ペルー旅行記09(オリャンタイタンボ遺跡)
このおそらく日本ではまったく無名なインカの遺跡ですが、私としては、マチュピチュ、サクサイワマンの次に興味のあった遺跡です。
が、ツアー上は素通りするとのことでしたが、オリャンタイタンボ駅でマチュピチュ行きの列車の待ち合わせ時間が1時間30分あるとのこと、添乗員さんに許可をもらって、ひとり遺跡探検に出かけました。
↑オリャンタイタンボ駅から遺跡に向かう長い直線の道を進みます。
↑右手にペルーらしい日干しレンガの塀越しの山肌にも遺跡が見えます。
↑渡った川はこんな感じです。これもアマゾン川に向けて流れていくんですね。
↑チケット売り場です。遺跡管理は国営のためか、ドルが使えません。スタッフから真剣に12箇所の遺跡めぐりができるチケット(120ソル=約3600円)が得だからと勧められましたが、他にはサクサイワマンしか行かない(この時は、日程的にサイサイワマン遺跡にいけるかどうかも不明)から4遺跡のチケット(70ソル=約2100円)を購入。
↑正面に段々につまれた石垣・段々畑(アンデネス)が続いています。
↑遺跡の中に入って気が付きましたが、正面右手にも遺跡が続いています。
↑はじめて間近にみるインカの石積みです。神殿近くになって、石積みがかなり精巧です。隙間がほとんどありませんね。
↑さらに右にパンするとオリャンタイタンボの町並みです。砦として最適な位置にあることが、上に登るとわかりますね。
↑山の岩を利用して遺跡が作られているのがよくわかる部分です。
↑神殿の石です。色といい大きさといい、仕上がり具合といい、別物ですね。さすが神殿部分。
↑山の斜面側の石積みです。大きな石は二度と動かせないでしょうから、かなり緻密に計画的に準備しないと無理でしょうね。文字もないインカの人とは大したものです。
↑まだまだ遺跡は続きますが、そろそろ戻り始めないと、マチュピチュ行きの列車に乗り遅れる恐れが出てきました。
↑柵のポールの頭がリャマになっているものがありました。いけてますね。
↑絵のように聖なる谷です。山の稜線が交互に重なっている姿に妙に感動してしまいます。
↑この部分は建物の跡でしょうか?屋根は木材でできていたのでしょうか?
↑三角なのは屋根の形状が残っているのでしょうか?このあたりは神殿部分と異なり石は野積みで漆喰のようなもので固めてあります。
↑先を急がねばなりませんが遺跡上部からの眺めが良すぎて時間が経過します。右手は神殿部分です。急峻な岩の上にある遺跡ということがお分かりいただけると共に、実に守りやすい地形ですね。素人目にも関所として機能を十分果たせると判ります。
↑でっぱりは石を移動するためにロープを引っ掛けるためのものだそうです。ということは人力で動かした?
↑急峻な崖にある遺跡です。解説本によると食糧倉庫群らしいです。ここだと進入路が限られて管理は楽ですね。(運ぶのは大変ですがね)
↑降り口は登ってきた石段でなく正面で右側に見えた石段側の方でした。そちらに向かう崖上の通路を進みます。
↑その右側の遺跡が見えてきました。見事な段々畑(アンデネス)です。山肌にその先に続く道が見えます。ひょっとしてインカ道?時間がないので行けませんが・・・
↑オフシーズンで雨のせいか遺跡前の広場の露店も開店休業中?列車の発車時刻が迫っているので、そのまま通り過ぎます。
↑ありゃ、もう列車が・・・。と思ったらクスコ行きの列車でした。びっくり
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