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2011年12月25日 (日)

【書評】ビジネス教養としての『論語』入門 守屋淳/著

Rongo
有名な孔子の「論語」を少し勉強したいと思いつつ、なんとなく過ごしてきたのであるが、ビジネスにからめた入門書があるということで、読んだのが本著である。

本著は論語の教えを現代社会にありがちな事象を踏まえて解説されており、実にわかりやすい内容となっている。私にとって、かなり充実した内容に満足しました。

さて本文中にこのような文章があった。

 礼とは「他者ときちんとした関係を築き、それを末永く維持するための決まり」

短い文章ながら、礼の本質を端的に表されているもので、自分の中には、これまでもやもやとしていた、礼や論語・孔子に対する理解が一気に進んだ気がする。

さて、この論語の教えは、親孝行や目上の人への敬意など、実に身近な教えとして、日本社会にとってなくてはならないものであるが、むろん中国においても同様であるとともに、現代においては世界的な広がりを見せている。
それは「価値観が混乱し、人々が目先の利益に走っていき詰まると、『論語』の教えが注目される。」という事象が繰り返されていることからも歴史的な事実であり、古くは2100年以上前の前漢の時代から存在していた。

すなわち、混乱したり、右肩上がりの社会状況下では、賞罰や成果による評価が有効であるが、社会が安定、つまり歴史的には統一国家が出来上がった段階では、徳知社会に転換する必要があるということだ。

最後に教育者として傑出した孔子であってとしても、教える事は難しいとした言葉があるので、書き綴ります。

「どうしたらよいか、どうしたらよいかを考え、苦しんでいる者でなかったら、私だってどうしてやることもできない。」

 自分自身のことはもちろん、会社での立場、長男の受験ともに、頷くほかない名言ですね。

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