トルコ紀行03:エフェソス遺跡
小アジア最大の古代都市遺跡群。
ギリシア時代には小アジアの最大の都市国家として君臨した。
当時の繁栄ぶりを伝える数々の遺跡として、野外劇場、図書館、アゴラ、浴場のほか、公衆トイレの跡なども見られる。
↑【ヴァリウスの浴場】南側入場口から入ってすぐに現れた遺跡。
↑【オデオン】音楽堂。1400人収容。これだけでも立派な劇場に思うが、野外劇場はこの15倍以上の収容が可能らしい。
↑【女神ニケのレリーフ】ニケはNIKEと書きます。スポーツメーカーのナイキですね。スウッシュ (Swoosh) はナイキのロゴマークであり、勝利の女神ニケの彫像の翼をモチーフにデザインしたとされている。とのこと。あるブログでは、ドレスのすそ、布のたなびいている部分と書いてある。確かにそっちの方が似ている。
↑【ヘラクレスの門】というらしい。レリーフが綺麗なので撮影しましたが、この巨大な遺跡の中では、実にこじんまりした門でした。しかも当日はこの辺りが大渋滞の状態でした。
↑【クレテス通り】この両側は商店が立ち並んでいたんでしょうな。
↑【クレテス通り】ズームアップしてみるとこんな感じです。この遺跡でかいです。
↑【ハドリアヌス神殿】綺麗なレリーフのある門のある神殿です。(後で知りましたが、レプリカでした。)
手前の女神像はティケ、後ろの像はメドゥーサとのこと。
【公衆トイレ】ちょっとお隣と近すぎるんではないでしょうか?まあ、当時の衣服はみんなスカート風だったので、脱ぐと言うより少しめくる感じだったので、まあ近くてもいいんでしょうが・・・
↑公衆トイレ近くで日向ぼっこしている猫ちゃんです。トルコは犬や猫が多かったですね。
↑【図書館】当時の図書館て、圧倒的な知の集積場所だったんでしょうな。
↑【図書館】後で近くによるかと思い、一番近づいた写真がここまででした。ちょっと後悔
↑【娼館への案内石板】足跡は方向示し、その左上のハートは、娼館を表していたとのこと。右下の四角の中に、キャッチコピーがあったのではないかとも。
↑【円形劇場】中央奥から。右手から奥に進む道が港に続く道です。
↑【港通り】もうすっかり海の面影はありませんが、当時は通りの先が港だったそうです。海が遠くなって、この街は徐々に寂れたそうです。
とにかくスケールの大きな遺跡でした。初めて観るローマ時代の都市遺跡で、感動しました。ガイドさんの説明も丁寧で分かりやすくしかも学術的で面白かったです。
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