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2009年9月22日 (火)

水晶岳(黒岳)【日本百名山52】

2,986m 富山県

北アルプス中央部の最深部にあり、鷲羽岳とともに裏銀座コース中一番の人気を誇る。別名黒岳。周囲の山々と比べて岩質が黒い。(日本百名山地図帳からの引用)

鷲羽岳⇒ワリモ岳⇒水晶岳⇒岩苔乗越⇒黒部源流標⇒三俣山荘【11k】 3:52(▽1:23)

2009/09/19   2009/09/20
05:45 新穂高駐車場 16:38
06:34 わさび平小屋 16:10
07:18 秩父沢出合- 15:42
08:03 シシウドガ原 15:17
08:33 鏡平山荘-- 14:55
09:57 双六小屋-- 13:44
11:41 三俣山荘着
12:15 三俣山荘発
13:10 鷲羽岳2,924m

13:20 鷲羽岳発
13:50 ワリモ北分岐
14:19 水晶小屋
14:53 水晶岳(黒岳)
15:05 水晶岳発
15:31 水晶小屋
15:57 ワリモ北分岐
16:03 岩苔乗越
16:46 黒部源流標
17:24 三俣山荘

休憩   56

2009/09/20
05:48 三俣山荘
06:32 黒部乗越
07:15 黒部五郎小舎
08:48 太郎山分岐
09:00 黒部五郎岳2,837m
09:20 黒部五郎岳発
10:20 黒部五郎小舎
10:41 黒部五郎小舎発
11:36 黒部乗越
12:05 三俣蓮華岳2,841m
12:10 三俣蓮華岳発
13:03 双六岳2,860m
13:10 双六岳発
13:44 双六小屋
14:35 弓折岳分岐
14:55 鏡平山荘
15:17 シシウドガ原
15:42 秩父沢出合
16:10 わさび平小屋
16:38 新穂高駐車場

休憩   12

所感:新穂高温泉からの初日2座目。後半(水晶岳から三俣山荘)はバテバテになりました。15時登頂なので、夜間下山を敢行すれば、日帰り可能なれど、かなりきつい山行となりそうです。

Imgp1086

↑これから目指す水晶岳(左)と右側の稜線が裏銀座で右端の白い山塊が野口五郎岳と思われます。

Imgp1087

↑水晶岳手前のワリモ岳への稜線です。いったんずいぶん下ります。

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↑振り返って鷲羽岳です。

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↑左のとんがりは槍ヶ岳。右のとんがりは笠ヶ岳。真ん中はさっき登った鷲羽岳。

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↑ワリモ岳(2,888m)頂上直下を通過です。

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↑次に目指す水晶岳です。5時山荘に戻るにはぎりぎりのペースです。

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↑少し左に転じると右に水晶岳、中央左に薬師岳。薬師岳近くに見えるんですけど、遠いんですよ。このときは、明日目指そうなどと無謀な考えを持っておりましたが・・・

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↑水晶小屋です。かなり小さめですね。標高2,900mです。高度的にちゃんと寝られるか不安ですが、一度は試したいですね。

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↑水晶小屋の屋根越しに遠くの山並みが・・・たぶん左から白馬岳、右手前が針ノ木岳、右奥が鹿島槍ヶ岳だと思います。

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↑水晶小屋から水晶岳への稜線です。

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↑雲ノ平(くものたいら)。標高2,500m以上の日本最高地にある溶岩台地。日本最後の秘境らしい。明日こそはと思っていましたが・・・

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↑水晶岳への最後の稜線です。結構な岩場に見えますね。

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↑山頂部のアップです。人影が見えます。あと一息だ!

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↑水晶岳山頂到着直後のスナップです。水晶小屋にザックを置いての軽装登山者が多いです。

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↑水晶岳山頂も北アルプス最深部の縦走路の一部なところがすごいですね。

Imgp1108

↑写真を撮っていただきました。充実感はたっぷりですが、実はかなり疲労困憊です。

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↑槍ヶ岳・穂高連峰方面です。

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↑そのアップです。手前は双六岳でしょうか。頭だけわずかに見える茶色の岩峰は硫黄尾根でしょうか。

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↑雲ノ平と明日登る予定の黒部五郎岳です。

Imgp1113

↑そのまま右に展開すると水晶岳からの稜線の延長の先に赤牛岳で遥か先に剱岳と立山。左端が薬師岳からの稜線。その稜線の低いところ(スゴ乗越あたりか)から今まさに雲が流れ込むところです。下界は雲ばかりなれど、ここはまさに雲上の天国で快晴です。

Imgp1114

↑剱岳・立山方面を望遠。右の湖は黒部ダム湖。右に見える山影は白馬岳か

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↑南を向いて左槍ヶ岳に右笠ヶ岳。真ん中は、鷲羽岳

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↑槍ヶ岳と北鎌尾根。ま、ここはとても素人の私には縦走できませんが・・・

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↑西にある薬師岳。真ん中の若者は、イヤフォンで何か聴きながらサンダルで元気に下っていたのが印象的でした。

Imgp1121

↑水晶岳東斜面の白い砂礫のきれいなカール。雪渓も残ってますね。

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↑雲海です。堤防となっている稜線の低いところから雲が侵入しようとしています。

Imgp1124

↑槍ヶ岳に雲が・・・三俣山荘あたりに雲が進出とは、いやな予感が・・・

Imgp1126

↑水晶小屋の直上にお地蔵さんが・・・。このちょっと前に、すれ違った登山者に「ずいぶんお疲れのようですね。」と言われてしまった。エネルギーが切れたように体に切れがなくなりました。

Imgp1129_2

↑ワリモ北分岐。右手の岩苔乗越に向かい黒部源流を探検してきます。

Imgp1132

↑岩苔乗越に到着。正面は薬師岳。左に折れて下ります。

Imgp1133

↑下り斜面の感じ。左の溝の部分が黒部川の源流です。

Imgp1134

↑振り返るとこんな感じ。左上が黒部川の最初の一滴の場所だったようです。(この後泊まった三俣山荘に書いてあった。)

Imgp1135

↑疲労困憊ながら、登山道から黒部源流に立ち寄る。一口飲もうと手酌をするとトビケラが入ってきてびっくり。まあ、きれいな水である証拠なので、もう一度手酌して飲んでみました。源流の味がしましたよ。(笑)

Imgp1137

↑左の赤い屋根の建物が今日泊まる三俣山荘。夕映えの槍ヶ岳を楽しみしていましたが、今まさにガスに覆われそうな感じ。なにより、この時点で、4時25分。5時からの夕食に遅刻必至です。

Imgp1139

↑紅葉というには早いですが、そこそこ色づいています。さすが2500mの高地です。

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↑鷲羽岳を見上げます。ずいぶん下りてきました。

Imgp1141

↑最後の分岐です。雲ノ平ではなくて三俣山荘に向かいます。登り返しですが、あと15分で夕食ですが、地図上の標準タイム45分なので、間に合いそうにありません。

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↑やっと目指していた黒部川源流標です。源流はもっと上ですがね。

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↑5分登って振り返ると先ほど降りてきた谷が良く見えました。

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↑鷲羽岳です。この右端に目指す三俣山荘があるので、あと少しでしょうか。

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↑三俣蓮華岳キャンプ場に到着です。かなりガスってます。

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↑三俣山荘到着です。扉をくぐると山小屋のお兄さん(昼に出かけるときに行き先を伝えたお兄さん)に夕食すぐにお願いしますと声掛けられました。

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↑夕食はハンバーグでした。疲労困憊で頭が痛く食欲もない状態で、ひとりでおかわりして食ってました。

Imgp1150

↑ガスの切れ間からかすかに夕映えの槍ヶ岳が見えました。ラッキーです。

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↑そのうち夕食第二弾が始まりました。こんな風に見知らぬ人とでも一緒に準備して食べたかった。残念。

Imgp1156

↑夕食後、景色を堪能。鷲羽岳は良く見えました。

Imgp1155

↑槍ヶ岳方面はまったく見えません。楽しみがなくなったので、すぐ寝ることにしました。

Imgp1152

↑右端下段が寝床です。おとなりさんはもう寝ていました。頭を奥に寝ましたよ。おやすみなさい。(18:30)

教訓1:SDカードのメモリー容量(4GB)を増やすとデジカメの起動に時間がかかる。
     ⇒512MBのメモリーを有効利用する。
教訓2:北アルプスという魅力的な山域は百名山登頂のためには最後にとっておく。
     ⇒今後、北アルプス以外の山域制覇に力を注ぐ。

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