ブリティッシュパブ
先日、残業しているといつのまにか残り二人となっていたが、私が先に仕事を上がって、帰宅ランして帰り始めた。
1キロくらい走ったところで、残してきた仕事のできる後輩との直前の会話を反芻していると、なんだか後輩は少し落ち込んでいるような気がしてきて、走るのをやめて、携帯から電話してみた。
「もし仕事上がるのなら、飲み行かないか?」
じきに上がると言うことなので、飲みに行くことになった。
こちらはランシャツ、ランパンだったので、コンビニでさっきまで身に着けていてザックに仕舞っていたサラリーマン風の衣装に着替えて、待ち合わせた。
最初、ワインバーを目指すもいっぱいだったので、後輩が一度行ってみたいというブリティッシュパブに行くことにした。
なんとか幸いに2席空いていた。
少し遅い時間だったこともあり、店内は酔っ払いの喧騒充満で、少し気おされた感じはしたが、高級感のある内装がブリティッシュパブの雰囲気十分なお店だった。
まさにサッカー何ぞ観ながら、飲んだら楽しそうだ。
もうじき始まるワールドカップの日本戦は、みんな狙うだろうから、日本以外の試合なら、座席に余裕もあって、楽しめるのではないだろうか?など、思ったりもした。
さて、本格的なブリティッシュパブらしく、カウンターに行ってのセルフオーダー、先払いだった。
そういえば、20代のころ、ニュージーランドで長期ホームステイした時に、ホストファーザーとその友達のおじさん3人、彼らとはほんとに親子ほど歳の離れていたのだが、そのおじさん達4人と行ったパブのことを思い出した。
ニュージーランドは、もともと英国の植民地であり、さらに英国以上に英国風と言われるお国柄で、パブもまさにブリティッシュパブだったんだなあと、今更ながら、実感した。
おじさん達となぜパブに行ったかというと、1泊2日でトレッキング(ニュージーランド風にはトランピングとも言う)に行った帰りの打ち上げだった。
白人は、遺伝的に、下戸がいないので、飲める人たちばかりで、4人のおじさんたちが代わる代わるカウンターで大ジョッキのビールを人数分買ってきた。私はゲストとされており、支払いの必要なローテーションには入っていなかったようだが、何事も経験なので、レクチャーしてもらって、カウンターで全員分のビールを買って、両手に5杯のジョッキを持って、自分達のテーブルに持ち帰った。
その時、彼らが笑顔と拍手で迎えてくれて、それがとても嬉しかったことを思い出した。こうして1順目のビールは、何とかがんばって飲んだが、お酒の弱い私は、2順目には、もう付き合えなくなっていた。結局、5人で2順した記憶があるのでおじさん達は10杯は飲んだ計算だ。
こっちは酒が弱いのに、いつも以上に飲みすぎて、酔いで頭が回らず、英語で考えるのも、途中からあきらめて、もっぱら雰囲気を味わっただけであったが、今となってはとても楽しい思い出だ。
それ以上に、その後、大酔っ払いのホストファーザーの車の運転で、100キロ以上先の自宅に帰宅したのは、今考えても、ぞっとする体験だ。
さすがにみんな10杯も飲むと、途中、何度も車を路肩に、といっても羊や牛の放牧されただだっぴろい牧場脇なのだが、停車し、5人の珍客を警戒している彼らの注視の中、全員で誰かのジョークに笑いながら放尿したのも、強烈な思い出だ。
そんな話もしつつ、初めてのブリティッシュパブで楽しく飲むことができました。
今回は、英国ビールであるエールを飲まなかったので、また行って試したいですね。
お店の情報
HUB 千葉富士見店 043-223-7782
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