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2010年7月

2010年7月31日 (土)

金魚すくい

神社のお祭りでなく、商業施設のイベントで金魚すくいをしていたので、子どもに交じって、久しぶりにすくってみた。
手作りのイベントなので、水槽がでかくて、深い。(写真なし)
イベント初日の早い時間であり、金魚の数は多いものの、すこぶる元気!

そんななか、三男坊の手をつかんで、技を披露!
最初は小手調べに小さい金魚をすくい、次に黒い出目金をすくう。三匹目をすくうとき、中央部分から紙が破れた。
(紙の破れにくい縁際ですくうのを忘れてました・・・)

次男坊は、自分ひとりで挑戦しましたが、狙いを定めすぎて、水の中で無駄な動きをしているうちに、紙が弱くなり、金魚に触れたときには、あっさりと破れました。

そんな彼が狙った金魚(白いからだに赤い班があり尾びれがとても長い、いずれ鯉になりそうなやつ)を網ですくって、この三匹を家に持ち帰りました。Imgp6311

さて、飼い始めるこれからが大変なんですがね、子どもたちよ!

追記:イベントのお兄ちゃんと話をしていると、金魚すくいはするけど、持ち帰りたくないというお客さんが多いそうだ。時代は変わったということか・・・

2010年7月30日 (金)

終電

今日も終電になった。

ひとえに仕事が終わらないからだ。

日常雑務により、進行管理すべき重要な業務がまったくできていない。

1日2日徹夜しても片付かないし、ダメージが残ってマイナスにしかならないから、結局のところ終電あたりで帰って次の日に頑張るしかない。

そんな終電が今日は比較的空いていて、しかもお酒臭くなかった。

まことに勝手ながら、自分が酒を飲んでいないときは、周りのお酒臭さが気になるところであり、特に終電ともなるとその率が高くなるのだが、今日はそういうこともなく、少し得した気分だ。
ホームの階段をカラフルな服装の男女がスーツケースを重そうに抱えて降りている。
南の島あたりの海外旅行帰りだろうか。なんだか今日は、うらやましさを抑えて、温かく見守れる。

さっきまでの雨も止み、湿っているが少し涼しい風に食欲が出てきた。

さあ、風呂入って、おかずつまみながら、ビール飲んで、寝られる。
そんな現在の至福の時間が近づいてきた。

2010年7月26日 (月)

成田空港にチーバくんボードが登場

成田空港にチーバくんボードが登場
成田空港にチーバくんボードが誕生したそうです。

除幕式にはチーバくんと成田市のマスコットキャラクターのうなり君も来てました。

うなり君の名前はうなぎと成田をもじり、身体はうなぎと旅客機が合体と微妙ながらとても爽やかで味のあるキャラクターです。

そんな彼でさえ、チーバくんの隣となると、その愛くるしさを際立たせられてしまうところですね。チーバくんは、かわいい!

2010年7月23日 (金)

初めての富士登山競走五合目完走しました。

この大会、実に稀有なレースである。
なぜかというと、スタート直後にはるか先のゴールが見えるのである。
(といっても15キロ、21キロ先なので、ゴールの実体は見えませんが・・・)

レースの名前からして、単純に富士山を登っていくわけなのだが、独立峰で裾野の長い火山だけに、麓でありスターと地点である富士吉田市街からまさに富士山に一直線に登っていくのだ。

本当に稀有壮大なレースであること実感。
これならば全国のランナーがはまるはずだ。

そうは言っても、市街地を抜け、富士浅間神社の脇道に入ると、樹林帯となり、日陰で実に走りやすくなるのだが、富士山は見えなくなる。
それがちょっと悲しかったです。

ともかく、無事完走し、2時間半を切りましたので、来年以降の山頂コースへの出走権を確保できたのが、嬉しいです。

ただ、制限時間内に山頂にたどり着くためには、五合目の到着時間をあと10分は短縮しないといけませんが・・・

2010年7月21日 (水)

【書評】死ぬときに後悔すること25 緩和医療医 大津秀一著

Shinutoki
サブタイトルが「1000人の死を見届けた終末期医療の専門医が書いた」ということで、ノンフィクション好きの私好みの本なのではないかと読んでみた。(半年以上前)

彼の挙げた後悔する25項目は次のとおり
1 健康を大切にしなかったこと
2 たばこを止めなかったこと
3 生前の意思を示さなかったこと
4 治療の意味を見失ってしまったこと
5 自分のやりたいことをやらなかったこと
6 夢をかなえられなかったこと
7 悪事に手を染めたこと
8 感情に振り回された一生を過ごしたこと
9 他人に優しくしなかったこと
10 自分が一番と信じて疑わなかったこと
11 遺産をどうするかを決めなかったこと
12 自分の葬儀を考えなかったこと
13 故郷に帰らなかったこと
14 美味しいものを食べておかなかったこと
15 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16 行きたい場所に旅行しなかったこと
17 会いたい人に会っておかなかったこと
18 記憶に残る恋愛をしなかったこと
19 結婚しなかったこと
20 子供を育てなかったこと
21 子供を結婚させなかったこと
22 自分の生きた証を残さなかったこと
23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24 神仏の教えを知らなかったこと
25 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

彼はなぜ後悔が生じるかについて、次のように述べている。

(前略)世の中では、死ぬ直前まで話ができたり、病室には患者と家族しかいなかったり、あるいは死のちょっと前まで動けたりとか、そういう夢物語のようなドラマがまだたくさん放映されているが(もっともそうもしないとドラマが成り立たなくなってしまうのだろうが)、あれは事実ではない。
つまり皆さんが亡くなる頃には、話はできず、意識もなく、動けない。
そればかりではなく、家族が遠くに追いやられ、管や機械や、医者や看護師に取り囲まれてしまうかもしれない。
そのような状況下で、あなたは自分の意思を示せるだろうか?
答えは明白である。
明確にノー、なのである。
要するに死期が迫ると、皆さんは「こうして欲しい」とか「ああして欲しい」とか考えるのが面倒になり、またそれを伝えることが様々な理由で困難になるのだ。自分の思いをなかなか伝えられなくなってしまう状態、まるで赤ちゃんの頃のようになってしまうのである。
(中略)
一方で終末期患者の場合は、時間と場所の感覚があいまいになったりすることもしばしばあるため、基本的な欲求が伝えられなくなってしまうことも少なくない。・・・

ようするに、『死期が迫ると、人はほとんど何もできなくなる』と言うことらしい。

なので、元気であるうちに、当たり前のことであるが、一日一日を後悔無いように、できるだけ一生懸命、やりたいこと、やれることを実現するよう過ごしていかないと、病気になって、何もできなくなることがわかってからでは、後悔するしかないということらしい。

美味いものは食べているが、高価なものはあまり食べていないってのは、後悔するのかしら?

それぐらいしか思いつかない私は、相当な幸せ者でしょうか・・・

2010年7月19日 (月)

【書評】川の上で ヘルマン・シュルツ作 渡辺広佐訳

【書評】川の上で  ヘルマン・シュルツ作  渡辺広佐訳

図書館で偶然見つけ、表紙に魅かれて借りた本です。

偶然が偶然を呼ぶ、とてもありがたい邂逅でした。神のお導きに感謝です。

あらすじ
 1930年代東アフリカ。川沿いの小さな村に赴任していた若いドイツ人宣教師フリートリヒは、妻を熱病で亡くした。一人娘のゲルトルートも同じ病で死に瀕している。一刻も早く川を下り、大きな町の病院に娘を連れて行かなくては・・・。
村人たちが用意してくれた小船に娘を乗せて、フリートリヒは川へ漕ぎ出した。
さまざまな危険に満ちた旅の途上で、フリートリヒは不思議なことに気づいた。立ち寄る沿岸の村の人々が、次々に娘を癒してくれているようだ・・・。フリートリヒは次第に、アフリカの人々に洗礼を施すことのみ考え、現地の知恵を軽んじてきた自分のあり方に、疑問を抱くようになる。やがて娘は徐々に回復し、川の上で、父娘は今まなかったほど心を開いて話しあい始めた。そしてついに町に着いた時に・・・?

異文化に対する尊重、家族への無償の愛、親子間の対話の重要性、自己に対する謙虚さ、相手に対する思いやりとそれを受け入れる度量などなど、とても濃密なお話がわずか140頁足らずに収められている。成功体験が導く自分自身の思い上がり、傲慢さを久しぶりに自己評価できるような、すばらしい小説であり、まさに寓話そのもののお話だった。ちなみに、このような主人公の人格形成や発展を描くことを主題とするものをドイツ教養小説と言うらしい。

理屈でなく、人生や家族において大事なことはなにか、それを分からせてくれる、人生のバイブルと呼ぶにふさわしい名著であると思いました。今度自宅保存用に購入しないと。

2010年7月16日 (金)

稲毛浅間神社大祭にて

稲毛浅間神社大祭にて

15日の大祭に、チーバくんが来てました(ただし巨大ぬいぐるみ)。
チーバくんの前においてあるのは、彼の絵が入っているポケットティシュとシールで、配られていましたよ。

稲毛浅間神社大祭にて

さて、大祭の屋台で佐世保バーガーなるものがあったので食しました。上の写真です。
巨大なパンに、肉厚なハンバーグが二つ、大きな目玉焼きも入っていて満腹になりました。
(あまりの厚みに、とても食べづらかったです。)

2010年7月13日 (火)

ランニング やる気が出ない

7月も13日も経とうかというのに、今月はまだ13キロしか走っていない。仕事などで忙しいせいにしているのだが、富士登山競走まで残り10日。もはやトレーニング期間は事実上残されていない。(つまり調整期間に突入しているのだ。)

この3年間のトレーニングの貯金でどこまで走れるかという実験と思うしかない・・・。

というような、とても大事な問題よりも、今日のタイトル「ランニング やる気が出ない」にしたのは実はまったく別の理由からだ。

実はこのタイトルで検索すると、なんとわがブログがグーグルで10位で表示されるのだ。

「ランニング」だけならたぶん、数百番目とか数千番目なのだろうが、それに一言、別のキーワードが足されると、とたんに順位が上がるのだから面白い。

さて、検索キーワードそのもののこの記事、この検索キーワードでは、何番目に表示されるのだろうか?

追記:5分経って、確認したら、一位でした。
    それにしても5分以内で、更新を確認しているグーグルって、一体、どうやっているのかしら?
    それに10位の記事はグーグルに表示されなくなったし・・・

2010年7月12日 (月)

ワールドカップ スペイン初優勝!

無敵艦隊、とうとうワールドカップ制覇!

スペインは強かった。

この戦術、プレースタイルでの完成形でなかろうか・・・。

スペイン ラスト4分前にとうとうゴール!

スペイン、イニエスタがとうとうゴール。

優勝に近づく先制

オランダ 警告退場でピンチ!

10人となったオランダ、スペインの猛攻から守りきれるか。

ワールドカップ決勝 0対0のまま延長後半に突入

スペインは最終兵器のフェルナンド・トーレスを投入。

ワールドカップ決勝 延長戦に突入

オランダ対スペインの決勝は延長戦に突入 見ごたえ十分。 決定的なチャンスを2度キーパーに好セーブされたオランダにやや疲れが大きく見える気がする。 さあ、どうなることか?

ワールドカップ決勝 オランダ対スペイン キックオフ

とうとうワールドカップの決勝が始まりました。
開始15分が終了、両チーム無得点。

なれど、内容は圧倒的にスペインがらしさ全開。
自在なパス回しで多彩な攻撃の連続。

オランダはまさに耐える展開。

2010年7月11日 (日)

ドイツ3対2でウルグアイに勝利し、3位

さすが、ドイツ対ウルグアイ、そして3位決定戦!

後半も15分経過で、それぞれ1点ずつ追加の2対2。

ウルグアイはエースのフォルランのゴールで彼も今大会通算5得点のはず。得点王候補の名乗りを上げた。

映像が観られないのって、つまらないね。

追記:結局3対2でドイツ勝利!点の入る面白い試合だったと思われますが、観戦できなくて残念です。

ワールドカップ3位決定戦 ドイツ対ウルグアイ前半終了1対1

1対1で前半終了(テレビ中継がないのでネットで確認。)

ドイツは19分にミュラーが先制し、ウルグアイは28分にカバーニがゴールらしい。

ドイツの新鋭ミュラーは今大会5得点目ののはず。スペインのビジャに並び得点王候補に!

あー、ネットでの文字情報でなく映像観たいな・・・

ワールドカップ3位決定戦 ドイツ対ウルグアイ

3時半開始ということで、早く寝て、起きたところ。

当然テレビで中継があると思ってテレビをつけたのですが、どこにもない・・・(有料テレビを除く)

ショックです・・・

3位決定戦は、価値に拘らず、真の実力勝負になることが多く、面白い試合が多いらしいので、楽しみにしていたのだが・・・(特に得点王を輩出することが多いらしい)

2010年7月10日 (土)

【書評】ワールドカップの世界史 千田善著

Cup 
ワールドカップ南アフリカ大会もいよいよあと2戦。今日の3位決定戦と明日の決勝戦のみだ。
日本代表の出場は、4大会連続なのですが、はて?ワールドカップは何回目なんだろう?
これまでワールドカップって、どんな歴史を歩んできたんだろうか?

そんなことを開幕直後に考えていたら、図書館の書棚で見つけた本です。

歴史好きな私にとって、文句なしに面白い本です。
特に自分に、国際社会や政治の観点から見たワールドカップの立ち位置を評するところがとても面白いです。
巻末の作者の略歴を見て、納得。著者はジャーナリスト出身で現在は国際政治を専門とする大学講師なんですから。

まず、南アフリカ大会ですが、19回めの大会です。
第1回は、1930年にウルグアイで開催されました。優勝はウルグアイ。
これまでの優勝国は7カ国で次のとおり。
ブラジル5回、イタリア4回、ドイツ3回(西ドイツを含む)、ウルグアイ2回、アルゼンチン2回、イングランド1回、フランう1回。
南米9回、ヨーロッパ9回。
ホームチームが有利というサッカーらしく、6回が開催国の優勝だ。開催国の隣国も含めるとなんと、11回もだ。

今回、審判の誤審がゲームを左右し、大きな問題となっているが、過去の歴史を紐解くと、疑惑の審判だらけの様相だ。
不可解な審判や密約がまかりとおっていたのも過去の大会のようだ。
さらに審判の不可解さを超越したとんでもない事例もある。
例えば第11回のアルゼンチン大会。とてもつもなく大いなる疑惑があるらしい。

地元アルゼンチンは、決勝進出に最終戦で4点差以上での勝利が必要だった。4点差とはサッカーではかなり困難なスコアであるはずだが、アルゼンチンは対戦したチリに6点差で勝利したらしい。
どうやら国家間の八百長だったようだ。
アルゼンチンは、隣国のチリに3万5千トンの穀物無償供与と150億円の資金援助でこの勝利を得たと言われている。

どちらも軍事政権であり、政権維持をかけた両国の思惑から実現できた話のようだ。

日本人の感覚では信じられないような話だ。

これまで、私が知っていたのは、アルゼンチンにはケンペスというスーパースター(大会の得点王でもある。)が大活躍で優勝したと思っていた。

と言うわけで、紆余曲折の歴史の中から、現在のワールドカップが成り立っていると言うところがわかる本でした。

ご興味のある方は、どうぞご一読を。

【書評】フリーター、家を買う。 有川浩(ありかわひろ)著

Furita
まず、経済的に恵まれているとは思えないフリーターさんが、家を買うって、どういう展開?と思わせるタイトルが秀逸だ。

実際のところ、主人公である元フリーターが、家を買うという展開なのであるが、この小説の中で、それはひとつのエピソードに過ぎない。
ストーリーの軸は、家族の中で独りがんばってきた要の母親が精神を病んだことで、崩壊しはじめた家族が、その後の個々のがんばりで、徐々に再生していくお話だ。

複雑な現代社会の不条理さを背景に話は進むのだが、その背景部分については、ディテールに拘りながら、非常に分かりやすく描写して、なるほど、そういうからくりなんだと、ある意味心地よく頭の中に入っていく。

ご都合主義的な展開を感じさせずに付いて行けるととも、登場人物はどこにでもいるようなキャラクターでありながら、愛すべき存在として感情移入ができ、全体として、まさに読みあきさせないお話に仕上がっている。

フリーター諸子はもちろんのこと、生きる目標を見失いがちな現代に生きる社会人、家庭人、みなにきちんと感銘を与えてくれる小説だと思う。

なんて、堅い感想を書いてしまいましたが、われわれの生活に密着した深いテーマながら、とても読みやすいお話です。ぜひ、ご一読を!

追記(2010/08/18)
 テレビドラマ化されるらしい。
10月スタートの連続ドラマ「フリーター、家を買う」(フジテレビ・火曜21・00)
主演は二宮和也(嵐・27)でヒロインは香里奈(26)さんらしい。
香里奈さんは、恋人役かなあ・・・。原作どおりだと、出番は終盤になるけど、脚本で早めに出てくるのかな?

2010年7月 9日 (金)

もうじき第63回富士登山競走が行われます。

本日帰宅すると、第63回富士登山競走ナンバーカード引換券が届けられていた。

封筒を見た瞬間、「あー、走ってねえな、どうしよう・・・」

最近の練習不足を嘆いてしまった。

さすがに63回もやっているだけあって、注意事項が詳細かつ分かりやすい。

今、気になるのは、レースの装備と5合目に事前搬送するもののことだ。
何せ、私にとっては初めての参加ゆえに、そのあたりのノウハウがない。

トレイルランのザックを背負って走るのは、いかがな感じだし、かといって、手ぶらでは、着替えはもちろんのこと、車の鍵や財布などの貴重品の扱いが難しくなる。

この辺りはちょっと、先人のお知恵を拝借いたいところですね。

2010年7月 8日 (木)

ワールドカップ ドイツは敗れ、スペインが決勝に

ドイツはスペインに準決勝で0対1で敗れ、8回目の決勝には進むことが出来ませんでした。

残念ですが、スペイン戦の出来では仕方ないでしょう。

結局、後半もエンジンがかからず終い。最後は、追いつくための苦し紛れのロングボール多用しかなく、ドイツらしいと言えばそうなんですが、かっこ悪い敗北でした。

ミュラーの欠場が響いたのか、単に調子が悪くなったのかエジルもクローゼも、これまでのようならしい働き出来ず、勝機が見えませんでしたね。

スペインは今大会初めて見たので前との比較は出来ませんが、パスも回っていましたし、裏を突くような飛び出しも何度か有り、それなりの動きに見えました。

イエニスタって選手が、ほんと日本人(しかも関西人)にしか見えず、実に好感が持てました。

さて、いよいよ決勝は11日、オランダ対スペイン。楽しみですね。

ワールドカップ 準決勝 ドイツ対スペイン 前半0対0で終了

楽しみにしていた一戦。大好きなドイツは、決勝トーナメントで、イングランド、アルゼンチンと優勝候補の強豪としか対戦していないが、すべて自力で上回って圧勝してきた。
そして、今回、世界ランク2位のスペインと対戦。
2年前のヨーロッパ選手権では決勝で敗れている相手だ。

実は、私、これまでスペインのカードをテレビ観戦しておりません。
新聞やネットでのニュースで、どうも調子が今ひとつらしいとは知っていたが、初めてじっくり観ました。

で、前半の感じですが、スペインは華麗なパスサッカーを展開し、これまでドイツが見せていた圧倒的な躍動と破壊力を押さえ込んでいるます。
このスペインは身長170ちょっとの選手が多く、華麗なパス回しのチームで、見ていて楽しくもあり、日本の戦術に似ており(技術やセンスは違いますが)、と非常に親しみの持てるチームカラーだ。

一方、ドイツは、エンジンがかかっていないと言うか抑えたような立ち上がりで、中盤はスペインに自由にやらせている感じ。最後のディフェンスラインは堅く、それほど危ないシーンもなく、勝負は後半として、力をセーブしているのではないのでないかという感じ。
特にここまで大活躍の司令塔エジルの動きがパッとしていない、あと警告累積で4得点のミュラーが出場停止で、攻撃の多彩さも失われている気もする。

ともかく、0対0であり、後半が楽しみだ。

2010年7月 7日 (水)

ワールドカップ オランダ決勝進出

後半ロスタイムで、ウルグアイが執念のゴールで1点差となり、最後の1分間の攻防は、息が詰まる攻防で、見ごたえがありました。

テレビのアナウンサーが、「ブブゼラの音が鳴り止んだ」と評していたが、まさにそのとおりでしたね。

結局、3対2でオランダ勝利。オランダは32年ぶり、3度目の決勝進出で、彼岸の初優勝を目指します。

いやあ、それにしてもウルグアイはがんばった!

ワールドカップ 準決勝 オランダ対ウルグアイ 3対1に

オランダが後半中盤で2点を追加。

ウルグアイには厳しい展開に・・・。

ワールドカップ 準決勝 オランダ対ウルグアイ 1対1で前半終了

とても、寝苦しい熱帯夜ですが、ワールドカップ準決勝をテレビ観戦中。

オランダは、今大会の一次リーグで日本と対戦しており、思い入れのあるチーム。

ウルグアイは、今大会、何度かテレビ観戦し、堅い守りに強力なツートップ(フォルラン、スアレス)なやや地味なチームで、なんだか日本代表にも似たチームの雰囲気で好きである。
(印象的だったのは、準々決勝の延長後半最終盤でのガーナのゴールをハンドで防いだシーン。エースストライカーのスアレスは、これで一発レッドカード退場で、この準決勝での出場もできないのだが、これでPKに持ち込み、勝ってきたのだから、母国ウルグアイでは、まさにヒーロー状態であると思われる。もう一度彼を見てみたいな。)

弱いもの贔屓な私としては、優勝候補でないウルグアイを少し贔屓してみている感じ。

さてこのウルグアイですが、ワールドカップでは活躍著しい伝統国だ。

なにせ、優勝2回だ。第1回大会と第4回大会と古い時代であるが、その当時のオリンピックでも連覇しており、確かに強い時代があったようだ。

なにより、人口300万足らずなのであるから、とにかく驚きだ。

さて、この試合、互いにらしさを発揮しつつ、双方とも堅い守備で引き締まった試合展開。

いずれもミドルシュートの得点であった。前半終盤はウルグアイペースに見えたが、後半はどうなるか・・・

2010年7月 5日 (月)

英国外交は恐ろしい・・・

冷徹な英国の外交判断 欧州安定視野に追認 2010/7/5 中國新聞

 【ロンドン共同=小熊宏尚】英国が北方領土問題で日本の主張に距離を置いたのは、1945年に始まったソ連の実効支配を追認、固定化した方が、結果的に欧州の安定にもつながるとの冷徹な外交判断があったとの見方が出ている。

 日本の千島列島の主権放棄を定めた51年のサンフランシスコ講和条約を米国と共同起草した英国は、第2次大戦終了直後から、北方四島の法的地位を分析してきた。

 英外務省が72年、過去の経緯をまとめた極秘文書「日ソ“北方領土”問題背景情報」によると、英国はソ連が北方四島を一定期間、実効支配したことを理由に国際法上「ソ連は恐らく主権を獲得した」と判断。条約起草時には、書き方によっては日本の領土返還要求の根拠となり得るため、日本が放棄する千島列島の範囲の記載に反対した。

 英米の外交文書などを基に北方領土問題を分析した早稲田大大学院の田中孝彦(たなかたかひこ)教授は自著で、英国には当時、この問題が日本に軍を駐留させる米国とソ連の「武力紛争に発展すれば、余波はヨーロッパに波及するであろうとの懸念が存在」したと指摘。ソ連支配の追認で、極東と世界を安定させる狙いがあったとみる。

 一方、異なる見方もある。丹波実(たんばみのる)・元ロシア大使は、在京英代表部が本国へ51年に送った「日本が放棄する千島列島の範囲をあいまいにしておけば、この範囲をめぐって日本とソ連は永遠に争うことになり、西側連合国に利益となるであろう」との趣旨の極秘電報を著書で紹介。「英国外交は恐ろしい」と感想を述べている。

2010年7月 4日 (日)

ワールドカップ ドイツ4対0でアルゼンチンに圧勝!

後半の前半、アルゼンチンの猛攻を耐えたドイツが後半の後半に疲れの見えたアルゼンチンにカウンターで3点追加し、まさに圧勝の形で、ベスト4に進出。
ドイツ強いです。嬉しいです。

まだベスト4が出揃っていませんが、ドイツが優勝の最有力候補でしょう。
もはや慢心だけが敵といって良いでしょう。

とにかく、でかくて早くてうまくて、運動量が抜群。

クローゼがワールドカップ通算14得点と歴代2位に。その記録も含めて、ドイツファンの私としては、興味が尽きませんね。

ワールドカップ ドイツ追加点

後半20分過ぎ、ドイツがクローゼで追加点!
2対0とかなり有利な展開に。

クローゼはワールドカップ通算13得点。歴代3位タイです。
(ちなみに1位は、15得点のブラジルのロナウドです。)

それにしてもこのドイツとアルゼンチンの運動量のすさまじいこと。

なんて、書いていたら、ドイツ3点目。
これは決定的。

もはや「ドイツ隙なし」と言っていいかも

2010年7月 3日 (土)

ワールドカップ ドイツ対アルゼンチン(準々決勝)

今大会屈指の好カードを観戦中。
ドイツが開始早々のセットプレーで得点。

ドイツ強い!嬉しい!

フィジカルの強さ(質実剛健)に加えて、早くて華麗。

当初優勝候補筆頭としたのはアルゼンチンでしたが、ドイツ好きなもので、お許しを。

2010年7月 1日 (木)

【映画】カティンの森

スタッフ・キャスト
[監督][脚本]アンジェイ・ワイダ
[製作]ミハウ・クフィェチンスキ
[原作]アンジェイ・ムラルチク
[脚本]ヴワディスワフ・パシコフスキ/プシェムィスワフ・ノヴァコフスキ
[撮影]パヴェル・エデルマン
[音楽]クシシュトフ・ペンデレツキ
[美術]マグダレーナ・ディポント
[出演]マヤ・オスタシェフスカ/アルトゥル・ジミイェフスキ/ヴィクトリャ・ゴンシェフスカ/マヤ・コモロフスカ/ヴワディスワフ・コヴァルスキ/アンジェイ・ヒラ/ダヌタ・ステンカ/ヤン・エングレルト/アグニェシュカ・グリンスカ/マグダレナ・チェレツカ/パヴェウ・マワシンスキ/アグニェシュカ・カヴョルスカ/アントニ・パヴリツキ/アンナ・ラドヴァン/クリスティナ・ザフファトヴィチ
上映時間122分 
公開日2009年12月5日(土)公開

カティンの森で起きた虐殺事件という歴史を軸に、強国のはざ間で苦渋の道を歩まざるを得なかったポーランドを描いた作品です。

第二次世界大戦後、日本は敗戦し戦争責任を問われながらも、資本主義国であるアメリカに占領され、その後の経済的な繁栄を享受したのに比べ、ポーランドは戦勝国側でありながら、東西冷戦の中、自由民主な国家体制を完全に潰され、共産主義側に取り込まれざるを得なかったという、われわれ日本人には、実感として認識不可能な歴史の状況を、ポーランド映画界の巨匠たるワイダ監督が描ききった渾身の作品。
十分にその不条理な歴史に翻弄されるポーランドの苦渋が伝わってきます。

ラストシーンで無常に続く銃声。まさに凍りつきます。

エンドタイトルは、無音。浸りたくもない余韻に、浸らざるをない恐ろしいまで見事な演出でした。

まったく救いのないストーリー展開なのですが、この映画が存在するということが、希望のある未来(特にポーランド人にとって)を暗示しているんだよというメッセージが託されているような気がします。それってどう評価すればよいのだろうか・・・。

「これは映画の中のお話なんだよ」で、済ませてくれない久しぶりの映画でした。

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