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2011年3月27日 (日)

放射性物質拡散予測情報

ドイツの気象庁が日本周辺における放射性物質の拡散に関するとても有益な情報を定期的に掲載しているようです。

サイト:ドイツ気象庁→http://www.dwd.de/
情報:放射性物質の拡散予想情報(日本周辺)

放射性物質拡散予測情報ドイツ語は解さないので、正確にはわかりませんが、翻訳ツールで日本語変換して推測するとサイトの内容は以下のとおりと思われます。

放射性物質の測定と情報提供は法律に基づいてドイツ気象庁の責務で実施していて、その具体の内容は以下のとおり
・ドイツ国内での放射性測定情報の一元的な提供実施
・福島第一原発からの放射性物質の日本周辺での拡散予想図の定時的な提供
 (なお、放射性物質漏えいの量が不明につき、相対的濃度の予測。ヨウ素やセシウムなどの区別や放射線量の表示はない。)

放射性物質の拡散が、天候(風と雨)に影響されることは明白なのであるから、あとは気象データを用いて、各地の放射線測定結果を突き合わせて、調整すれば、相当の精度の高い拡散予想(シミュレーション)ができるのはさして難しくは無さそうですね。

このインターネットの時代、世界からの情報を瞬時に共有できるありがたさを身にしみて感じました。
ドイツ気象庁さま、トップページに表示していただいて、ありがとうございます。
(しかし、この拡散予想を見ると、福島県とその隣接地域やわが千葉県にも色濃くかかっており、気持ちは暗くなりますがね。)

日本の気象庁さまも、黄砂や花粉の拡散情報の提供ができるくらいですから、政府の了解を取り付けて、是非ともこうした情報を提供していただきたいものです。日本のためにも、さらに世界の人々ためにも!
そして、日本人が世界から称賛されている地震や津波への節度ある冷静沈着な対応のように、原発事故とその結果である放射性物質の拡散被害にも、官民あげての有効な対策と冷静な対応で乗り切っていきたいですね。

残念ながら放射性物質の恒常的な漏えいがもはや疑いようのない事態に思えてならない。
私たちは、地震や津波後に、ガソリンや物資がないとか、農産物や水道水が危ないとか、個別の事象に右往左往してしまっていますが、2週間以上経過した今は、もっと抜本的かつ計画的な対策を国も私たちも講じるべきで、まずはともかく役に立つ情報提供がなされるすべきではないだろうか?
思わず苛立ちを吐いてしまいましたが、ネットを検索すると外国で放射線に関する有益な情報提供を行っていると書いてあったので、紹介した次第です。

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