3枚、ポケットティッシュ、ビクトリノクスのアーミーナイフに限定した。雨で濡れるのが怖いので、携帯電話は携行しなかった。
トイレに並んで用を足し、9時40分に会場に向かう。開会式が行われていた。寒いので足の遅いランナーは低体温症にならないよう、着込んで出走するように促していた。
スタートラインに誘導されたので、分不相応ながら前から4列目くらいに陣取った。上位2割、70位くらいでゴールしたいところだ。(エントリーリストを見ると30kmの部は465人、18kmの部は278人でした。)
鴨川市長による清澄寺の梵鐘がスタートの合図と言う粋な計らいだ。
10時ちょうどにスタート!
まずは駆け下る、下る。林道が5kmあるとのこと。ここで前に出ておく必要があるので、みんな必死だ。
適度なアップダウンのある林道も5km過ぎから山道に。(26:37)いきなり登りで渋滞だ。まあ、山岳レースに渋滞はつきものだ。抜かせない場所が続くのだから。
登りは最初だけで、ほぼ平坦なトレイルを駆けていく。ところどころ歩くしかない小さな登りがあるが、基本的には走りやすい道だ。
やがて一般道に出て、緩やかな下りをかっ飛ばして、10km地点を見過ごして、エイドステーションに到着。(1:16:00)
給水し、どら焼きを1個分食して出発。だらだらと続く登り基調の舗装路を進んでいると、分岐が出現。
ここで18kmの部は右手に進み、もと来た道を逆送する形でゴールに、30kmの部は左に折れてトレイルに進むます。
東大演習林の中の細いシングルトラックを足を踏み外さないように、進む。途中、いくつも小さな隧道(トンネルですが人しか通れそうにないものばかり)があったのがとても珍しく印象的でした。 山屋としては、傾斜のきついトラバース部分、ようは転落したら死にそうな道をかっ飛ばす気にはなれないのだが、ランナーは勇気があるのか無謀なのかかっ飛ばしている。
千葉県山岳連盟により要所にはロープが張られ、スタッフも配置され、実に安心な運営がされている。(そういえば10km手前の激下りロープで脱臼した人がいましたが、すぐに救助に当たってくれていました。)
房総の山は、柔らかい土壌が多く、それが岩の上にわずかに付着しているような部分があって、そういうところはともかく滑る。滑る。しかも柔らかいが故に、雨で浸食されており、ヤセ尾根が多いのだ。何気に厳しい傾斜を横切る細い山道でしょ。
15kmを通過。(1:44:13)もう半分だ。少しゆっくり走りすぎたようだ。余力十二分な感じ。
すぐに第2エイドステーション(17.5km)に到着。給水し、どら焼き1個分を食します。
そうしている間に女性ランナーが通過。スタッフが女性2位ですとのアナウンスあり。女性はエイドに寄らずそのまま進み、私は追い抜かれる形になりました。
黄和田畑の一般道を登り、七里川温泉脇から石尊山まできつい登りが続く。レースも後半で、ばてている人も多く、登りの苦手な私ですら、何人も抜き始めてきた。
長い登り(といっても北丹沢12時間耐久レースの標高差900mの登りの1/4程度ですが)の先に、石尊山(標高348m)に到達。
ここからは平坦な道らしい。
鉄塔脇を通ると前回と同じコースに出たようだ。やがて20kmの標識あり。(2:39:46)
残り1/3になったので、抜かした人数を数えることにした。目標は30人。自分の勝手な推測だが現在100位くらいと思って、70位くらいには行きたいので設定した。
すぐに4人抜いたが、3人に抜かれた。その3人に付いていく形で7人くらい抜かして、3人とは差がつき始めた。滑りそうなトレイルをかっ飛ばす気になれなくてだ。(7人目のランナーは止まって屈伸している人で、チラ見したら、根っこに足を引っかけて見事に転びました。(笑))
その後もペースは落とさずに走ることで徐々に抜いていく。13人目で女性2位ランナーをやっと抜くことができた。25kmを3:21:54で通過
16人抜いたところで、残り3.5kmになって、舗装路に出た。 しかしここは下り基調でランナーを抜かすことができなかった。
最後3kmの登り基調の林道に入り、歩いているランナーも多く、一気に抜いていく。
登りでも走っている28人目、29人目を射程に捕らえたが、彼らはまだまだ元気で、彼らも何人も抜いていく。それでも最後500mの激下りで一気に抜かして、清澄寺の山門の5段の石段を2歩で駆け上がって、ゴールになだれ込んだ。残り10kmで37人抜きでした。
3時間51分50秒。総合106位、男子105位でした。女性1名には遅れをとったと言うことですね。
到着早々、男子30kmの表彰式が始まった。優勝は富士登山競走でも優勝している宮原徹選手だ。2時間13分だそうです。女子はこの時点ではまだ3位が到着しておらず、その前にじゃんけん大会があった。結局、勝ち抜けなかったので、 お土産(鴨川名物の鯛煎餅ととろろそば)を購入し、
車に乗って、帰りました。自宅には4時前に到着。
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コメント
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私も参戦しました。ちょっと肌寒いお天気でしたが、面白かったですね~。
ブログも少し拝見、面白い!
投稿: ひょっとこ | 2012年3月 6日 (火) 18時31分