【映画】海洋天堂(Ocean Heaven)
脚本に惚れ込んだジェット・リーが、ノーギャラで出演を熱望。一切のアクションを封印し、自閉症の息子を持つ父親役を繊細に演じ、俳優としての新たな魅力を開花させた感動ドラマ。脚本は『北京ヴァイオリン』で観客の涙を絞ったシュエ・シャオルー。撮影にクリストファー・ドイル、音楽に久石譲と一流スタッフが顔を揃える。
【スタッフ】
監督 シュエ・シャオルー
製作 ビル・コン
脚本 シュエ・シャオルー
撮影 クリストファー・ドイル
美術 イー・チュンマン
音楽 久石譲
編集 ウィリアム・チャン 、 ヤン・ホンユ
【キャスト】
ワン・シンチョン ジェット・リー
ワン・ターフー ウェン・ジャン
リンリン グイ・ルンメイ
水族館館長 ドン・ヨン
水族館職員 ジュー・ユアンユアン
水族館職員 カオ・ユアンユアン
教師 チェン・ルイ
タン校長 ヨン・メイ
素直に感動できる映画である。
器用に生きられないこと、もどかしく感じるし、なんだか面倒であるが、その純真さは憧れてしまう。
エンディングで「平凡であるが偉大な全ての父と母に捧ぐ」とあった。
実に素敵なフレーズだ。
が、これがひっかかった。
お父さんはこの映画の主人公であり、偉大さを体感できたが、お母さんは話に出てこない(むしろ逃げたかのような印象な)ので、どうもしっくりこなかった。
今考えると、お父さんの偉大さは、お母さんの代わりをしているからで、もともとはお母さんが担うべき偉大さだったということか。
映画とはいえ、主人公が思いつめ(悲観的)すぎな気がしますね。
周りがちゃんと支えてくれているのに・・・
そのもどかしさがこの映画のみどころか(笑)
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