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2012年2月

2012年2月28日 (火)

月間走行距離500km達成!

本日2月28日、帰宅ランにて2月のランニング総距離502kmに達しました。
初めての月間走行総距離500kmの達成です。

これまでの最高は390kmでしたが、一気に500kmの大台にたどり着きました。
もう少しで月間500km達成ですよ、と本日ランニングの師匠にしていたら、「実業団並みだね。」と半分呆れられていましたが、それも自分にとっては嬉しい激励でしたね。

今日も、帰宅ランで家に到着後、もう一足伸ばして、達成です。今晩、雪が積もると明日走れないかもしれませんので、がんばってしました。(笑)

しかし、実際のところ、疲労困憊で最後はキロ7分ペースまで落ちました。まさに足が上がらない状態でした。

今週末、9ヶ月ぶりのレースとなる房総丘陵トレラン前に一度、休足日を設けて、久しぶりの山岳レース、トレイルランニングが楽しみです。

2012年2月26日 (日)

公務員ランナー川内優輝選手、2012東京マラソンでは結果的に失速

ロンドン五輪選考レースでは、先の福岡国際マラソンで日本人最高で2時間9分台を出して、もはやこの東京マラソンに出るメリットがない中、会えての出場だったのですが、残念ながら25キロ手前で集団から遅れ、トップから遅れること約5分の2時間12分51秒の14位、日本人としては9位でのゴールになりました。P2260521

他の日本人選手誰からもマークされ、しかもこの絶好のコンディションではスピードランナー有利の中、あえて出る必要もなかったレースでのがんばりは、私は個人的に好きですね。

ロンドン五輪の選考に一石を投じてしまいましたが、それも新たなる挑戦として、良いのではないでしょうか。

今回は余力を残してのゴールだったようで、いつものゴール後の倒れこみ、病院直行はなかったようですね。(笑)P2260557

2012東京マラソン結果速報

東京マラソンは、寒くて日差しなく、そこそこ湿度も高い絶好のコンディションの中、ロンドン五輪選考レースということもあり、レベルの高い、実に面白いレースでした。

結果は、優勝はキピエゴ選手(ケニア)が2時間7分37秒で優勝、日本人1位は、藤原新選手が2時間7分48秒で全体でも2位でゴールしました。3位はキプロティチ選手(エチオピア)でした。
期待の公務員ランナー川内優輝選手は、25キロ手前で失速し、まだゴールしていません。
P2260512 ↑41キロ過ぎに皇帝ゲブレシラシエ選手を追い抜いたところ

皇帝と呼ばれる長距離最強選手でマラソンタイム2時間3分59秒を持つ前世界記録保持者のゲブレシラシエ選手(エチオピア)と昨年の東京マラソン覇者のメコネン選手は、35キロ過ぎまでペースメーカーの前を走っての独走でしたが、最後に力尽きましたね。ロンドン五輪には出られないかも・・・

これで藤原新選手のロンドン五輪出場は確実ですね。

追記:藤原選手の犬の首輪みたいなネックレスは何なんだろうか?見たことないなあ・・・

2012年2月22日 (水)

【テレビ】世界の果てまでイッテQ!イモトが挑む南米最高峰アコンカグア登頂SP

Aconcagua↑アコンカグア(標高6962m)
普段は見ないバラエティ番組なれど、我が憧れで人生最大の目標としている南米最高峰アコンカグアの登頂スペシャルとなれば、見ないわけには行かない。

アフリカ最高峰キリマンジャロの登頂に成功した体力抜群のイモトなら、行けるかもしれない。(アコンカグアは登山技術は不要なれど、高さと強風(ビエント・ブランコ=白い嵐)と寒さの山だ。)

サポートスタッフが充実しているし、イモトの驚異的な体力なら、結構楽勝なのではと思っていたが、季節外れの大雪に加え、標高6500mを超えてのイモトの体調悪化の停滞ぶり、その苦しさがこの身のように思えてきた。

完全に高山病になっているし、予想外の積雪による雪崩の危険性と迫り来る強風は、テレビ越しにも危険とわかるレベルでしたね。

標高6890mで登頂断念。標高6962mの山頂まで残り100mもないところまで登ったが、撤退はやむを得ないだろう。

P2220426
無念の下山とナレーションしていたが、勇気ある撤退だと思いました。

P2220350 まゆ毛のないイモト、日焼けして髪も短くて、立派な山男だね。まじ、かっこいいよ!

南米最高峰アコンカグア、次は俺が絶対登るぞ!俺は、逆雨男だから、きっと晴れるだろうし(笑)資金と時間が問題だな・・・

追記:イモト、バラエティとは言え、「ウンコしたから大丈夫です!」の連発って、必死さは伝わったけど・・・
P2220387

2012年2月21日 (火)

「不合格おめでとう」って・・・

今日は千葉県の県立高校受験の合格発表の日である。

合否発表は各高校で朝9時から行われることもあり、今朝は慣れない満員電車に乗り込む中学三年生が多く見受けられた。
入学試験の緊張感とは異なる微妙な雰囲気が漂っていた気がするのは気のせいだろうか。

さて、わが長男坊は、私が出かけるときにはまだ寝ていた。高校が近いせいもあるのだが、合格を祈っていない気楽さがあるからだろう。

実は、週末の親子会議で、すでに合格した私立高校に行くことに決まった。
なので県立高校の前期試験を合格しても、辞退をするということだ。

ちなみに前期の県立高校を落ちた場合、後期選抜試験では学区内最高レベルの県立高校の受験したいというのが、彼の希望だった。

彼は、自分なりに真剣に大学に行きたいらしい。
そのためには、勉強に集中できる環境に身を置きたいらしい。
すでに合格している私立は、特別進学クラスというところで、週40時間授業(通常より10時間多く、放課後と土曜日に授業がある)であり、その授業を受ければ、塾はもちろんのこと、家でも勉強しなくてもよいと踏んでいるらしい。(高校受験において、家では勉強しなかった反省からそう思ったらしい。)

不良化している友達もその同じ学校に行くのじゃないかと指摘すると、特別進学クラスは職員室に近接しているから、不良は寄ってこないから大丈夫だと、絶妙な答えで返してきた。

野球部はどうする?と尋ねると、補講がある「特別進学」では、野球部への入部は可能だが、現実的には無理らしく、これまで誰もいないらしいが、ボウリングなら参加できそうだ。と答える。

良く知っているな?と尋ねると面接の時に先生に訊ねて聞いたらしい。

勉強はしないくせに、そういうところはちゃんとできて、国語の点数は低いのに、受け答えが明瞭で、なるほど自分で面談が得意だというのもうなずける。

最高レベルの県立高校に受かるのか?と聞くと、「難しいけど、数学と理科は点数が1.5倍になるから、その試験問題が難しくて、皆ができなくて自分ができれば逆転可能だ。」とのこと。

うーん、一応、理屈は合っている。

それにチャレンジする姿勢は、親として、自分の性格的にも、応援したくなる。(彼はそこまで計算しているかもしれないが・・・。)

「どうか、高校に合格しませんように」と真面目に願う我が子にどう話をすれば良いか、微妙だったが、「もっと早くからきちんと考えて受験するべきだったが、まあ、挑戦するのも良いだろう。試験までちゃんと勉強してがんばれ」と彼には伝えた。

そして、本日10時34分、合否発表からすでに1時間半経過して、彼本人からメールが届いた。
タイトルなく、本文にただひと事、「落ちた」、しばらくして、次のメールが届いた。
「収入証紙買っといた。」
意味不明ながら、後期選抜試験の受検手数料に必要な県の収入証紙を買ったという意味なのだろう。
とりあえず「不合格おめでとう」とメールを返信した。

今日は、何かおいしいスイーツでも買って、不合格による再チャレンジの機会到来を祝いましょうかね(笑)

2012年2月19日 (日)

第4回おゆみ野四季の道駅伝大会、みんな良くがんばっていました。

2月19日、関東の冬らしい快晴の下、4回目となるおゆみ野四季の道駅伝大会が、四季の道で開催されました。

四季の道に面している我が家は、自宅から観戦できると言うこと、さらには次男坊が出走していること、走るのが異常に好きなお父さんがいることで、当然、熱く応援させていただきました。
P2190288 P2190290

コースは、春の道、冬の道、秋の道、夏の道の5区間、各区1kmの計5kmで行われます。

我が家の前は、4区でちょうど上り坂の中間点です。

みんな苦しそうに通過していきます。

がんばる姿を見ているとこちらも嬉しくなってきますね。

さて、泉谷小学校での閉会式に向かいます。

我が次男坊のチームの結果はどうなりましたか?楽しみです。

2012年2月16日 (木)

【書評】売春未満 新・名前のない女たち素人女性編 中村淳彦/著

Bai 以前は一般的だった「バレたらどうする?」という不安や焦りは古い感覚になりつつあり、若者たちを中心に、かつてとはまったく異なるポジティブにカラダを売る意識が生まれている。
格差、リストラ、貧困・・・社会が混乱する現在、その女性たちを大切に思っている親や彼氏でさえ、カラダを売ることを辞めさせる言葉を持っていない。(「プロローグ」より引用)

本著は、素人ヌード月刊誌「ストリートシュガー」に応募し、自宅撮影する一般女性へのインタビュー集である。登場した17人の職業の内訳はOL4人、人妻3人、現役風俗嬢1人、失業中9人、彼氏または夫がいるのは14人、風俗経験者は10人、今回が初めてが2人。出演料とインタビューは、自宅撮影(目隠し可)4万円、自宅外3万円に設定して集めたようだ。

まずもって、その程度の値段で、いとも簡単に撮影されていることに驚きを隠せない。世間のデフレなんて比でない、裸体のスーパーデフレ状態だ。

この世界を良く知る著者の切り口は、慣れるわけでもなく、彼女達の側に立つでなく、非常に的を得ていて、常人であれば頷くものである。
「とことん堕ちて全てを失わないと、自分の浅はかさに気が付かないかもしれない。」
「結局、エロ本の出演理由は短時間でお金が貰えるからということだった。ハダカや自宅を全国に晒すことになるというリスクは頭の中からすっぽりと抜けている。」
「旦那も彼氏もいない36歳。好きな彼氏が現れて結婚しない限り、たまにカラダを売ることは止められそうにない。」
「股を開いて陰部を晒す恋人の姿を、写真の中の彼氏は笑顔で見つめていた。」
「(偏差値が低い)キャバ嬢養成学校出身の○○は、三十路を迎えてもルックスだけを頼りにしてこのままの人生を進んでいくのだろうか。」
「ルックスには自信があって上から目線で社会を眺めていて、自分はいい女なのでいつでも簡単に稼げると思っている。怠惰な夜の匂いが染み付いている彼女は、魅力的どころか、僕にはどうしてそんなに自信を持てるのかさっぱりわからなかった。」
「女性の魅力は、顔やスタイルではない、中身である。」

それにしても、著者がいうところの「ピンサロ嬢は青森、企画AV女優は千葉というのが、カラダを売る女たちの定番の出身地である。田舎でも都会でもない千葉は、女子たちの性倫理感は都心や他県より感覚的な統計ではなぜか薄い」ってのは、千葉に住むものとしては、やるせない。

2012年2月15日 (水)

【映画】灼熱の魂

1 これまで、あまたの映画を観てきたが、放心したのは初めてだった。衝撃のラストに付いていけなかった。客席も9割方は放心していたようだ。退場する人少なく、客席からまったく声無くエンドタイトルクレジットを見続けている劇場なんてのも初めて経験でした。

ご承知のとおり、衝撃的なラストシーンがあるのは、映画の常で、それに感動したり、あるいは大どんでん返しに感心したり、逆にくだらなさに失望したり、イラッとしたり、などなどすることはあっても、放心したことはなかった。ミステリー的な展開での種明かしに「なんだ、そういうことか」なのであるが、それで放心するのである。

これ以上言うとネタバレなので止めておくが、衝撃の事実に気が付いて以降は映像を観ていたものの放心していたため、そこからラストまでの記憶が飛んでしまっている。なので最後に明らかとなった手紙の内容が思い出せないのである。ラストが書けないなんて、私的にはありえない映画鑑賞である。

映画の始まりは、母親の不可思議な遺言から、過酷な運命を生き抜いてきた彼女の壮絶な人生の真実を探し出していくのであるが、これを文字にすると名作「マディソン郡の橋」のように思えるかもしれません。しかしながら、この映画の壮絶さは、それと比較するのもおこがましいほどの桁違いの壮絶さなのである。

母親の何十年前の壮絶な出来事と現在の双子が自分たちの母親の過去を探す旅が、並行して映し出されていくうちに、観ている側は完全に引き込まれてしまい、最後に謎が解き明かされて、奈落に突き落とされるのだからたまらない。しかも、ミステリーながらドキュメンタリーのようなリアリティさを保っていることがこの映画の凄いところである。(あとで振り返るとプロットがうますぎる気もするが、放心させてくれたのだから、確かなものであろう。)

最後の「祖母たちに捧ぐ」のクレジットに象徴される女性の強くて優しいところは、寛容さの源であろう。男には絶対に真似できない。

追記:一般的には、この映画のあまりのおぞましさに気持ち悪くなるかもしれない。平和な世界に生きる現代の女性の何人かは、まずもって耐えられないだろう。(だから世間の評価は必ずしも高くないだろうと予想される。)

2公式サイトから引用
 登場人物が秘密を解いていくミステリー調の映画は数あれど、これほどまでに恐ろしい真実が最後に待ち受ける物語は滅多にない。しかもその真実は、はてしない憎悪と暴力の連鎖を断ちきろうとした主人公ナワルのかけがえのない祈りをはらみ、観る者の心を震わせずにおかないのだ。いくら傷つけられ、魂を焼き尽くされようとも、美しき我が子たちへの"約束"を果たそうとした、ひとりの母親の崇高なる愛の軌跡がここにある----。

<あらすじ>
初老の中東系カナダ人女性ナワル・マルワン(ルブナ・アザバル)は、ずっと世間に背を向けるようにして生き、実の子である双子の姉弟ジャンヌ(メリッサ・デゾルモー=プーラン)とシモン(マキシム・ゴーデット)にも心を開くことがなかった。そんなどこか普通とは違う母親は、謎めいた遺言と二通の手紙を残してこの世を去った。その二通の手紙は、ジャンヌとシモンが存在すら知らされていなかった兄と父親に宛てられていた。遺言に導かれ、初めて母の祖国の地を踏んだ姉弟は、母の数奇な人生と家族の宿命を探り当てていくのだった……。

<作品データ>
原題 INCENDIES
製作年 2010年
製作国 カナダ フランス
配給 アルバトロス・フィルム
上映時間 131分

<スタッフ>
監督 デニ・ヴィルヌーヴ 
脚本 デニ・ヴィルヌーヴ 
原作 ワジ・ムアワッド 
製作 リュック・デリ 、 キム・マクロー 
撮影 アンドレ・ターピン 
音楽 グレゴワール・エッツェル 
編集 モニーク・ダルトーネ 

<キャスト>
ナワル・マルワン ルブナ・アザバル 
ジャンヌ・マルワン メリッサ・デゾルモー=プーラン 
シモン・マルワン マキシム・ゴーデット 
ノタリ・ジャン・レベル レミー・ジラール 
アブ・タレク アブデル・ガフール・エラージズ 
ノタリ・マッダード アレン・アルトマン 
シャムセッディーヌ モハメド・マジュド 
ファーヒーム ナビル・サワラ 
マイーカ バヤ・ベラル 

Syaku

ネタバレこちら↓(見たい人だけドラッグして見てください。これから映画を見る人は読むと映画の面白さが半減します。)
 衝撃の事実とは、お母さんの遺言たる父と兄への手紙の2通は結局、同一人物宛てであったということ。つまり、姉弟の兄が姉弟の父でもあったということ。その経緯は、母が出生が許されない兄を産んで、すぐに生き別れとなって、その15年後、母が犯罪者となって、刑務所でひどい拷問を受けた。その拷問執行人は15歳の母が生んだ我が子であり、姉弟の兄であった。拷問とは連日の強姦であり、我が子にレイプされ続けた結果、妊娠し、生まれてきたのが姉弟であったと言うことだ。母はその全てを知っていて姉弟を育てた。その辛い出生の経緯と育児を死後に自らで解明させることで、愛の形として、見事に昇華させた。ただ、同じ我が子である兄はその事実を知ってどうなったのか?それは明らかにされない。

2012年2月14日 (火)

本日は千葉県の県立高校の前期入試でした。

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本日はバレンタインデーなのですが、一方では県立高校の前期入試、いわゆる高校受験日でした。

わが長男坊は、この県立高校受験において、私立受験での願書出し忘れ事件を凌駕する事件を引き起こしました。

受験票紛失事件です。

まったくもって、我が子ながら笑うほかありません。

受験当日の朝、受験票を探すことはさっぱり諦めて、お昼の弁当の心配とズボンの折り目を気にして、アイロン掛けを出発直前まで、遅刻しそうになりながらも惜しまず勤しんでいました。

帰宅後、結果を聞くと、自己採点では難しいかもしれないと言ってました。

さすがに今日はテレビドラマも見ないでネットで面接対策していました。

まあ、まずは明日、得意の面接、がんばってもらいましょう。なにせ緊張感のない大物ですから(笑)

2012年2月12日 (日)

第25回昭和の森市民クロスカントリー大会に参加しました。

同期に誘われて、地元開催のクロスカントリー大会に参加しました。

場所は千葉市最大の公園である昭和の森です。

Imgp9093_2

千葉市陸上競技協会主催で、高校生・一般の部は参加料400円、しかも当日受付のみという気軽さでした。

Imgp9060

ちなみに本大会の方は、一般の部の出走条件が、陸連登録で5000mを17分以内というもので、長距離スペシャリストしか出られない大会です。

昭和の森という千葉市最大の公園の芝生広場を最大限生かしたコース設定です。

Imgp9064 市民大会の3kmコースは約2周して、ゴールになだれ込むコース設定です。

同期が何人か後輩を呼んでいて6人での参加となりました。ほとんど息子・娘世代です。

Imgp9074

スタートは9時55分。おそらく300人くらいでした。

広いスタートラインから段々と狭まっていくコースなので、みんな出足が一気で、その波に乗って、スタートすると、明らかなオーバーペースで、ばてました。

それでも、中盤からはペース配分をうまくコントロールでき、ふかふかの芝生の上を快調に走れました。いつものように走りながら写真も撮れました。(その写真は下のとおり)
Imgp9077 Imgp9078 Imgp9080 あっという間にゴールとなりました。道中には写真を取れませんでしたが、丸太が障害物として置いてあり、飛び越す場所もありました。感じは下の写真のとおり。
Imgp9062t 公式パンフレットに丸太飛び越しが掲載されています。今回はもう一回り大きかったと思います。

Imgp9095なにわともかく完走しました。ゴール後に口頭アナウンスで78と聞こえましたので、78位だと思います。タイムは13分20秒でした。

Imgp9091 大会結果が順位とタイムで直ぐに掲示されていました。ゼッケン番号は表記されていないのですが、自分の時計で計ったタイムからやはり78位だったようです。 Imgp9082ちなみにぜっけんは140番でした。 Imgp9085表彰式していました。市民大会の中学生の部だと思います。

Imgp9096 こちらは、第47回国際千葉クロスカントリー大会高校生の部の本番です。全国各地から出場していました。

Imgp9098 6人全員完走したので、この看板の前で記念写真を撮りました。それは、同期のデジカメなので、後日掲載いたします。

帰路は、疲れていましたが往きと同じように、自宅まで走って帰りました。約11キロの道のりです。帰りは、東京マラソン出走予定で今日は見学していた元大学陸上部だったK君と同走しました。
Imgp9099 外房線を跨ぐ大網街道の跨線橋を登っているところです。自宅近くまで楽しいランニングができました。

2012年2月 9日 (木)

【書評】炎の放浪者 神山裕石/著

【書評】炎の放浪者 神山裕石/著
知人が昨年読んだ小説の中の一押しということで読みました。
ジャンル的には中世ヨーロッパを舞台の時代ミステリーといったところでしょうか。

14世紀初頭、端麗王フィリップ四世が統治するフランス。パリに暮らす鍛冶屋ジェラールは、ある日突然、妻と共に投獄される。無実の罪を訴える彼に王の腹心が出した解放の条件は、神殿騎士団逮捕直前に失踪した、一人の神殿騎士を探し出して捕らえるというものだった。妻を囚われたジェラールに選択肢は無く、わずかな手がかりを頼りに、謎の騎士を追う旅に出る―。

不条理な論理から逃れられないという状況を表現するのには、過去を使うのは、常道であり、読む方も無理なくその世界に浸れる。

十字軍とルネサンスのはざまにフランスで起きた神殿騎士団(テンプル騎士団ともいう)への弾圧事件(異端審問裁判による解体工作)をベースにしたミステリーであり、宗教、人種、身分や権力による差別や圧力に虐げながらも、己の妻を守るため懸命に与えられた使命を遂行せんと謎を追う主人公へは感情移入しやすく、一気に読み進められます。

薦められなければ読まないであろう本でしたが、よくは知らない西洋の歴史的な大事件をモチーフにしており、歴史好きの私には興味深くかつ新鮮でした。

2012年2月 8日 (水)

【書評】図書準備室 田中慎弥/著

Tosyo
共喰(ともぐい)で第146回芥川賞を受賞し、その受賞会見で一躍、時の人となった田中慎弥さんの著作である。
共喰は残念ながら千葉市の図書館に所蔵されていなかったので、初期の作品である本著を借りて読んでみました。

本著は、「図書準備室」と「冷たい水の羊」の2編。引きこもりの話といじめられっこの話である。恐らくは、作者自身の体験を基に描かれた私小説だろう。

「この論理は完璧だ」
「白い浜には松の影が、死体のように落ちていた。(中略)生きるためには形にこだわらない、植物の見苦しい力だった。」

いじめの陰湿さと捻じ曲がった自己弁護の論理が作者そのものの実体験として、確かな実体として文章に宿っている。繰り返しての描写はリアリティを超えて、恐ろしいまでの執拗さである。(よって、とてもベストセラー作家にはなり得ないだろう。)

個人的には、「冷たい水の羊」が好きである。主人公に対するいじめの陰湿さには、読んでいて閉口し、それに抗うベクトルがおかしな方向に進む、じくじくした展開に何度も本を閉じようと思いつつ読み進めてしまう。そんな暗くて暗くて辛くて痛い話なのである。

なのに、最後にとっても爽やかな気持ちになれる。これは本作を含め芥川賞に5度もノミネートされた作家として紛れもない図抜けて特異な力量の持ち主であることを感じられた、なんだか不思議な感じの作品でした。

2012年2月 5日 (日)

サッカー日本五輪代表、シリアに敗れ、2位転落。五輪出場ピンチか?

後半、終了間際に、シリアのロングシュートがゴールネットに突き刺さりました。

そして、2対1でシリアに負けました。

ともに勝ち点9、得失点差4と同じですが、総得点でシリアが首位にたちました。

グループで1位になれば自動的にロンドン五輪出場権獲得なので、日本は残りの試合、マレーシア、バーレーンから勝つことはもちろん、得点を取り捲るしかなくなりました。

シリアも残す相手は同じなので、まさに点取り合戦ですね。

がんばれ、ニッポン!

シリアの長身イケメンのサッカー選手

アルスーマ選手の写真は以下のとおりです。テレビを写したので、今ひとつですが、雰囲気は出ていると思います。

P2050101 P2050119

なにより、サッカー選手として凄い選手です。

長身、俊足で柔らかいタッチで巧い。また、ゴールに対して執念も決定力もあるいわゆる強いタイプの選手です。

ヨーロッパに行けば、スターになるのでは・・・

U-22ロンドン五輪アジア最終予選 シリアと前半は1対1です。

日本は最初シリアセットプレーに無念のオウンゴールで先制されました。

P2050046 P2050071 P2050085

P2050090

↑日本ディフェンダーの頭に少し当たって、コースが変わって、キーパーも少しファンブルしてのゴールとなりました。

それでも前半終了間際に、永井選手のスピードの生きたゴールで同点になりました。
P2050002 P2050006 P2050013 P2050017 P2050001

放射線を測定しました。

千葉市が簡易型の放射線測定器の無償貸し出しを開始したとのことで、さっそく借りました。
詳しくはこちらの市HPを確認ください。
http://www.city.chiba.jp/kankyo/kankyohozen/somu/rental.html

貸出用の測定器はエステーのエアカウンターです。
Ea1

Ea2
P2049904
大きさはたまごっちを少し大きくした感じです。
測定誤差は±20%だそうです。
測定センサーは裏側についています。

測定値単位は1cm線量等量率(μSv/h)です。
※1cm線量等量率とは、外部被ばくによる人体への影響を評価するために用いられる単位
 1mの高さで測定したものです。

さっそく自宅を測定しました。
各部屋を丹念に測定した結果は、
0.05未満を含み0.1μSv/h以下でした。
※市原市にある公的測定機の値は直近で0.043μSv/hです。

我が家の野菜供給源である家庭菜園でも、概ね0.05μSv/hでした。ほぼ地域標準値でした。
Imgp9049
地面に近づけて測定すると0.2μSv/hと少し高かったですが誤差範囲だと思われます。
Imgp9051

結局、50箇所測定しました。我が家の周り、千葉市緑区には放射線の高いホットスポットはありませんでした。(排水溝もそれほど高くありませんでした。)
ちなみに測定は1箇所5分ですので、計250分。膨大な時間です。
そんなに時間をかけられないので、そういうことに好奇心の強い次男坊に測定させました。
バイト代として、1箇所10円にしました。
ちなみに農園測定には祖父から1000円小遣いもらっていました。(笑)

この測定器は旧式のため、1箇所の測定に5分かかることです。
最新式のものは2分程度に短縮されたそうです。
エアカウンターSで定価7,980円で2月3日から新発売だそうです。
Ea3

2012年2月 1日 (水)

【書評】スタバではグランデを買え! 価格と生活の経済学 吉本佳生/著

Staba
ちょっと古い本ですが、表紙とタイトルを見た瞬間、あまりに惹きつけられたので、とりあえず読んでみました。

大学で経済学を学んでいた時にはさっぱり頭に入らず、チンプンカンプンでしたが、こういう本だと経済とは具体的にこういう事象を読み解く手法であることがよくわかりますね。

スタバでは量はSの倍ながら値段は100円増のG(グランデ)を買うと、たくさん飲みたいお客も利益を上げたい店側も双方得するということを、実に判りやすく書いていました。

以下、印象に残った内容をそのまま引用します。

「複雑さに屈する消費者は、価格差別の餌食になる」

「インターネットの普及などのIT分野の進歩によって、情報の重要性が格段に増した」といった主張をする人もいますが、これはまちがっていると筆者は考えます。ナポレオンの敗戦という情報をいち早く入手したロスチャイルド家が巨万の富を得た例などをみれば、情報を得るためのコストが高かった昔のほうが、情報の重要性が高かったという解釈もできます。

「所得格差の問題の大部分は、本質としては資産格差の問題である。」

「少なくとも比較優位と実質金利の2つだけは覚えて使いこなせるようになると、将来きっと役に立つ」

人の仕事能力での4つのパターン
1 スター     高い能力+高い自己評価
2 自信過剰    低い能力+高い自己評価
3 器用貧乏    高い能力+低い自己評価
4 縁の下の力持ち 低い能力+低い自己評価
最も使えないのは、『自信過剰』

「少々つらいことがあっても、腐らずに、まじめに仕事をする性格」といった、きわめて基本的な人間性こそが、(能力が高いことよりも)仕事の上で高く評価されたりするのです。

【最後にひと言】
経済学と言う一見、人間の合理的な営利行動を解析しながらも、非合理的な行動様式たる「ばか正直」と言うような愚直な性格こそが、結局は仕事の上でも高く評価される。そんなことを合理的に解説してくれている本著の視点の広さは、とてもありがたく、次に進む勇気を与えてくれます。

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