【映画】終わりなき叫び
内戦下のチャドを舞台に、急激な社会の変化に翻弄される初老の元水泳チャンピオンの男を描く人間ドラマ。監督はチャド出身のマハマト=サレ・ハルーン。2010年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作。
<作品データ>
原題 A Screaming Man / Un Homme qui Crie
製作年 2010年
製作国 フランス ベルギー チャド
配給 熱帯美術館(配給協力 グアパ・グアボ)
上映時間 92分
<スタッフ>
監督 マハマト=サレ・ハルーン
脚本 マハマト=サレ・ハルーン
製作 フローレンス・ステーン
撮影 ロラン・ブルネ
美術 ルドゥー・マデューノ
音楽 ワシス・ディオップ
編集 マリー=エレーヌ・ドゾ
衣裳 セリーヌ・ドゥレア
<キャスト>
アダム ユースフ・ジャオロ
アブデル デュコンダ・コマ
地域の区長 エミル=アポソロ・ムボ
【ひと言】
アフリカ人による映画って観たのは初めてかもしれない。
時間と空間の間が日本とは根本的に違う気がします。
そして人に関する感性も・・・。
父子といえども誇りを傷つけられたものとは、闘争し、傷つけ合ってしまう。
深い愛情を持ちながらもそれを上手くコントロールできないかのようだ。
同じ人間な部分を感じつつ、人種と歴史と環境の違いでこうも変わってしまうのかとそれがとても印象に残りました。もし子どもが死んだとして、私にはそのまま河に流す事はできない。
« チーバくんがつぶやき始めました! | トップページ | 【書評】ミニヤコンカ奇跡の生還 松田宏也/著 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 【映画】やすらぎの森(2021.05.28)
- 【映画】ミッドナイトスワン(2021.05.02)
- 【映画】ジャンク・ヘッド(2021.04.28)
- 【映画】ワン・モア・ライフ!(2021.04.27)
- 【映画】劇場版 鬼滅の刃 無限列車編(2020.12.04)
コメント