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2011年2月18日 (金)

陰山手帳2011の陰山コラム

 陰山英男(かげやまひでお)さんをご存知の方も多いと思います。あの百ます計算で一躍名をはせた教師である。
 彼が考案したビジネス手帳がダイヤモンド社から出ており、私はここ2年愛用している。
 私が使用する最大の理由は、上から下に時間軸が取られている毎日のスケジュールの部分だ。
Kageyama
 これにより時間、たとえば15時に打ち合わせするのであれば、横書きによりピンポイントで項目記入ができる。
 これは実にありがたい。その他にも気に入っているところが多々あり、私にとって現在ベストな手帳となっている。

 この陰山手帳ですが、週単位で陰山コラムなるものが掲載されており、含蓄のある文章が載っている。(写真右ページ上部)
 最近、これはというのが続いたのでご紹介します。


入試シーズンである。子どもが勉強に疑問を持ち始めたとき、僕はこんなふうに言った。
「人生には『進学』『就職』『結婚』という3つの大きな関門がある。人生の方向を決めるのが『就職』と『結婚』で、レベルを決定するのが『進学』だ。この最初の関門だけは、運ではなく努力次第で開く。今のこの努力は必ず報われる。だから今頑張れ」と。


子どもを幸せにするためには、親が幸せでなくてはならない。幸福感というものは、実は教育によって学びとられていく。親がイキイキと生活していれば、それを見て育つ子どもは人生に夢を持ち、前向きに努力し、自分も親のような幸せな暮らしをしたいと望むだろう。教育って、子どもの問題ではない。大人たちの生き方の問題なのだ。

 完全に同意できるものばかりではないが、そこは経験豊富な教師たるもの、十分共感できる内容ですね。
 ちなみに②は完全に同意というか、いつもそういう思いで全力を尽くしておりますよ。(笑)
 日本の親は、子どもの顔色を伺い、迎合しすぎだと思います。

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