ペルー旅行記13(マチュピチュ遺跡内部編)
マチュピチュ遺跡の内部に進みます。インカ帝国の精緻な石積み技術をこの目で見たいと思います。
↑アンデネスの石の階段です。現代建築にも匹敵する洒落た石段です。日本にも石垣多しといえども見たことがないですね。
↑無駄と思えるくらいに石を積んでいますが、これがこの遺跡(都市)を長持ちさせているノウハウのようです。
↑「石の門」から市街地に入って振り返ります。中央にマチュピチュ山、右手に見張り小屋が見えます。
↑「石切り場」です。ここの石を使ってほとんどの建築物が作られたとのことです。これだけ近いなら、宇宙人の力を借りずとも何とかマチュピチュを作れそうですね。
↑「石切り場」にいたアンデスウサギです。こういう出会いは嬉しいですね。
↑「ミニ植物園」に生えていたコカの木です。とても小さいです。苗木かな?しかしミニ植物園って後から作ったものでしょうか?
↑「聖なる広場」です。正面の「主神殿」、右手の「3つ窓の神殿」、後ろの「神官の館」に囲まれている場所です。見たとおり結構広いです。
↑「インティワタナ」付近から見た「聖なる広場」です。広場の奥にある石塀に5つ窓のあるところが「神官の館」ですね。
↑「3つ窓の神殿」です。窓は東向きで、夏至の日の出にあわせてあるとのことです。
↑左側の石は「チャカナ」の形をしています。チャカナとはインカ十字と呼ばれるインカの世界観を表すシンボルだそうです。
↑「主神殿」です。大きな石を使っていることと磨きこまれた感じが神殿の高貴な感じを醸し出していますね。
↑「主神殿」は右側が崩れています。ガイドさんの話だと、マチュピチュ建設終盤に主神殿が崩れた不吉さを嫌って、皇帝がマチュピチュの廃棄を命じたのではないかと言っていました。スペインに征服された際に、他のインカの遺跡は何がしかの破壊が行われていることから、ここが破壊されなかったのはすでに廃墟だったからと思うと合点がいきますね。
↑正面の丘の上に「インティワタナ(日時計)」です。右側の人だかりのあるところが「エコーの部屋」の入り口です。
↑「エコーの部屋」にある精巧なつくりの飾り棚です。この反対側で飾り棚に向かって発声すると反対側の飾り棚できちんと声が聞こえました。石の隙間の空気振動でをきちんと伝わるように作っているとのこと。すごい技術ですね。
↑「インティワタナ(日時計)」です。日時計らしく遺跡内部で最も高いところにあります。
↑日時計の一番大事なとんがった部分が実は欠けて修理されています。ガイドさんの話ですと、ペルーで一番人気のビール「クスケーナ」のCM撮影時に、撮影クレーンが倒れて欠けたそうです。笑っちゃうようなお話ですね。
↑ワイナピチュ側からみた「メイン広場」です。遺跡の監視員だけ芝生の中にいます。
↑「メイン広場」の先に「農業試験場」があります。段々畑で多種多様な植物を研究し栽培していたようで、多くの植物が発掘されているそうです。研究熱心ですね。
↑「農業試験場」から「インティワタナ(日時計)」方向を望みます。
↑この「ワイラナ」はマチュピチュ遺跡の入り口から一番遠いところにあり、屋根もベンチもあることから、観光客の格好の休憩所になっています。
↑「聖なる岩」は大きな一枚岩です。雲で隠れていますが、後ろの山の形とそっくりだとか。曇っていて残念です。形状的にも、いかにもなパワースポットです。
↑手前「技術者の居住区」と「3つ入り口のある家」のワイナピチュ側からの遠望です。
↑「3つの入り口のある家」の一角から他の住居跡を望みます。立派な集合住宅ですね。
↑絶壁まで石積みの住居が続きます。途中でなくなっているかのような階段がとても印象的です。
↑2階の床部分の再現です。こういうところは木材で作られていたんですね。
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