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あまり、重く暗い話は、ブログにふさわしくはないのですが、衝撃的なドキュメンタリーだったので、紹介させていただきます。
太平洋戦争の終盤、沖縄が戦場となり、多くの住民を巻き込んだ、壮絶な戦いとなりました。
本島だけでなく、周辺の島々もいくつかは戦場となりました。その一つの渡嘉敷島の話です。
米軍が上陸し、奥地に潜んだ住民たちが、米軍に捕まる前に集団自決したのです。兵隊さんは、拳銃であるとか手榴弾で自決したようですが、そうした武器を持たない住民は、自らの手で家族を殺したりして自決したのです。
その役目は、多くの場合、男性が担い、戦争に借り出されて父親がいない家族では、年長の十代の若者が担ったのです。そんな一組の兄弟は、教育のとおりに自分の家族を米軍から守るために殺し、自分たちは米軍に一矢報わんと米軍に近づく途中に捕虜となり、現在まで存命されていたのです。
その彼らの告白だったのですが、彼らも高齢となり、お兄さんは認知症で入院しておりました。そんなお兄さんが施設の中で迎えた3月28日。その日は、渡嘉敷島で集団自決のあった日で、今では慰霊の日になっているのです。
「今日は3月28日ですね。」と施設の自室でぼんやりと外を眺めるおじいさんに語りかけると、やや間をおいて、「慰霊の日ですね。」と答え、その後の語りは、認知症と思えぬほどしっかりしたものでした。
その一言一句は、とても重く、この人は、戦後、ずっと自らの小さき兄弟たちを手にかけたことを、自問自答し、生きてこられたんだと。何度も死にたいと思いつつ、生きて、その罪を背負い、そのことでその罪を償ってきたんだと。
多くの亡くなった人、さらに生きてこんな辛く厳しい人生を送るしかなくならせた戦争の悲劇をわれわれは決して忘れてはいけませんね。
幸せのセラピー
英題: MEET BILL
製作年: 2007年
製作国: アメリカ
日本公開: 2009年6月6日
上映時間: 1時間37分
スタッフ
監督・脚本: メリッサ・ウォラック
監督: バーニー・ゴールドマン
キャスト
アーロン・エッカート
ジェシカ・アルバ
エリザベス・バンクス
あらすじ
ストレス太りで自信喪失気味の中年男、ビル(アーロン・エッカート)。銀行頭取の娘で妻のジェス(エリザベス・バンクス)はいけ好かないテレビレポーターのチップと浮気中で、ビルは嫌々セレブ生活に甘んじながらもドーナツ・チェーン・ビジネスをひそかに画策している。ある日、若く美しいルーシー(ジェシカ・アルバ)に出会ったことから、妻ジェスを嫉妬(しっと)させる計画を実行することになり……。
感想
ある意味深刻な夫婦生活崩壊の危機ながら、コメディタッチのほのぼのした展開に、リラックスして、安心して見られる映画でした。
主人公の運命の出会いは、若く美しい美女(写真3)ではなく、ちょっと大人を小ばかにしている男子高校生(写真4左)でしたね。
個人的には、エリザベス・バンクス(写真2右)は、いい感じでした。ちょっと惚れました。
小さめのデジカメを2つ持っているのですが、1号機は、もう6年使用しており、前回の登山時に、すでに故障状態となっていたようで、写りが非常に悪い状態で、使い物にならない状態であることが判明しました。
2号機は、まだ元気なのですが、前々回の豪雨の登山で、うまく作動しない状態が露呈し、防水性の必要を感じました。
最近、防水デジカメを各社出しており、だいぶ値ごろ感が出てきたと思っていたところで、ヤマダ電機で、かなり安く出ていたのが、ペンタックスのOptio W60でした。
気に入ったのが、デザインと軽量性に加え、広角28mmに光学5倍ズームであったところ。また、本来はマイナス要因であるテブレ軽減機能(CCDシフト方式)がないことも、私には故障要因が減るという意味でプラス要因。
はやく、山行きて~
大峰山(八経ヶ岳) 【百名山91】 1915m 奈良県
紀伊半島の脊梁山脈全体をいう。最高峰は八経ヶ岳。近畿最高峰でもある。雄大な展望と神秘な雰囲気のただよう修験の道が魅力。(日本百名山地図帳から引用)
【ひと言】最高峰の八経ヶ岳ピストンにしたが、修験の道を縦走するのも楽しそうだ。
行者還トンネル西口⇔奥駈道出合⇔弥山(みせん)小屋⇔八経ヶ岳 3:10(▽2:35)関東千葉からの日帰り2座目
大台ケ原山登頂後、大台ケ原ドライブウエイから国道309号線で、行者還トンネルに向かう。
それにしても、狭小な山道だ。対向車が来ないことを祈りつつ、予想より早い7時25分にトンネル西口に到着。運よく登山口に近いところに駐車できた。
地図を見て行程を頭に叩き込みつつ、今日二つ目のコッペパンをほおばる。暑くなってきたし、少し行程も長いので、ペットボトル2本体制で臨む。
7時34分に出発!
苔むす森の感じがなんともいい感じだったが、すぐに急登が始まる。駐車場の感じから、出遅れ感を感じていたせいもあるが、先行く登山者を、少しずつパスしていく。黙々と登っていくと、修験道である奥駈道出合に到着。(8:07)
思ったより、時間がかかった。ここからは稜線上のアップダウンの少ない道のようで、気合が入る。気分よく走り、聖宝ノ宿跡を通過。(8:32)銅像は、開祖である役行者だろうか?写真を撮って、進むといよいよ二つ目の登りに入る。細かい九十九折の急登を過ぎると弥山(みせん)小屋に到着。(9:00)
非常に立派な小屋だった。ここまで来たらと、弥山(1895m)に先に進む。1分ほどで登頂?。社があった。八経ヶ岳が見えた。すぐそこだ。弥山(みせん)小屋に戻り、八経ヶ岳に向け出発(9:05)
苔むす森に柵がしてある。鹿を入れないようにしているようだ。固有種であるレンゲソウの自生地を守っているようだ。柵のゲートを2回抜け、鞍部に向け、下る。下るとすぐに上りになる。と、頂上(1915m)に到着。(9:21)とりあえず、山頂独占だ。晴れではないが、そこそこ見渡せる。先週の大雨に比べれば、見えるだけ幸せと感じた。エネルギー補給しつつ、山頂からの景色を眺めて堪能して、下山開始をする。(9:30)
弥山小屋に戻る。(9:44)このあとの帰路は、下り基調で、快調!あまり無理せず、余裕を持って、駆け下る。往路で抜かした登山者たちと何組も邂逅する。何人かに声をかけてもらう。聖宝ノ宿跡も快調に通過(10:02)
途中、修験者の格好をした人と出会う。話をするが、今日は弥山までらしい。ずいぶんゆっくりした行程のようだ。タバコをすっているところから、本物の修験者ではなさそうだ。
最後の激下りが始まり(10:24)、途中で、大きな犬と出会った。一瞬、クマと思い、かなりビビッた。また、最後の下りが記憶にないほどに急峻で、違う道に迷い込んだかと不安になり途中、登ってくる登山者に、確認してしまった。
その人に「(急峻と感じないほど)ずいぶん楽に登ったんでしょう。」と言われた。
一気に駆け下り、トンネル西口に到着(10:45)思ったより、帰りは早く下りられた。↑下山して大峰山を振り返る。八経ヶ岳は写っていないかも
↑大台ケ原から大峰山に向かう国道沿いの沢です。狭い狭い国道でした。
しかし、リコーデジカメの写りが異常に悪く、当ブログにあまり写真が載せられず、残念です。山頂でオリンパスで撮った写真を一応載せました。
大台ケ原山【百名山90】 1695m 三重県・奈良県
紀伊半島の脊梁のひとつ、台高山脈の主峰。いくつかの頭峰に囲まれた平頂の山で、大渓谷や原生林などの雄大な自然美を誇る。(日本百名山地図帳より引用)
【ひと言】紀伊半島の秘境というにふさわしい山奥にある山です。笹原が多いのが特徴ですが、印象に残ったのはよく整備された木道です。偉い人が来るから整備されたという噂もありますが・・・。
大台ケ原駐車場→日出ヶ岳→大蛇嵓→シオカラ沢→大台ケ原駐車場 1:50(▽1:55)関東千葉からの日帰り1座目
いつものようにETCで1000円とするべく、高速道路のSAで仮眠。奈良県に入るには、一度高速道路を降りなくてはいけないので、三重県の御在所SAで仮眠した。大台ケ原までは、120キロもあるがやむを得ないが仕方ない。
午前0時に目覚ましセットしたが、起きれず午前1時に起床!東名阪高速道路から名阪国道に入り、その後、まさに山道を進む。
大台ケ原ドライブウエイに入ると、離合も困難な細い山道に。途中鹿さんたちにも会えた。日も明け始めた。4時20分に大台ケ原駐車場に到着。広い駐車場だ。
4時35分出発!クマ除け鈴を持って来るのを忘れたが、クマはいないんじゃないかという甘い期待は、打ち砕かれた。ツキノワグマに関する注意書きがあった。ただ、これまでの注意書きとトーンがだいぶ違った。クマを驚かせないようにという感じで、襲われる前提の話でなかった。このあたりのクマはおとなしいのか?
明るい森を抜け、稜線に出ると、複数のカメラマンがいた。木段を上ると、日出ヶ岳だった。(4:54)見晴らしの良い場所で、10人程度の先客が居た。
雲の切れ目からの日の出を確認して、先を急ぐ。
整備された木段が続く。ちっとも疲れない。前方に鹿が。鹿が本当に多い。立ち枯れた木が稜線上に林立し、笹が覆っている。独特の景観だが、これは森林の衰退を表していると、説明されていた。
途中、神武天皇の銅像があった(5:30)。だから皇太子様も登ったのかなどと邪推したりしながら、下り基調で大蛇嵓に進む。
大蛇嵓は、やはり断崖絶壁の場所だった。(5:39)鉄柵があるが、慎重に身を乗り出す。高所が苦手な私は、まさに手に汗を握り、気分が悪くなる場所だった。滑りやすそうな岩であり、濡れていたら非常確実につるっといきそうな場所だった。帰りは、両手両足で這いつくばって戻りました。怖かった。
しかし、なかなかの絶景。山深さを感じつつ、海も見え、何より断崖絶壁な感じを全身で味わえます。
大蛇嵓からルートに戻ると、下りが始まった。急峻という注意喚起されていたが、普通の下りだ。下りきったところで、シオカラ谷の小さな吊り橋に到着。(6:00)ここから、上りに。思ったほどの距離なく、見所もなく、出発地点の駐車場に到着。(6:19)車はだいぶ増えていた。
なお、私のコースは、割と一般的な時計回りの周回コースであるが、最高峰にあっという間に登頂し、最後がきついのぼりという、何だか変なルートに感じた。
よって、逆となる半時計周りに進んだほうが、登山らしく感じると思いました。つまり、先にシオカラ沢まで下りて、その後、徐々に上っていき、後半に最高峰の日出ヶ岳を登頂する。この方がいいと思います。
追記:八甲田山での雨でリコーのデジカメがダメになっていたらしく、何枚も写真撮ったのですが、全滅してました。オリンパスで撮った鹿の写真2枚しか残っていませんでした。
【参考データ】
登山道 大台ケ原駐車場からの東大台周遊ルート 距離約7km 標高差約100m
タイム 標準3時間45分(かずさん1時間50分)
駐車場 200台くらい(無料、トイレあり)
山小屋 大台荘ほか多数
温泉 小処温泉(直線距離では5kmほどなれど、道路で行くのは大回りが必要)
かずさんの日本百名山登頂記録一覧表はこちらです。
今日は子どもとその友達の引率です
千葉ロッテに昨日の雪辱を期待です
追記:結果は23対2の史上まれに見る大差での勝利でした。6回裏の15点は、長かったですね。めったに見られないものを見られて、良しとしますかね。
追記の追記:1イニング15点は、プロ野球新記録だったそうです。価値ある試合観戦でした。後輩よチケットありがとう!
下品な写真ですがお許しください。思わず撮ってしまいました。
駅に着いたら急にお腹が痛くなり、何年かぶりに駅のトイレに駆け込んだら、これがあった次第です。
そしてこれはただの落書きにしては少し感心した点が3つありました。
まず、第一に日本語として正しいこと
第二に内容が正しいこと
最後に貼り紙の上に落書きしており撤去に配慮していること
落書きらしからぬ細やかさについブログに載せてしまいました。
1584m 青森県
いくつもの峰の集合体で、アオモリトドマツの樹林に湿原、沼、池塘が点在する別天地。旧陸軍青森連隊・遭難の地として有名。(日本百名山地図帳から引用)
【ひと言】山頂付近は暴風雨で、まさに、死の八甲田山と言いたくなるような悪天候の中での登山でした。
2009/06/06
04:24 酸ヶ湯温泉
05:17 ロープウェイ分岐
05:43 大岳ヒュッテ
06:06 八甲田大岳
06:08 下山開始
07:25 酸ヶ湯温泉
↑青森まで着ましたが、残念ながら大雨です。今後の回復を期待して、登山開始します。
↑道標のようです。
↑案内図です。
↑木階段で一気に上ります。
↑木階段で50mくらい登ると湿地帯になりました。下毛無岱というらしいです。
↑少し雨が弱まりました。水芭蕉がけなげです。
↑雨の中の水芭蕉です。
↑次の段の湿原に向けて、また木階段を登ります。
↑上毛無岱に着きました。雪の残る池塘です。完全に夜が明けているのですが、厚い雲に覆われ物寂しいです。
↑広い湿原です。天気がよければ、爽快な景色でしょうね。
↑八甲田ロープウェイへの分岐です。いよいよ大岳ヒュッテに向かう登りの開始です。
↑残雪が登山道に出てきました。
↑雪渓というか雪原です。道標である雪に差し込んである竹が異常に長いですね。
↑動物の落し物です。落とし主は誰なんでしょうかね?
↑大岳ヒュッテに到着です。立派な山小屋ですね。
↑山頂手前に大雪渓です。雨と霧であいまって、方向がよくわかりません。
↑山頂です。この手前、稜線に出るとものすごい暴風雨で、ふらつきながらの登頂でした。よって写真も撮ってません。
↑山頂のケルンです。土管は何であるんだろう?
↑お見苦しい写真ですいません。ずぶ濡れです。めがねは見えません。
↑誰もいない山頂から下山します。風が強くて寒さで凍えたので2分しか滞在していません。その山頂を振り返ります。道はなだらかですが、稜線上でものすごい暴風雨なんです。
↑ガスも濃くなって、大雪渓で完全に道に迷いました。あせらず慎重に試行錯誤を繰り返して何とか下山路を見つけました。
↑笹がずいぶん背が高いです。まだあまり人が通ってないんでしょうな。少し時期が早すぎましたかな?
↑大岳方向ですが、完全に雲の中で見えません。
↑麓側も完全に雲に覆われつつあります。
↑木道が水没してます。まあ、よくあることですが・・・
↑右上の黒いのは、レンズカバーです。雨で濡れてレンズカバーが完全にあがらなくなったようですね。
↑レンズも濡れて、写真がボケてます。
↑酸ヶ湯が見えてきました。あと少しです。
↑酸ヶ湯にあった湧水です。おいしかったですよ。
以上で八甲田山登山は終了です。暴風雨により、レインウエアの中までずぶ濡れ状態でした。それでも次の岩木山に向かいます。
【参考データ】
酸ヶ湯温泉口(毛無岱経由) 片道5km往復10km
駐車場 相当数(無料、トイレあり)
山小屋 大岳ヒュッテ(標高1450mくらい)
かずさんの日本百名山登頂記録一覧表はこちらです。
青森土産の一覧です。事前に調べたものは全部ゲットし、さらに買い込んでしまいました。
バナナ最中は芸術品ですね
いか墨カスターは奇抜さは秀逸です。
なかよしが無難に美味しかったです。ビールのつまみに最高です。
ラグノオの菓子はどれも素晴らしいですよ。店員さんも親切でしたし。
寒いです
15年前に彼女がまだ高校生のときに知り合って、とても志が高くて努力家で大学卒業して、某テレビ局に記者として頑張ってるらしい女性がおります。
まあ今では年賀状しかやりとりないんだけど、この間の年賀状でプロ野球パリーグ担当って書いてありましたが、先ほどテレビでレポートしてたそうです。
私は見損ないましたがちょっと嬉しいですね
それでは津軽SAからの遠隔報告でした。
明日は早いのでおやすみなさい。
近々青森県に行こうかと思ってます。土産買って来いとの家族の要望に応えて、とりあえず土産候補を選定してみました。
青森の土産候補
パティシエのりんごスティック
津軽名物 いもすけどん
気になるりんご
バナナ最中
いか墨カスター
なかよし
できるだけ買って来たいと思います。ETC休日割引で浮いた高速代で・・・
子供のころ、城博士と言われたこともあり、今でも、城跡の標識を見ると、すぐに立ち寄ってしまう自分でありますが、百名城なるものが存在していることを、先日、立ち寄った城跡で遅まきながら認識したしだいです。
財団法人日本城郭協会が選定したとのことです。HPはこちら
百名山に続き、百名城も行きたくなってしまいました・・・
この性分、なんとかして・・・(^_^;)
今日、昼休みに先輩から電話がかかってきた。
内容は「今朝、休んでランネットでハセツネ(第17回日本山岳耐久レース(24時間以内)~「長谷川恒男CUP」)のエントリーを試みたが、ずっとつながらなかった。だからエントリーできなかった。」との落胆の電話だった。
私は、このブログで書いたとおり、今回のハセツネは出場できないので、ある意味、傍観者であるが、しかし先輩は気の毒だ。
ランネットにアクセスすると、なんと2時間でエントリーが打ち切られていた。
うーん、人気出すぎだよなあ・・・。
何かいい方法ないでしょうかねえ。
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