高齢者における日常身体活動と健康「中之条研究」
【身体活動と「からだ」の健康の統計結果から導き出される結論要旨】
良好な身体的健康状態に関係する日常身体活動の閾値は、男女とも1日あたり歩数7000~8000歩かつ、または中強度活動時間15~20分※である高齢者はより良好である。
つまり高齢者が通常より健康であり続けるためには、かなり早歩きの散歩を1時間する必要があるということらしい(あるいはそれと同等以上の運動)。普通に歩いている程度では、しないのと同じ統計結果というのも悲しい現実のようです。
※中強度運動とは、3METs(安静時代謝量の3倍の運動強度)以上の運動。目安としては、汗をかく、息が切れる程度の運動。よってただの散歩程度では中強度の運動とならないらしい。
★中之条研究とは、高齢者の日常的な身体活動と心身の健康に関する学際的研究。東京都健康長寿医療センター研究所が中心となり、2000年より群馬県中之条町(人口約1万8000人)の重篤な認知小や寝たきりの人を除いた65歳以上の全地域住民約5000人に対して高齢者の健康と緊密な関係がある身体活動の総合的なパターン解明などを目的に実施した。
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