ペルー旅行記14(マチュピチュ遺跡:ワイナピチュ登山編)
マチュピチュ完全探訪その3、ワイナピチュ登山編です。
さてこのワイナピチュ山、意味は「ワイナ(若い)ピチュ(峰)」です。
どんな山?とお思いでしょうが、みなさんよく知っている山です。
マチュピチュ遺跡の全景の写真に遺跡の後方にそびえるとんがった山がワイナピチュ山(標高2750m)です。
↑ワイナピチュ山の登山道入り口です。
さて、この山に登るには、まずマチュピチュ遺跡に入場することが必要です。さらにその日に登れるのは、先着400名です。乾季のシーズン中は、麓のバス停に午前3時半に並ばないといけないとガイドさんは言っていましたが、12月の雨季のこの時期は、余裕でした。11時半に遺跡観光中にワイナピチュ登山口の管理事務所で確認するとまだ400人に達していないとのこと、昼食のマチュピチュ遺跡に隣接するサンクチュアリロッジの高級バイキングをあきらめれば、このまま登山できるとのこと。躊躇無く登山を選択しました。登山名簿に記載すると362番でした。
↑ワイナピチュ山です。パッと見、素人が登れるような山に見えませんが、インカの遺跡だらけですし、しっかりとした石積みの階段になっています。が、足を滑らせればどうなるかわからないようなところが多々あり、かなり怖いです。
↑振り返るとマチュピチュ遺跡とその後方にマチュピチュ山が見えます。明日はマチュピチュ山を目指しますよ!
↑道標?三角点?マチュピチュ遺跡の中にしかない印だと思います。
↑ウルバンバ川の反対にある山々です。こうしてみると南米・熱帯のジャングルにいるのですね。
↑だいぶ標高が上がってきました。マチュピチュ遺跡が下に見えます。
↑ゆっくり降りる外国人(俺も外国人か・・・)を待ちます。あまりの軽装に目が点です。
↑綺麗に階段状になっている登山道ですが、微妙に斜めっており、なかなか上り下り厳しいです。
↑フランス人の美男美女カップルを抜かしました。(少し話をしました)山など登ったことの無いパリ在住の二人ですが、さすがポテンシャルの高い白人だけのことはありますね。軽装ながら登りきったと思われます。
↑石段になるととたんに狭く急傾斜なので渋滞になります。さすがにペルーのマチュピチュ。はるばる地球の反対側から来た日本人を始めアジア系より、白人さんが多いですね。
↑この狭いところを降りてくる人を交わしながら少し登ったところ、ここは下山専用だと注意されました。どうりで・・・。失礼しました。
↑まるで壁のような石段です。山登りで比較的なれている私でもびびる傾斜です。これで雨でも降られた日には、滑りやすくて、確かにガイドさんの言うように重大事故がおきますね。
↑マチュピチュ以上にワイナピチュの山頂付近は空中都市そのものですな。
↑マチュピチュ遺跡とそれにつながるハイラム・ビンガム・ロードが見えます。下りのバスと走って勝負するのが、もう一つの夢なので、今回実現したいですね。
↑洞窟が出てきました。ここをくぐって進むのでしょうか?道が無いので、一緒にいたペルー人と顔を見合わせて、私が先に進みます。
↑奥はものすごく狭いです。私もかがんで、背中のザックがかなり邪魔になり、つかえそうになったくらいです。ちょっと太っている人(100キロ以上)は、通り抜け無理だと思います。
↑ワイナピチュ山頂付近にこれだけの遺跡・・・。インカ帝国恐るべしです。日本の山城にずいぶん登りましたが、これだけ厳しい山頂部分にこれだけの石積みはないですね。
↑そしてやっとたどり着きました。ワイナピチュ山の山頂部分です。山頂部分は岩岩岩です。
↑山頂部での喜びのポーズです。(撮影者の要望にこたえて!)。写っている私の右手にマチュピチュがあるので、それも一緒にとお願いしたのですが、たぶんブラジルのお兄ちゃん、ズームしてくれたので、切れてしまいました。まあ、仕方ない。
↑山頂部で写真が撮れるのはこの部分だけです。混んでます。写真を撮ってくれたお兄ちゃんのご一行様です。女の子が多い若者グループでした。
↑マチュピチュ側の反対側に少し降りて山頂部を見上げるとこんな感じです。大きな一枚岩を特段つかむ場所も無く降りましたが、かなり怖かったですね。
↑山頂部から直下のワイナピチュの遺跡を望みます。この高度感は、凄いでしょ!遺跡がせり出していますよ!
↑うっひょーな写真でしょ。怖かったけど撮りましたよ。まじで足がすくみます。山頂から垂直に落ちて、遺跡があって、さらに垂直に落ちているって感じです。
↑どんな風に撮るの、この写真?って感じです。下の河原までは、標高700m以上低くなっているはずです。
↑香港から来た日本語の上手な青年です。一人旅しているとのこと。この後、インカ橋に向かう途中でも会いました。互いに写真を撮り合い、話もできて楽しかったです。
↑ワイナピチュ山の山頂部はほんと想像以上に凄いです。足滑らせたら、危ないどころか、死んでしまいますね。まじで
↑早く降りてくれないかなあと思って撮った先行して降りているお姉さんです。よく見たら巨乳ですね。(笑)
↑石段から脇の住居?の遺跡に入るとこんな感じです。絶景ですが、高所恐怖症気味の私には落ち着かない場所ですね。
↑石段に戻るとまだ、降りれなくて混んでいますね。まあ、右側の切れ方が尋常じゃないので、ビビるのは、仕方ないですが・・・。遅い・・・。
↑なんといっても景色は最高です。石段は急に右に折れています。何気に怖い石段です。こえー・・・
↑ここで同じツアー の人にめぐり合いましたので、写真撮ってもらいました。彼らはどうやら一方通行で下り専用だった長い石段を登ってきたようです。狭いワイナピチュ山頂部は一方通行のようですね。あの切れ落ちた石段でのすれ違いは無理ですしね。
↑いよいよ山頂部から長い狭い石段での下りです。ここが一番、傾斜がきつかったです。なぜなら、私ですら梯子を降りるように、腹ばいで降りましたから。怖かったのは、上から人が降ってくるのでないかということでしたよ。(笑)
↑どうですか?この急傾斜。しかも狭い石段。尋常じゃありません。雨降っていたら、絶対に滑ると思います。滑って人が降ってきますよ。
↑降りた石段を振り返ります。私のすぐ後ろのお姉さんは、さくさく一緒に降りてきましたが、その後ろは、相当苦労して降りてきていますね。うちの家族は誰もここを降りられないと思います。高所恐怖症ですから。日本ではありない、厳しい登山道ですね。手摺りが無いんですから・・・。
↑降りていて気が付きましたが、なかなか厳しい道が続いていますね。先行するのはペルー人カップルのようです。地元の人にとっても、マチュピチュは誇り高きペルーの至宝であり、秘境でもあるようですね。
↑だいぶ降りてきました。次はマチュピチュ遺跡とワイナピチュ山の間にあるハチュイピチュ山(写真右手)を目指します。
↑ハチュイピチュ山頂からワイナピチュ山を望みます。とても登れるような山には見えませんね。
↑ハチュイピチュ山頂からワイナピチュとは逆方向に見えるマチュピチュ遺跡とマチュピチュ山を望みます。
↑空中都市マチュピチュです。こんな峻険な場所になんで?って思わざるを得ませんね。
↑ハチュイピチュ山頂にあった亀甲模様の石と背景にマチュピチュ遺跡です。
↑マチュピチュ遺跡の「技術者の居住区」と「3つの入り口の家」あたりを望みます。
↑「見張り小屋」と「段々畑(アンデネス)」です。本当に石垣だらけですね。
↑アンデスの山並みです。左端の山の向こうにアグアスカリエンテスがあります。左端の山には登ることもできるそうです。ワイナピチュ山以上に険しい山並みに見えます。
↑ハチュイピチュ山への登山は比較的楽なのですが、一箇所だけ厳しいところがありました。一枚岩をロープで登る場所があります。写真は、上からその場所を見たところです。腕の力が要るので、非力な女性などは難しいかも
↑ズームアップすると山頂部の石垣の凄さが引き立ちます。あの山の上にこれだけのものを作るとは、インカの人たちは凄すぎますね。
« ロシアが地震・津波・原発事故を哀れんで北方4島を返還してくれるって? | トップページ | ペルー旅行記15(マチュピチュ遺跡:インカ橋と太陽の門) »
「ペルー」カテゴリの記事
- ペルー旅行記一覧(2012.04.10)
- パラグライダー飛行中の動画(ペルーでの空中散歩)(2012.04.09)
- ペルー旅行記32(世界遺産リマ旧市街観光編2&帰国編)(2011.08.18)
- ペルー旅行記31(世界遺産リマ旧市街観光編1)(2011.08.17)
- ペルー旅行記30(世界遺産リマの新市街でのパラグライダー空中散歩編)(2011.08.16)
« ロシアが地震・津波・原発事故を哀れんで北方4島を返還してくれるって? | トップページ | ペルー旅行記15(マチュピチュ遺跡:インカ橋と太陽の門) »
コメント