上高地が孤立、道路寸断1200人取り残される
長野県松本市の県道上高地公園線・釜トンネル付近の土石流現場(長野県警提供)
6月23日午後1時頃、長野県松本市の上高地に通じる県道と国道158号で、大雨による土砂災害が発生し、道路が寸断された。
復旧のめどは立っておらず、松本市によると観光客ら少なくとも約1200人が孤立状態になった。
県などによると、同日午後1時頃、松本市安曇(あづみ)の県道「上高地公園線」の釜トンネル(全長1310メートル)の上高地側出口付近の沢が増水し、土石流が発生。流出した土砂はトンネルの反対側まで達しているという。県道につながる国道158号の赤怒谷(あかぬたに)トンネル付近でも道路脇の斜面が崩落し、路面が約50メートルにわたって、高さ約2~3メートルの土砂で埋もれた。県は24日朝から復旧作業を行うが、開通の見通しは立っていない。
県道は上高地観光の拠点となっているバスターミナルへの一本道。県や松本市によると、バスターミナルに観光バスなど約20台が足止めされ、観光客ら約860人が取り残されたほか、宿泊施設の従業員が300~400人いるという。上高地観光旅館組合が希望者に近隣の宿泊施設を紹介するなどした。体調不良を訴えた人はいないという。
2011年6月23日(木)22時59分配信 読売新聞
まずは取り残されたみなさんの無事をお祈りします。
さりながら、この上高地の釜トンネルについては、少し思うところがあります。
行った人はわかるのですが、この釜トンネル周辺はごてごてのコンクリートで固められた無骨というか大自然に似つかわしくない人工建造物感丸出しのものとなっております。
初めてバスで通過した時に、本場スイスのアルプスに引けをとらない上高地の景観なれど釜トンネル周辺の自然破壊むき出しの趣には失望を禁じえませんでした。
この復旧でさらにその人工建造物感が強まらないことを希望します。
イメージとしては立山黒部アルペンルートのような感じです。
いまさら無理かな?
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