折れそうな心
雨の気配はないものの今日はずいぶんと風がつよい。
雨の気配はないと言ったもののここ数日の底冷えとは違いかなり生暖かい風である。
そんな風の中、駅のホームで最終電車を待ちぼうけだ。
なぜなら強風でダイヤが大幅に乱れている。
憤怒でイライラが募っているなか、自力でどうしようもない事態でないだけに更に憤りが増している。
それは今日に限って走って帰られないからだ。
今日から日曜日の大会に向け、強制休養に入ったためで、電車を待つしかない。
ホームで生暖かい風を浴びているとなんだか心のざらざらを少し鞣してくれているようだ。
折れそうになった心を折れないようにしたい。
駅を降りて歩き始めると、荒れた心のような不安定な強風をしなやかに受け流す街路樹を見た。
私はにやりとしながら家路を急いで帰っている。
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