天地人狂想曲(雲洞庵と坂戸城跡)
巻機山のある六日市町は、大河ドラマ「天地人」の主人公である直江兼続の生まれ故郷であるらしい。
町中のいたるところに生誕地を誇示するのぼりが立っていた。
巻機山下山後、ゆっくり名物のへぎそばを食べたいところでしたが、ここまで来たら、兼続と景勝が修行した「雲洞庵」と景勝の居城であった「坂戸城」を見物しないわけにはいかない。
ということで、まずは「雲洞庵」に向かう。
道中大型バスに何度も出会ったが、あとで考えると全て「雲洞庵」に団体で来ていたバスのようだった。大河ドラマの影響はすごいですね。(私もその一人ですが)
この寺は本当に、行き止まりに近い、山深い地でありながら、駐車場には何台も大型バスが停車していた。駐車場代を請求されないので安心していたら、拝観料は300円だった。
何だと思って、一度は帰りかけたが、ここまで来たらと拝観することにした。
雰囲気のある 立派なお寺
でいい修行ができそうな
感じ(写真2-5)でしたが、思ったほど大伽藍ではありませんでしたね。
またどうでもいいことですが、新潟アルビレックスの選手と思われる一団(写真6)がいましたね。
せっかくなのでお守りを私と妻の両親4人分、いただきました。しっかり「愛」の字が刺繍されてましたが、それ故に買ってしまうところが、我ながらミーハーですな。
入場時に20円出して、パンフレットを購入しましたが、お守り4つ購入すると、パンフレットいただきました。金額はともかく、かなり損した気分に・・・
ドラマでは、幼少で修行中の兼続がこの寺から脱走し、遠方の自分の屋敷に戻るシーンがとても印象的だったのですが、実際は4キロしか離れておらず、演出的に遠方と感じたのがなんだかなあ・・・って感じですが、それはテレビを見たこちらが勝手に想像したことなんでしょうな。いずれにせよ、近くてちょっと変な感じ。
坂戸城は、ドラマではあまり印象深くなかったせいか、観光客もまばら。この城は、景勝が謙信の養子になる前の居城で、わずかな石垣(写真9) やただの草っ原である家臣屋敷跡(写真11)
、ちっちゃな内堀(写真12)
、生誕石碑(写真13)
ぐらいしかなく、普通の観光客はがっかりでしょうな。案内図(写真14)
と説明板(写真15)
は写真のとおり
坂戸城の実城と呼ばれる山城部分は、この城跡の後ろにそびえる坂戸山の山頂(634m)にあるらしく、時間はあまりなかったので、すぐに駆け出して登り始めました。(写真17)
これが結構なのぼりで、すぐに走れなくなるとともに、途中で、3日前にクマの目撃情報があったとの注意看板(写真18) はあるし、標高差は400m以上あるしで、思わぬ大変な山登りになりました。
途中数人の下山者と逢い、巻機山ではなし得なかった登山中の人との邂逅が、とっても嬉しかったですね。
30分で山頂の実城(写真19) に到着。そこはとっても眺めの良いところで、しかも午前の雨から比べるとかなり晴れ渡ったおかげで、麓の六日市町(写真20)
はもちろんのこと、先ほど登った巻機山(写真21)
や八海山(写真22)
も遠方に見えました。
帰路は、トレーニングがてら爆走し、17分ほどで、下山しました。
後は、そばも食べず、土産も買わず、一路帰宅しましたです。
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山に登って、観光して、走って、大充実の一日ですね!かずさんの体力には感動してしまいます。私も鍛えたら元気になるかなぁ?笑
投稿: aquamouse | 2009年5月31日 (日) 21時19分
したいことすればいいんですよ!
私はゆっくりまったり旅行ができなくて、寂しい思いもしてますよ。
ちなみに調子に乗りすぎたようで、その後5日間、筋肉痛で動けませんでしたよ・・・。下り坂は、筋肉壊しますからね。
投稿: かずさん | 2009年5月31日 (日) 23時19分