トルコ紀行14:カッパドキア10(奇岩登頂失敗)
無謀にもカッパドキアの奇岩を縦断しようとした記録です。
完全な情報と準備の不足、さらに時間切れと散々な結果でした。
↑カッパドキアの奇岩の稜線が見えます。稜線上は、木も生え、なんだか歩けそうな予感です。
↑ズームするとこんな感じです。直線的には到底登れそうにありません。
↑右にパンすると、高低差が小さくなっています。この先あたりから挑戦することとします。
↑少し右手に進んで、左にパンすると、ウチヒサールが稜線上から頭を出しています。もう少し、右から登るべく、進みます。
↑谷の部分の畑です。その一角に動物の骨が集められています。なんで?ちょっと不吉じゃない?前途が不安です。
(背景を見ると、この谷を進んでいけば、稜線上に出られた可能性が大きいと思いますが、何せ情報と時間が不足して、その再選択はできませんでした。)
↑稜線の切れた麓にたどり着きました。ここから正面の稜線上を目指すこととします。少し右から巻いて、登ることになるでしょう。
↑少し進んで振り返ります。まだ登っていると言えない緩やかさです。
↑ここが第一関門(高さ7mくらいか)でした。一度目のアタックではクリアできず、別ルートを探しましたが、ないので、この写真を撮って、再度アッタクすることにしました。(たいした傾斜に見えないと思いますが、もろい溶岩で、しっかり掴めないので、難しいのです。)
↑第一関門をクリアし、後ろを振り返ります。横を見るとこんな感じと言っていた岩(写真左側)の先端と同レベルの高さまで登ってきました。
↑よさらにじ登って、壁に出くわしました。あと10mくらい登れば、念願の稜線に出られそうな感じです。
↑右手を見ます。ギョレメの町が見えますが、右手にトラバースして進めそうにありません。左手も無理でしたので、前の写真の壁をよじ登ります。
↑5mくらい登ると左手の景色も開けました。到底左手も進めそうなルートはない状況です。
↑少し体をひねって、ファインダーも見ないで、足元を写しますが、足元は写っていませんね。
↑その後、3mくらい進むも、とても崩れやすい山壁(だから洞窟が掘られているのですが・・・)の前に、身体を保持できず、まさに壁面を8mずり落ちることになりました。その直後は、心に余裕なく写真がありません。
ちなみに、手袋とズボンのひざは、ずれ落ちながら必死で保持していたので、白い砂だらけでした。
↑稜線に登ることをあきらめ、先に進みつつ、降りて行きます。小さな穴が開いているのは、まさに鳩を飼っている洞窟でしょうか?
↑平らな農地に降りて、後ろを振り返ります。左側の斜面上部が、ずり落ちたところです。それ以外は到底登れるようなところはありません。(しかし、とても登れそうにないところにある穴はどうやって掘られたんでしょうかねえ・・・)
もう少し、ルートを確認しておく時間があればと悔やまれますが、怪我なく帰れたので、まあ良かったということで。
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