旧友との久しぶりの邂逅で感じたこと
今日は思い出や記憶の不思議さを感じる1日であった。
急に35年来の幼なじみのアパートに10年ぶりくらいに行くことになり、久しぶりに西武池袋線に乗ることになったのですが、列車に乗り込む際にこれから向かう駅を路線図で確かめたとき、目的の駅ではない少し先の駅名が目に入ったその瞬間、まったく予想外の甘く切ない思い出が蘇ってきたのです。
もう何年も思い出すこともなかった遥か昔の思い出に、まさにふいに出会えて、それだけで、今日の意味があったと思えるくらい嬉しかったですね。
もう一つは、薫りというものが自分の記憶にどのような影響、つまり鮮明かつ正確な記憶としてきちんと存在しているかを体感したことです。
それは、今日久しぶりに懐かしい友の固有の薫り、たぶんその大部分は体臭なんでしょうが、それを嗅いだとき、あーっと声が出そうになるほど、忘れていたはずの記憶の断片が揺るぎないほどの鮮明さで瞬時に蘇ってきたことです。
実はその直前に彼のアパートに密かに自力でたどり着いてやろうとしていたのですが、覚えていそうな道順の記憶は完全に喪失していたと認めざるを得なかっただけに、薫りについての記憶の確かさが嬉しかったのかも知れません。
そういう訳で今日という日は旧友との邂逅に加え、それらの事柄がとても印象的に実感することができた1日でした。
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