ペットである愛犬を寄生虫から守るために
以下、ココログコラムからの引用です。
愛犬を寄生虫から守るために
- 2010.04.23 15:00
ゴールデンウィークも目前に迫り、愛犬と一緒にどこかへ出かけようと計画されている方も多いのではないでしょうか。アウトドアが楽しくなるこれからの季節、忘れてはならないのがノミ・ダニ、そしてフィラリア対策です。気温も湿度も高くなってくると、屋外・屋内に関わらず様々な寄生虫が愛犬の健康を脅かし始めます。
言わずと知れた外部寄生虫のノミ・ダニは、吸血するだけでなく様々な疾患の原因にもなります。たとえばノミが寄生すると、ノミの唾液などにアレルギー反応を起こしてかゆみを感じるノミアレルギー性皮膚炎になることがあります。かゆみによるストレスを感じるだけでなく、掻きすぎで出来てしまった傷から細菌の二次感染がおこって皮膚が化膿してしまうこともあります。サナダムシは、ノミを媒介して犬にも人にも寄生します。ノミやダニはなるべく潰さないようにして取り除きましょうと聞いたことがあるかもしれませんが、それは、サナダムシなどの原虫や細菌などを持つノミやダニを潰してしまうと、他の犬や人などへのさらなる感染の危険性が高まってしまうからです。
ダニの代表と言えばマダニ。野山だけでなく、河川敷や道端の草むらなどにも潜むマダニは、多くの病気を媒介する恐れのある危険な寄生虫です。愛犬の血を吸って恐ろしく膨れ上がったその姿に、度肝を抜かれた方も多いことかと思います。ダニによって感染する恐れのある病気には、バベシア原虫が赤血球内に寄生して赤血球を破壊してしまうバベシア症や、ボレリアによる細菌感染症であるライム病などがあります。ライム病はズーノーシス(人畜共通感染症)のひとつでもあります。
そして、蚊が媒介する病気、フィラリア症。犬の心臓や肺の血管に寄生して成長し、宿主となった犬の生命をむしばんでいくとても恐ろしい病気です。しかし、仮に犬の体内にフィラリアの幼虫が侵入してしまっても、薬を定期的に投与することで幼虫を駆虫し、発症を未然に防ぐことができます。お住まいの地域によって気候や気温が違いますから、薬を投与する必要のある期間は多少異なりますが、通年で投薬していない場合には、血液検査などを含めて準備が必要な時期に入ってきました。また、犬によってはフィラリア症の予防薬のひとつとして流通しているイベルメクチンという薬に対して副作用を引き起こす場合があります。イベルメクチンについては、京子アルシャーさんの記事「MDR-1遺伝子というやつ」をご参照ください。
ジメジメするこれからの季節に急増するカタツムリやナメクジも、ノミ・ダニ、蚊と同様に寄生虫を媒介する生物です。カタツムリやナメクジには肺虫という寄生虫がいる場合があります。カタツムリやナメクジは犬が積極的に食べようとするものではありませんが、屋外に置いてある水飲みボールに偶然入っているなど何かの拍子に思いがけず口にしてしまうことがあるかもしれません。肺虫が犬に寄生すると、咳や気管支炎、嘔吐、下痢、衰弱、麻痺などを引き起こし、最悪の場合には死に至ることもあるそうです。
これからの季節に必要となってくる予防や対策は、慌てず早めに準備しておきたいものですよね。予防もさることながら、愛犬のちょっとした体調変化を見逃さないためにも、日々の健康チェックもお忘れなく。(satoko)
私はペット類を飼っておりませんので、ふだん関係の無い話ですし、私にはとても新鮮な情報でしたので載せました。(犬を飼っている方にとっては常識かもしれませんが・・・)
かくいう私も山で清水を飲むときに、いつもこうした寄生虫のことが頭に浮かびます。
(結構、飲んじゃいますが・・・)
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