【テレビ】MLB2011 日本人メジャーリーガーの群像 イチロー 苦しみの果てに NHK
今までオフに走りこまなかったイチローがこのオフは走り続けている。シアトルの自宅からの2キロの上り坂を日々黙々と走っている。理由は「体が走りたがっている」と答えていた。
メジャー11年目で、初めて年間安打数が200本に届かなかった不本意なシーズン。
それに対する彼が自らに課した行動の一つなのだろう。
表題は例年この時期に放映されるのを楽しみしているNHKのスポーツドキュメンタリー番組である。今年は特に楽しみにしているイチローが不本意なシーズンであり、番組内容はどんなものかなあと思っていたが、さすがイチローでありました。
今年は苦しいシーズンだったことを振り返りつつ、来シーズンの目標を聞かれて、イチローの答えは、実にユニークなものだった。
「(王選手の記録達成を喜ぶ)張本さんのようにジャンプしたい。」
注:張本勲選手。日本プロ野球史上初の3000本安打を達成し、7回首位打者を獲得。安打数、首位打者回数とも今なお日本記録。ただし日米通算ならイチローが超えている。
張本選手が現在のイチローと同じ37歳で、プロ同期生で同僚となった王選手の本塁打世界新記録達成(756号)時にした歓喜のジャンプのことを指しているようだ。そのシーンを見た記憶がないので何の話か分からなかったが、それは下の写真のことでした。
確かにすごいジャンプだ。綺麗に飛んでいます。いや、浮いているかのようです。
イチローが言わんとしていることは、自分のことより他人の活躍を喜びたい。つまりは若手を含むチーム全体の活躍で優勝し、そのとき自分もベストな状態で喜びを分かち合いたいと言うことなのだろう。
超一流たる彼らしい目標だ。
きっとイチローは来年は更なる進化を遂げてくれるだろう。超一流のプロフェッショナルらしく。
追記
イチローが常人と異なり凄いことの一つは、成功体験に固執しないことだろう。
彼のバッティングフォームは、常に変化している。それは以下の写真のとおりである。
成功しているのにあえてそれを変える。これは常人ではとても真似できないことである。
いや、常人は思い付くことすらできないことであろう。まったくすごい人だ。
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